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Yamareco

記録ID: 6309467
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

北丹沢・リニア車庫の山へ 茨菰山→ババ山→仙洞寺山林道

2023年12月27日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:02
距離
12.5km
登り
636m
下り
748m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:19
休憩
0:39
合計
4:58
8:00
8:03
7
鳥屋界隈と茨菰山を望む展望地
8:18
8:21
7
「ここは谷戸」道標付近
8:28
8:30
6
林道崩壊地&終点
8:36
8:41
17
茨菰山林道出合
8:58
9:00
16
9:16
9:24
14
茨菰山林道出合
9:38
9:38
21
9:59
9:59
10
鉄塔分岐
10:09
10:09
9
三角山手前で撤退
10:18
10:18
3
鉄塔分岐
10:21
10:27
15
10:42
10:43
23
11:06
11:09
7
境界見出標175 (壁坂終了地点)
11:16
11:20
4
仙洞寺山南面の林道出合
11:24
11:24
46
北西面の林道行き止まり
12:10
12:11
27
12:38
12:38
3
12:41
12:41
10
天候 くもり時々晴れ。
過去天気図(気象庁) 2023年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
START……JR横浜線・京王相模原線の橋本駅北口から、神奈中バス「橋07」鳥居原ふれあいの館行き (本数少なめ) で終点下車。(茨菰山・三角山・ババ山への最寄りは鳥屋郵便局前下車ですが、赤線つなぎの都合で鳥居原まで乗りました) 
GOAL……神奈中バス・三ヶ木バスターミナルから、橋本駅北口行き (日中15分間隔) 乗車。
コース状況/
危険箇所等
【今回のルートは道標がほとんどなく、鎖やロープがない壁のような道や、岩場のヤセ尾根もあるバリエーションルートです。慣れない方は安易に入らぬよう……というか、私も途中で撤退・エスケープしました。このため、注意喚起を兼ねて、カテゴリを「無雪ピークハント」としております】

★鳥屋の谷戸地区から茨菰山 (ほおづきやま) へ
鳥屋郵便局前の交差点から、青野原・道志方面へ抜ける県道を進み、JR東海管理地となった空き地の先に「ここは谷戸」という道標あり。ここで左折し、荒れた凸凹道に入ります。やがて急な登りに差し掛かると、「この先崩壊あり」として警告するJR東海の立て看板があり、ここから先は自己責任で。実際、林道の舗装の下が大きくえぐられた崩壊地があり、慎重に通過します。ここからは鉄塔の巡視路の激坂。林道に出る手前が辛いですが、林道出合周辺の眺めはなかなかのものです。ここから先は、さらに巡視路をたどり、やがて歩きやすい道を進むと登頂できます。

★茨菰山林道
歩くのに問題はないです。県道からの入口に頑丈なゲートがありますが、青野原寄りから出ることが出来ます。

★三角山・ババ山へ
茨菰山林道ゲートの反対側から進みます。途中T字路で左折。低い笹竹と広葉樹の森に出てくるとズルズル気味な急坂になりますが、簡易な階段が整えられた区間も多く、辛うじて普通に登れます。
鉄塔の分岐で左折すると三角山往復となりますが、痩せ気味な尾根の岩場が続きます。晩秋・初冬は油分を含んだ大量の落ち葉がその上に覆い被さり、コワイです。私はヘタレハイカーですので、余りの落ち葉の多さと滑りやすさに恐れをなして途中で撤退し、尻セードで引き返しましたが、山慣れた、アスレチック好きな方でしたら問題なく登頂できるでしょう。
鉄塔の分岐で右折するとすぐにババ山に登頂できます。神社があり、仙洞寺山へは参道の激階段を下りますが、丈夫な手すりと辛うじて踏みやすい石段が整備されているため、怖さは特に感じません。
石段を下り切ると、左は縦走路、右は里に下る道となりますが、ここまでで怖さを感じた方は迷わず下山することをお勧めします。

