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Yamareco

記録ID: 6314613
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無雪期ピークハント/縦走
箱根・湯河原

矢倉岳〜足柄峠より往復〜

2023年12月29日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:44
距離
7.6km
登り
436m
下り
452m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:39
休憩
0:48
合計
3:27
10:27
2
10:36
10:36
49
11:25
11:27
23
11:50
12:34
13
12:47
12:48
51
13:39
13:39
10
13:54
矢倉岳山頂には40分ほど昼食のため滞在。
天候 快晴!足柄峠に着いた時点で、車外温度は9℃。これは暖かい。ほぼ無風で、日なたを歩いていると暑いくらい。アウター(ハードシェル)の中に、フリースを着ていましたが、終始ザックの中にいました。

また、この時期によくある霜柱が溶けてドロドロになるということもなく全コースにおいてそうでした。山頂近くで少し霜が降りて、路面が緩めの場所もありましたが、霜柱が立たないほどの暖かさだったのでしょうか…。いずれにしても、山日和な天気でした。
過去天気図(気象庁) 2023年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
神奈川県側県道78号線より。
足柄峠手前数十mの短区間離合不能箇所がありますが、完全舗装で、走りにくい箇所無し。時期的に、電光表示板では「路面凍結注意」と出てました。

駐車場は、足柄万葉公園から足柄峠にかけて、3箇所✕各10台程度停められるスペースがあります(無料)。足柄聖天堂さん横は、あくまで聖天堂の参詣もしくはトイレ利用のためとのことで、遠慮した方が良いのかなと思います。

箱根登山バスもありますが、この時期は万葉公園までの便はなく、地蔵堂までのようです。また、小田急線新松田駅からのバスの便も平日片道1便のみ(土休日は数本あり)、地蔵堂行きがあるようです。一方、途中の関本(=大雄山駅)からの便はもう少し多いようですので、場合によっては小田急線新宿方面からだと、小田原駅まで行き、伊豆箱根鉄道大雄山線に乗り換えるか、新松田駅〜大雄山駅のみタクシーが良いかも知れません。このあたり、非常に分かりにくい…。
◆伊豆箱根鉄道
https://www.izuhakone.co.jp/
◆箱根登山バス
https://www.hakonenavi.jp/hakone-tozanbus/
コース状況/
危険箇所等
案内板あり、ピンクテープあり、迷うことはないと思います。万葉公園園地内がむしろ分かりにくいかも知れませんが、踏み跡明瞭かつ尾根を歩いていれば分かるかと思います。

