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無雪期ピークハント/縦走
中国

広島 奥滝山 松原から登る

2023年11月23日(木) [日帰り]
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天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
松原から車道での経小屋山入口に向かう。ほぼ峠の最高地点で右に折れると経小屋山に向かうが、奥滝谷への登山口はその反対側。登山標識はないが手すりのついたコンクリートの階段が登山口。
コース状況/
危険箇所等
          広島県 奥滝山(550)

日時:2023年11月23日(木)   天気:晴れ
コース:松ヶ原 248m東登山口(仮称)〜547m〜567m〜奥滝山(550m)往復
メンバー:3名(高年ばかり)

 山頂からもあるいは山頂を少しばかり下った岩場(ロックガーデン)の上からも素晴らしい展望が得られるにもかかわらずガイドブック等に紹介されていない広島の隠れ名山。
 今まで北側の登山口である帆柱峠から何度か往復したことがあるが、南側の登山口の松ヶ原から登ったことはなし。何とかこの両者を結びつけたいとかねてより思い続けていたが、ようやっと実現出来た。
 車が2台あれば1日で縦走可能だが、まず下山予定地まで2台の車で出かけ、1台は下山予定地に車を置いて残りの1台は出発点まで戻らなければならない。
結局、多少無駄ではあるがようやっと南の松ヶ原側から往復することが出来、永年思い続けていた帆柱峠から松ヶ原へのつなぎ縦走がようやっと実現出来た。

 今回、南側から登って改めて思い知らされたことが数回あった。
まず最初、松ヶ原側からの登山口が中々見つからなかったことである。地形図で見る限りは松ヶ原の集落から東へ外れているものの平坦地にあるものだと判断して探してみるものの見当たらない。ひょっとすると町はずれの小高い場所にあるのではないかと思い、さらに東に向かって走るものの相変わらず見当たらない。たまたま年老いた(自分もそうであるが)夫婦らしき二人づれが歩いておられたので尋ねて見た。すると峠の一番高い所で経小屋山への車道入口の反対側にあるとのことでようやっと見つけ出すことが出来た。
 それにしても廿日市市の発行した「廿日市市20名山マップ」の地形図が分かりにくく、おまけに登山口の案内標識もなかったので初めて訪れる登山者には分からない。もう少し分かりやすい地形図が必要である。いずれにしても松ヶ原側からの登山口は集落から少し外れた東に向かう車道の最高地点で経小屋山への車道入口の反対側である(登山口には案内標識が欲しい)。車道から分かれて始めは白い手摺りを使って上っているとじき山の中に入り、踏み跡もしっかりしている。

 あらためて奥滝山への登山口の道順を紹介すると以下の通り。
まず松ヶ原集落の中心部(集会所?と広いグランドあり、駐車可)から県道栗谷・大野線(舗装路)を東に向かって走る。そのうち民家も舗装路(二車線)を東に向かって走る。そのうち民家も少なくなり舗装路(二車線)が最高地点に達すると右手に経小屋山への車道分岐(入口)が現れ、その左手には広い駐車スペースがある。ここに車をとめて少しばかり戻ると右手(緩い峠の最高地点)にコンクリートの階段が現れ、谷側に白い手摺があった。ここが奥滝山への登山口(何の標識もない)でわずかに上ると手摺もなくなり山の中の道となる。
 始めは傾斜も緩いが登るにしたがってきつくなる。右手にちょっとした岩峰を見ながら上がっていると樹林帯から露岩帯にかわり、傾斜はさらにきつくなる。時折、巨大な露岩にも出くわし、これを避けるように登る。砂地の混じる露岩帯や急斜を登山口から約1時間余り登ると地形図上の最初のピークである546mのピークに達した。その後、尾根伝いにアップダウンを繰り返しながら(意外とアップダウン多く、しかもきつい)登ると帆柱峠からの登山道(殆どがこのルートを使っている)と合流し、ここから10分足らずで奥滝山の山頂に辿り着いた。山頂は狭く露岩もあり、眼下には宮島方面を見下ろすことが出来る。
 この山頂からわずかばかり下ると岩登りが出来そうな巨大な岸壁の最上部に出る。ここから山口県や広島県の山並みがパノラマ風に広がり、素晴らしい展望が得られる。展望を楽しんだ後は登って来た道をそのまま引き返すが、尾根上の最後のピーク(546mのピーク)までは下りでありながら思いの外、急なアップダウンが何回も繰り返されるのでスリップしないよう慎重に下る。急斜を下りきると左手向いの巨大岩壁を見ながら尾根道をゆっくり下りきると登山口の県道栗谷・大野線にたどり着いた。

(参考タイム)
上り 登山口(1.00)547mピーク(最初のピーク)(0.55)帆柱峠からの合流点(0.10)奥滝山
   計 約2時間
下り 奥滝山(0.10)帆柱峠への分岐(約2時間足らず)登山口 計約2時間 (下りも思い
の外、時間がかかった)
 
追)松ヶ原方面からの往復は思いの外、きつく時間もかかった。
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