★山ノ神ノ頭 (小ピーク) から仙洞寺山林道へ
分岐から左に入ると途端に荒れた感じの道となりますが、山ノ神ノ頭は無難に登降できるでしょう。
問題は、むかし小さな峠 (火海峠) だった鞍部を過ぎて直登する区間……水平距離100mに対し垂直60mの登り=600パーミルの勾配、角度にして35度以上ですので、ほとんど壁です。しかも鎖やロープは一切なく、ズルズルと滑ります!! 木をつかみ、しがみつくことで、辛うじて登りました。一歩でも誤って転倒すれば、そのまま滑落死または大怪我の可能性も高いです!! 山慣れた方・アスレチック好きな方でなければ、絶対に入らないのが吉です。
「壁」が終わって林道に出るまでは、今までの過酷さは何だったのかと思うほどの楽な道です。
このあと、林道出合から仙洞寺山への登りは、等高線の間隔がさらに狭いことに恐怖を感じて、「自分には無理だ」と林道にエスケープしました。

★仙洞寺山林道
問題なく歩きやすいです。ところどころ好展望も楽しめます。季節を変えて歩くと良いかも。入口には頑丈なゲートがあり、普通の自家用車は入れません。
なお、地図に乗っている北西面の林道は、途中で途切れていて存在しません (汗
01. 夜明けの橋本駅北口から、山深く鳥居原へと分け入る「橋07」に乗ります。奥の「橋01」三ヶ木行き乗り場は長蛇の列ですが (汗)、こちらは余裕♪
2023年12月28日 16:10撮影 by  iPhone XR, Apple
8
12/28 16:10
01. 夜明けの橋本駅北口から、山深く鳥居原へと分け入る「橋07」に乗ります。奥の「橋01」三ヶ木行き乗り場は長蛇の列ですが (汗)、こちらは余裕♪
02. 鳥居原に到着し、神奈中の中では古参車となった2006年製エアロスターの御姿を激写♪
2023年12月28日 16:18撮影 by  iPhone XR, Apple
7
12/28 16:18
02. 鳥居原に到着し、神奈中の中では古参車となった2006年製エアロスターの御姿を激写♪
03. 鳥居原園地から宮ヶ瀬湖越しに鍋嵐と大山を望む。
2023年12月27日 07:49撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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12/27 7:49
03. 鳥居原園地から宮ヶ瀬湖越しに鍋嵐と大山を望む。
04. 虹の大橋と丹沢三峰方面を望む。天気がイマイチ……しかも全然雪がない! (汗
2023年12月27日 07:50撮影 by  Canon EOS R7, Canon
17
12/27 7:50
04. 虹の大橋と丹沢三峰方面を望む。天気がイマイチ……しかも全然雪がない! (汗
05. 住宅と畑が点在する中をトボトボ歩いたのち、鳥屋の中心部へと下る坂道に入ると、これから目指す茨菰山 (ほおづきやま) が真正面に見えます。その中腹、鳥屋学園 (小中学校) の奥が、リニア関東車両基地予定地となっており、数年後には景色が激変。
2023年12月27日 08:01撮影 by  Canon EOS R7, Canon
8
12/27 8:01
05. 住宅と畑が点在する中をトボトボ歩いたのち、鳥屋の中心部へと下る坂道に入ると、これから目指す茨菰山 (ほおづきやま) が真正面に見えます。その中腹、鳥屋学園 (小中学校) の奥が、リニア関東車両基地予定地となっており、数年後には景色が激変。
06. 三角山とババ山。
このあと、三角山への稜線で冷や汗をかきまくり……。
2023年12月27日 08:03撮影 by  Canon EOS R7, Canon
6
12/27 8:03
06. 三角山とババ山。
このあと、三角山への稜線で冷や汗をかきまくり……。
07. 仙洞寺山をズームアップ!
鳥屋界隈から見るとかなり尖った雰囲気ですが、『東丹沢登山詳細図』にも特に「危」マークはなく、普通にイケると思っていたのでした。この時点では……。
2023年12月27日 08:06撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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12/27 8:06
07. 仙洞寺山をズームアップ!
鳥屋界隈から見るとかなり尖った雰囲気ですが、『東丹沢登山詳細図』にも特に「危」マークはなく、普通にイケると思っていたのでした。この時点では……。
08. 鳥屋郵便局の交差点から青野原へ抜ける県道に入ると、「JR東海管理地」の札とともに柵で囲まれた車両基地用地が広がります。
2023年12月27日 08:15撮影 by  Canon EOS R7, Canon
6
12/27 8:15
08. 鳥屋郵便局の交差点から青野原へ抜ける県道に入ると、「JR東海管理地」の札とともに柵で囲まれた車両基地用地が広がります。
09. 今のところは、リニア車両基地になることは全く想像できない雰囲気です。