万葉公園〜山伏平の、急な箇所にはロープも張られています。

既述の通り、この時期にしては、霜柱が溶けて泥濘になるような感じはありませんでした。山頂前後は土面が多いので、気温によっては注意かも知れません。

※21世紀の森〜洒水の滝、「路面欠落及び崩落地の復旧工事につき全面通行止め」とのこと【画像あり】。
※足柄万葉公園〜山伏平のトラバースコースは崩落と案内がありますが、通過出来るかどうか不明。
※山伏平分岐で、「鳥手山方面へは難路」と案内あり。(通行止めではなさそう)
その他周辺情報 足柄峠周辺には、足柄城址、聖天堂、関所跡など、プチ観光スポット多数。矢倉岳に登らなくても、足柄城跡の広場で、綺麗に富士山が見えてしまいます(少し木々がうるさいですが)。その他温泉や観光スポットは箱根側に多数。
新羅三郎義光(源頼光=甲斐武田家祖)が笙を教えた場所とのこと。今年は武田神社(躑躅ヶ崎館跡)にも行ったな…。
新羅三郎義光(源頼光=甲斐武田家祖)が笙を教えた場所とのこと。今年は武田神社(躑躅ヶ崎館跡)にも行ったな…。
足柄城跡。ここを上がると富士山が見えます。(右が神奈川県方面、左が静岡県方面) 廃城になったのは、豊臣秀吉による北条攻めの際。今年は小田原城にも行きました。
足柄城跡。ここを上がると富士山が見えます。(右が神奈川県方面、左が静岡県方面) 廃城になったのは、豊臣秀吉による北条攻めの際。今年は小田原城にも行きました。
足柄峠には、こんな感じで名所旧跡が。
足柄峠には、こんな感じで名所旧跡が。
足柄城跡に上がると既にこれだけ富士山が!
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足柄城跡に上がると既にこれだけ富士山が!
関所跡。金太郎は熊に跨っていた…つまり、熊がいるということですよね。
関所跡。金太郎は熊に跨っていた…つまり、熊がいるということですよね。
少し県道を神奈川県側に向かって歩きます。
少し県道を神奈川県側に向かって歩きます。
足柄万葉公園の案内図。
足柄万葉公園の案内図。
21世紀の森〜洒水の滝は通行止のようです。
21世紀の森〜洒水の滝は通行止のようです。
万葉公園内は明るい雰囲気です。
万葉公園内は明るい雰囲気です。
万葉公園〜山伏平のトラバース道(旧道)は崩落とのことで、尾根道に迂回させられす。
万葉公園〜山伏平のトラバース道(旧道)は崩落とのことで、尾根道に迂回させられす。
万葉公園を離れ、ピークを過ぎて下りだすと、ヒノキの林の中になります。時間的なものか、薄暗いこともありません。
万葉公園を離れ、ピークを過ぎて下りだすと、ヒノキの林の中になります。時間的なものか、薄暗いこともありません。
(急登で写真忘れ…)山頂!左に愛鷹山、右に富士。
近隣の大野山からの眺望に似ていますね。
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(急登で写真忘れ…)山頂!左に愛鷹山、右に富士。
近隣の大野山からの眺望に似ていますね。
山頂は小広く。山名盤やテーブルや椅子が何組かあり、休憩には最適です。富士山見ながらランチは最高です。北側に疎林があるため、北側の眺望はありません。
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山頂は小広く。山名盤やテーブルや椅子が何組かあり、休憩には最適です。富士山見ながらランチは最高です。北側に疎林があるため、北側の眺望はありません。
足柄平野側。もう少しスッキリすると、相模灘や江ノ島も見えるのですが、少しモヤッています。
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足柄平野側。もう少しスッキリすると、相模灘や江ノ島も見えるのですが、少しモヤッています。
箱根側。大涌谷からは噴出された湯気が見えますね。左が明神ヶ岳、湯気の向こうは神山、右の鋭鋒が金時山。
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箱根側。大涌谷からは噴出された湯気が見えますね。左が明神ヶ岳、湯気の向こうは神山、右の鋭鋒が金時山。
山頂にはミツマタが植わってました。咲くのはもう少しですかね?
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山頂にはミツマタが植わってました。咲くのはもう少しですかね?
富士山アップ!雪少ない??
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富士山アップ!雪少ない??
山頂を後にし、下山。富士山に見とれてると滑りますよ〜。
山頂を後にし、下山。富士山に見とれてると滑りますよ〜。
急登(急降下)の手間にベンチがあり、新東名高速道路の高架と富士山が見えるポイント。
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急登(急降下)の手間にベンチがあり、新東名高速道路の高架と富士山が見えるポイント。
早送り〜。峠近くに、真新しい鳥居がありました。足柄明神。
早送り〜。峠近くに、真新しい鳥居がありました。足柄明神。
祠と白い鹿さん。今年は奈良公園の鹿さんたちとも戯れました。
祠と白い鹿さん。今年は奈良公園の鹿さんたちとも戯れました。
で、振り返ると、とどーんと矢倉岳の全貌が見えるナイスポイント。なかなか良い形してますよね。後ろは、足柄平野ですね。
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で、振り返ると、とどーんと矢倉岳の全貌が見えるナイスポイント。なかなか良い形してますよね。後ろは、足柄平野ですね。
足柄聖天堂さんと、マサカリ担いだ金太郎。
待乳山聖天さんにも御参りしたことがあるので(諸説ありますが)、あと1つは、生駒山か妻沼かなあ。
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足柄聖天堂さんと、マサカリ担いだ金太郎。
待乳山聖天さんにも御参りしたことがあるので(諸説ありますが)、あと1つは、生駒山か妻沼かなあ。

感想

今年は夏山にほぼ行けておらず、富士山が見える山も行けてないので、空気の澄みそうなタイミングを見計らって、こちらの山へ。もともと、矢倉沢BS〜矢倉岳〜足柄峠〜JR御殿場線足柄駅を計画していましたが、夕方から予定が入ってしまい、短縮コースへ。足柄峠からでも十分綺麗な富士山でしたが、もっと広く見るべくやはり矢倉岳まで登りました。遮るもの無く、足柄平野〜箱根外輪山〜愛鷹山〜富士山と素晴らしい景色でした。また、足柄峠周辺にプチ歴史スポットがあったのも良かったですね〜。

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