シャクナゲが咲き始めた袈裟丸山(塔の沢登山口からピストン)


- GPS
- --:--
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,460m
- 下り
- 1,460m
コースタイム
天候 | 晴れ、午後から一時曇り、小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口前の駐車場は狭くて5〜6台駐車可。 すぐ下にも広い駐車場が二箇所あり、どちらも15台ほど止められそうでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
前袈裟丸山から後袈裟丸山への道は全体的に笹などに覆われているが、その下の踏み跡はハッキリとしている。 鞍部の八反張も崩壊はしているが慎重に通過すれば問題なく思えた。 トイレ… 塔の沢登山口、小丸山避難小屋にあり。 賽の河原避難小屋にもありますが、便器が壊れていました。 水場… 賽の河原避難小屋…小屋手前の沢。水量豊富。 小丸山避難小屋の水場は少し下ってみたが確認できませんでした。 |
その他周辺情報 | お風呂… サンレイク草木 500円。温泉ではありません。 |
写真
感想
前日の谷川岳縦走後、道の駅くろほねやまびこに移動して車中泊。
今日は袈裟丸山へ。ここはアカヤシオで有名な山でピーク時にはツアーの団体さんでごった返すらしい。その時期に訪れるのは避けたいが、反面どれほどのアカヤシオなのか気にもなる。
ここ何週間か暖かい日が多く、ひょっとしたら意外と咲いてるんじゃないかと思い行ってみることになった。
道の駅から登山口への移動中にパラパラと小雨が降りだして、その後の天気がやや気になったが予定通り歩き出す。
塔の沢の駐車場には3台しか止まっていなかった。やっぱりまだ時期が早いのかな?
それでもアカヤシオを抜きにしてもこの山は以前から気になっていたので、たとえ咲いてなくても割り切れますが。
登山道に入って沢沿いの道を歩いていくと、1時間もしないで寝釈迦に到着。ここにはその名の通り寝釈迦と呼ばれる石仏が岩に掘られている。これも今回の楽しみの一つだったんです。
寝釈迦からは何度も沢を渡り返すが、その規模はどれも小さく渡渉も楽。
今日も暑く避難小屋の手前の水場で喉を潤す。その避難小屋にはデカザックがデポしてあったので昨日誰か泊まったんでしょうか。
ここから賽の河原への途中ではアカヤシオが咲いていた。寝釈迦でもそれっぽいのが咲いていたけど、あちらはミツバツツジなのかな?花には詳しくないので分からないけど。
賽の河原に着くと人の声が聞こえてきた。ここはもうひとつの登山口である折場との分岐でもある。実はここまで誰にも会わずにいたのだが、メインルートである折場からはやっぱり人は入っているようだ。聞いてみたら折場の方には10台以上の車が止まっているとか。
賽の河原からは登山道の両脇にアカヤシオもそこそこ咲いていた。皆さんより近くで見たいのか、登山道から外れた踏み跡があちこちにのびているが、今は植生保護のため全面ロープで規制されていた。
小丸山ではこれから登る袈裟丸山が一望できた。袈裟丸山は前袈裟、後袈裟、中袈裟、奥袈裟の4つからなるが、ここではそのすべてをハッキリと見て取れます。
山頂から少し下ったところに建つ小丸山避難小屋。ここは開けた白樺林が広がっていて、小屋ではなくてテントで泊まってみたくなる気持ちのいい広場だった。
避難小屋からは笹原を抜けて、急な登りを少しの間こなせば前袈裟丸山の山頂となる。山頂ではすでに10人ぐらいの人が休んでいた。
私はこの先の後袈裟丸山までいくつ予定なので山頂の北側へ。眺め的には山頂部よりもこの北側の方がいいかもしれない。
ここからやや下って笹やらシャクナゲなどをかき分けながら進む。基本的に藪こぎは好きではないが、この程度なら許容範囲。
前袈裟と後袈裟の鞍部は八反張と呼ばれる崩壊気味の箇所。ここは実際に通ってみると他の方たちの言われているが、気をつけて歩けば問題ないレベル。
ここを通過すればまた笹原を泳ぐように急な斜面を登っていき、やがて後袈裟丸山の山頂に。
道は更に中袈裟、奥袈裟を経て皇海山や庚申山へと続いていて歩いてみたいとも思うのですが、密薮のようですからねぇ。
少ししてから前袈裟へと戻り、塔の沢へと下山。行きの寝釈迦からは青空がずっと続いていたが小丸山避難小屋に着いた頃から雲が広がり出し、小丸山に着いた頃には雨も降りだした。
帰りはのんびりアカヤシオでも愛でながらと思っていたのに、それもヤメ。大した降りではなかったんですが、それでも雨に打たれるのは気持ちいいものじゃない。
またこの頃から足裏や指などが痛み出し、最後はそれを気にしながらゆっくりゆっくりの下山となってしまった。下山後に足を見てみるとマメが…
GW残りの2日間も好天が続くようなのでもう一日くらい遊びたいな〜と思いながらも、この足の状態では無理もできず。
でもおかげで渋滞には遭うことなく帰宅でしたので、その点では楽でしたね。
さあ!また木曜からは仕事仕事!(^^;)
コメント
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もう廃道同然で、奥袈裟までは行けなかったんですね。
ボクが行ったときは(10年以上前かなぁ)奥丸山避難小屋に1泊し、小法師山から原向に下山しました。夜はシカが遊びに来てくれましたよ。
廃道同然かは分かりませんが薮は酷そうでしたよ
行ける人はいけるんでしょうけど、藪こぎ嫌いな私には厳しそうですね。
小法師から原向とは、また面白いルートですね〜。
最近、「皇海山と足尾山塊」という本を読んで
このあたりも気になっているんですよね。
修験道とか石仏とか藪漕ぎとか…
足にマメとか、健脚kengamineさんなのに、珍しくないですか?
新しい靴だったとか?
そうだね、この辺りは面白そうな山が多いんだよね。
袈裟丸の寝釈迦なんて、まさにrokuさんのドストライクゾーンだと思うよ
足のマメは冬靴が原因かなぁ〜。
冬靴の時はいつも靴下二重履きなんだけど、袈裟丸の時は一足履きにしたんだよ。
それで微妙に足に合わなかったんじゃないかと思うな
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