2023年12月27日 08:15撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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12/27 8:15
09. 今のところは、リニア車両基地になることは全く想像できない雰囲気です。
10. ちょっと標高を上げたところで振り返ると、谷を薄雲が流れていました。
2023年12月27日 08:20撮影 by  Canon EOS R7, Canon
19
12/27 8:20
10. ちょっと標高を上げたところで振り返ると、谷を薄雲が流れていました。
11. 「ここは谷戸」と書かれた道標の前で左折すると、こんな感じの道を進みます。こんな狭い谷にもかつて家が数軒立っていたとは。
2023年12月27日 08:22撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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12/27 8:22
11. 「ここは谷戸」と書かれた道標の前で左折すると、こんな感じの道を進みます。こんな狭い谷にもかつて家が数軒立っていたとは。
12. 勾配が若干きつくなるところに「この先崩壊危険」という表示があり、自己責任で進んで行くと、確かにこれは危険。辛うじて残っている舗装にもクラックが入っています。極力、崩壊の反対側を進みましょう。(通過後、来し方を振り返る)
ここを過ぎると、送電鉄塔巡視路の激坂となります。
2023年12月27日 08:29撮影 by  Canon EOS R7, Canon
9
12/27 8:29
12. 勾配が若干きつくなるところに「この先崩壊危険」という表示があり、自己責任で進んで行くと、確かにこれは危険。辛うじて残っている舗装にもクラックが入っています。極力、崩壊の反対側を進みましょう。(通過後、来し方を振り返る)
ここを過ぎると、送電鉄塔巡視路の激坂となります。
13. 巡視路の激坂はカヤトが広がっており、眼下にはリニア車両基地予定地が。
2023年12月27日 08:36撮影 by  Canon EOS R7, Canon
7
12/27 8:36
13. 巡視路の激坂はカヤトが広がっており、眼下にはリニア車両基地予定地が。
14. 仙洞寺山の尖ったピークが最高にカッコ良く見えます☆
2023年12月27日 08:42撮影 by  Canon EOS R7, Canon
18
12/27 8:42
14. 仙洞寺山の尖ったピークが最高にカッコ良く見えます☆
15. 茨菰山林道と巡視路の出合あたりは、今回歩いた中でも特選な展望地の一つです。
しかし見た目がかなり険しい……実際ヤバいのでは?という不安がよぎり、その通りになりました (爆)。
2023年12月27日 08:42撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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12/27 8:42
15. 茨菰山林道と巡視路の出合あたりは、今回歩いた中でも特選な展望地の一つです。
しかし見た目がかなり険しい……実際ヤバいのでは?という不安がよぎり、その通りになりました (爆)。
16. やがて茨菰山への最終的な登山道へと進むと、そこそこ明瞭で歩きやすい上り坂です。
2023年12月27日 08:55撮影 by  Canon EOS R7, Canon
6
12/27 8:55
16. やがて茨菰山への最終的な登山道へと進むと、そこそこ明瞭で歩きやすい上り坂です。
17. 茨菰山の山頂は眺望ゼロ。
少し南東側に、宮ヶ瀬湖がチラ見えする小ピーク (?) があります。
2023年12月27日 09:00撮影 by  Canon EOS R7, Canon
8
12/27 9:00
17. 茨菰山の山頂は眺望ゼロ。
少し南東側に、宮ヶ瀬湖がチラ見えする小ピーク (?) があります。
18. 茨菰山林道との出合に戻り、しばし休憩がてらリニア車両基地を眺めました。
2023年12月27日 09:18撮影 by  Canon EOS R7, Canon
6
12/27 9:18
18. 茨菰山林道との出合に戻り、しばし休憩がてらリニア車両基地を眺めました。
19. 南山と鳥屋集落をバックに、画面手前側が谷沿いに細長くリニア車両基地として造成されます。
2023年12月27日 09:21撮影 by  Canon EOS R7, Canon
10
12/27 9:21
19. 南山と鳥屋集落をバックに、画面手前側が谷沿いに細長くリニア車両基地として造成されます。
20. 仏果山と宮ヶ瀬湖をバックに、画面中央、中腹のカヤト尾根は削られることになるはずです。
2023年12月27日 09:22撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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12/27 9:22
20. 仏果山と宮ヶ瀬湖をバックに、画面中央、中腹のカヤト尾根は削られることになるはずです。
21. 茨菰山林道を淡々と下って県道脇のゲートに出てきました。ゲートの真向かいにある登山口から三角山・ババ山に登ります。
2023年12月27日 09:39撮影 by  Canon EOS R7, Canon
4
12/27 9:39
21. 茨菰山林道を淡々と下って県道脇のゲートに出てきました。ゲートの真向かいにある登山口から三角山・ババ山に登ります。
22. 最初は植林の緩やかな道ですが、こんな感じの広葉樹+笹竹の道となると、ズルズルな坂となります。但し簡単な階段もあり、さほど大変ではないです。
2023年12月27日 09:51撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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12/27 9:51
22. 最初は植林の緩やかな道ですが、こんな感じの広葉樹+笹竹の道となると、ズルズルな坂となります。但し簡単な階段もあり、さほど大変ではないです。
23. 鉄塔脇の分岐から三角山への稜線に入ると、木々の奥に丹沢主脈の雄大な眺めが。
2023年12月27日 10:01撮影 by  Canon EOS R7, Canon
5
12/27 10:01
23. 鉄塔脇の分岐から三角山への稜線に入ると、木々の奥に丹沢主脈の雄大な眺めが。
24. しかし……だんだん痩せた岩場の急登っぽくなり、しかもカラッカラに乾いた油ギッシュな落ち葉が分厚く堆積して滑りやすいため、ヘタレハイカーの私にはコワくて無理! 三角山は諦めて途中で撤退し、尻セードで下りました。この光景はややマシな部類です。 
2023年12月27日 10:11撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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12/27 10:11
24. しかし……だんだん痩せた岩場の急登っぽくなり、しかもカラッカラに乾いた油ギッシュな落ち葉が分厚く堆積して滑りやすいため、ヘタレハイカーの私にはコワくて無理! 三角山は諦めて途中で撤退し、尻セードで下りました。この光景はややマシな部類です。 
25. 分岐からババ山には呆気なく登れます。山頂の神社は良好に整備され、鳥屋の人々の信仰が篤いことを思わせます。
2023年12月27日 10:25撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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12/27 10:25
25. 分岐からババ山には呆気なく登れます。山頂の神社は良好に整備され、鳥屋の人々の信仰が篤いことを思わせます。
26. ババ山東面の激斜面は階段と手すりが整備され、落ち着いて下れば特にコワくないです。
2023年12月27日 10:29撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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12/27 10:29
26. ババ山東面の激斜面は階段と手すりが整備され、落ち着いて下れば特にコワくないです。
27. 里へ下る道と分かれて左に入ると……一気に荒れた雰囲気の縦走路となりますが、踏み跡は分かります。
2023年12月28日 23:14撮影 by  iPhone XR, Apple
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12/28 23:14
27. 里へ下る道と分かれて左に入ると……一気に荒れた雰囲気の縦走路となりますが、踏み跡は分かります。
28. 山の神沢の頭。
ここまでの雰囲気で「やべーな」と思ったら、迷わずババ山方面に引き返し、里に下ることをオススメします。というか、私もそうすべきでした……。
このあと「火海峠」に下り、そこから仙洞寺山への登りが、自分の登山史上最も過酷でした……。計算するとおおよそ600パーミル前後、35〜40度くらいの、しかもロープも鎖もないズルズルな急坂が、100m少々、標高差70mくらいにわたって続くのです! 慎重に足場を探しながら、木につかまり、しがみつき、辛うじて生きて帰ってきた感……。
2023年12月27日 10:43撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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12/27 10:43
28. 山の神沢の頭。
ここまでの雰囲気で「やべーな」と思ったら、迷わずババ山方面に引き返し、里に下ることをオススメします。というか、私もそうすべきでした……。
このあと「火海峠」に下り、そこから仙洞寺山への登りが、自分の登山史上最も過酷でした……。計算するとおおよそ600パーミル前後、35〜40度くらいの、しかもロープも鎖もないズルズルな急坂が、100m少々、標高差70mくらいにわたって続くのです! 慎重に足場を探しながら、木につかまり、しがみつき、辛うじて生きて帰ってきた感……。
29. 超絶激坂、いや「壁」が終わったところで来し方を振り返る。
ここを下るというのはとんでもない話ですが、前は仙洞寺山から茨菰山へと縦走して鳥居原の眺めでゴール!なんて考えていたものでした。知らぬが仏というやつです・・・
とゆーか、ここの等高線の詰まり方は、「東丹沢登山詳細図」のうち志田尾根に愛川橋から登るルートに添えられている「急坂下降危険」の場所と同じレベルだと思うのですが・・・
2023年12月27日 11:08撮影 by  Canon EOS R7, Canon
8
12/27 11:08
29. 超絶激坂、いや「壁」が終わったところで来し方を振り返る。
ここを下るというのはとんでもない話ですが、前は仙洞寺山から茨菰山へと縦走して鳥居原の眺めでゴール!なんて考えていたものでした。知らぬが仏というやつです・・・
とゆーか、ここの等高線の詰まり方は、「東丹沢登山詳細図」のうち志田尾根に愛川橋から登るルートに添えられている「急坂下降危険」の場所と同じレベルだと思うのですが・・・
30. 仙洞寺山林道との出合まで出てきたところで、このあと仙洞寺山に直登するのか検討……等高線の間隔がもっと狭い場所もあることにすっかり気が滅入ってしまい、林道にエスケープすることにしました。辛うじて残っている晩秋の色にホッ。
2023年12月27日 11:22撮影 by  Canon EOS R7, Canon
12
12/27 11:22
30. 仙洞寺山林道との出合まで出てきたところで、このあと仙洞寺山に直登するのか検討……等高線の間隔がもっと狭い場所もあることにすっかり気が滅入ってしまい、林道にエスケープすることにしました。辛うじて残っている晩秋の色にホッ。
31. 地図には載っている北西面の林道は途中で途切れていてめっちゃ草 orz
2023年12月27日 11:23撮影 by  Canon EOS R7, Canon
4
12/27 11:23
31. 地図には載っている北西面の林道は途中で途切れていてめっちゃ草 orz
32. 再び縦走路と林道の出合に戻り、南東面の林道を進みます。こんな感じで至って平和な (?) 枯れ枯れの風景です。
2023年12月27日 11:16撮影 by  Canon EOS R7, Canon
4
12/27 11:16
32. 再び縦走路と林道の出合に戻り、南東面の林道を進みます。こんな感じで至って平和な (?) 枯れ枯れの風景です。
33. 鳥屋の集落と大山を望む。
2023年12月27日 11:30撮影 by  Canon EOS R7, Canon
9
12/27 11:30
33. 鳥屋の集落と大山を望む。
34. 束の間頭上に広がる黄葉にホッ♡
2023年12月27日 11:31撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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12/27 11:31
34. 束の間頭上に広がる黄葉にホッ♡
35. 切ない晩秋の表情。
2023年12月27日 11:32撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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12/27 11:32
35. 切ない晩秋の表情。
36. 蛭様の雄姿をズームアップ! 雪をかぶっていれば最高にカッコ良い見栄えでしょう。
2023年12月27日 11:35撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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12/27 11:35
36. 蛭様の雄姿をズームアップ! 雪をかぶっていれば最高にカッコ良い見栄えでしょう。
37. 長竹界隈と津久井城山を望む。
この林道、ところどころで絶景が広がるのは特筆もの。今回仙洞寺山をパスしたのは遺憾ですが、怪我の功名というやつでしょうか。
2023年12月27日 11:43撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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12/27 11:43
37. 長竹界隈と津久井城山を望む。
この林道、ところどころで絶景が広がるのは特筆もの。今回仙洞寺山をパスしたのは遺憾ですが、怪我の功名というやつでしょうか。
38. 津久井湖南面の山々を望む。
新緑の頃に来ると絶対良いなここ、と思います♪
2023年12月27日 12:06撮影 by  Canon EOS R7, Canon
10
12/27 12:06
38. 津久井湖南面の山々を望む。
新緑の頃に来ると絶対良いなここ、と思います♪
39. 今年最後に見る紅葉……たぶん。
2023年12月27日 12:10撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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12/27 12:10
39. 今年最後に見る紅葉……たぶん。
40. 雨乞山・志田山方面を望む。
手前の広葉樹の森が良い感じで、こりゃますます新緑の時期に要再訪です。
2023年12月27日 12:14撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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12/27 12:14
40. 雨乞山・志田山方面を望む。
手前の広葉樹の森が良い感じで、こりゃますます新緑の時期に要再訪です。
41. 山頂からの道と合流した後に現れる相州北端部の大パノラマが素晴らしい!
生藤山界隈〜陣馬山〜奥高尾縦走路が屏風のように広がっています。
2023年12月27日 12:20撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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12/27 12:20
41. 山頂からの道と合流した後に現れる相州北端部の大パノラマが素晴らしい!
生藤山界隈〜陣馬山〜奥高尾縦走路が屏風のように広がっています。
42. 視線を右に移すと、景信山・小仏城山界隈が聳え、眼下には道志川沿いの「三太物語」の世界が広がっています。
2023年12月27日 12:21撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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12/27 12:21
42. 視線を右に移すと、景信山・小仏城山界隈が聳え、眼下には道志川沿いの「三太物語」の世界が広がっています。
43. かなり下ってきたあたりで広がる広葉樹の森。
2023年12月27日 12:32撮影 by  Canon EOS R7, Canon
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12/27 12:32
43. かなり下ってきたあたりで広がる広葉樹の森。
44. 下界に戻って参りました。あとは淡々と三ヶ木まで歩くだけ。
2023年12月27日 12:40撮影 by  Canon EOS R7, Canon
4
12/27 12:40
44. 下界に戻って参りました。あとは淡々と三ヶ木まで歩くだけ。
45. 三ヶ木のバスターミナルにゴール!
神奈中バスは新塗装車の導入が始まりましたので、伝統の旧塗装だけで並んでいる光景は今のうちです。
2023年12月27日 12:53撮影 by  Canon EOS R7, Canon
8
12/27 12:53
45. 三ヶ木のバスターミナルにゴール!
神奈中バスは新塗装車の導入が始まりましたので、伝統の旧塗装だけで並んでいる光景は今のうちです。
46. 橋本駅に戻ると、串川沿いの谷底で醸された地酒「相模灘」の即売会をやっており、これは素通りできません w
発売されて間もない今冬の新酒(特別純米無濾過生酒) を購入し、早速晩酌でフレッシュキレキレな米の味を楽しみました。
購入後、横浜線のホームに向かうと、やってきたのは偶然、横浜線開業115周年記念ヘッドマーク編成!
2023年12月28日 09:49撮影
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12/28 9:49
46. 橋本駅に戻ると、串川沿いの谷底で醸された地酒「相模灘」の即売会をやっており、これは素通りできません w
発売されて間もない今冬の新酒(特別純米無濾過生酒) を購入し、早速晩酌でフレッシュキレキレな米の味を楽しみました。
購入後、横浜線のホームに向かうと、やってきたのは偶然、横浜線開業115周年記念ヘッドマーク編成!
47. 町田駅の中華「一品香」でようやく遅い昼飯。肝を冷やす道中だっただけに、タンメンの塩味が沁みるようです w
2023年12月29日 00:56撮影 by  iPhone XR, Apple
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12/29 0:56
47. 町田駅の中華「一品香」でようやく遅い昼飯。肝を冷やす道中だっただけに、タンメンの塩味が沁みるようです w
48. うちのにゃんこ雪丸殿。
香箱座りでヌクヌク♪
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48. うちのにゃんこ雪丸殿。
香箱座りでヌクヌク♪

感想

南高尾・津久井・北丹沢のあたりをうろうろしていると、立派な風貌で明らかに存在感がありながらも知名度は薄い不遇な山・仙洞寺山のことが気になってしまいます。そこで、そのうち登りたいな……と思っていたところ、この界隈の山を縦走されたsatfour様のレコを拝見しました。

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6305440.html

そこで「そういえばそうだ!リニア車両基地の工事もそろそろ始まる。鉄ヲタとしては今後が楽しみな反面、昔ながらの津久井の山里らしい風景を保ってきた鳥屋界隈が激変してしまうのは惜しい……」と思い、思い立ったが吉日、工事が始まっていない今の段階で登り、予定地を眺めて撮っておくべく、早朝の鳥居原行きバスの客となったのでした。

しかし……道標がほとんどなく、見た目も如何にも鋭い山々をめぐるバリエーションルートは決して甘くなかった!! 落ち葉ふかふか油ギッシュ地獄と化した三角山の痩せ気味な岩尾根といい、ズルズルな壁を這うように、しがみつくように登る仙洞寺山の南面といい、運動神経ダメダメな私には無理すぎというものでした……。三角山と仙洞寺山は心が折れて撤退……となりましたが、そんな自分の実力を知り、今後のプランニングに役立てる機会となったと解釈しています。三角山も仙洞寺山も、いずれ芽吹き・新緑の季節に再挑戦したいと思います (後者は三ヶ木からのピストンで!)。

以上、遺憾ありすぎなレコではございますが、ご覧頂きありがとうございました。良い新年をお迎え下さい。

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コメント

bobandouさん、こんばんは。

早速行かれましたか
仙洞寺山林道は、蛭ヶ岳の展望場所あるのですね。
リニアの工事が始まると切れてしまうのではないかと思うと、
今回のルートは貴重かもしれません

工事後に改めて行ってみようと思ってます。
2023/12/29 22:25
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1
>satfourさま
おはようございます、コメントどうもありがとうございます!
早速参考にさせて頂きました! バリエーションルート歩きで、今でも全身筋肉痛ですが (笑)、リニア車庫の工事が始まる前に歩くことが出来て本当に良かったです。
とりわけ仙洞寺山林道は、意図せずして儲けものの発見でした。確かに、リニア車庫支線の造られ方次第では、仙洞寺山林道のルートにも影響があるかも知れませんし、鳥屋の里から激階段を登ってババ山に直登する信仰の道は間違いなく通行止めでしょうね……。また、青野原に抜ける県道も、工事中はどうなることやらです。
もっとも、今回歩いた道が全滅ということはないでしょうから、車両基地完成後は格好の展望ルートになりそうで楽しみです。(特に茨菰山林道の展望地!)
2023/12/30 9:29
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