(年末年始遠征その18) 240101の(2) 備中国分寺、国分尼寺を歩く
- GPS
- 01:01
- 距離
- 3.2km
- 登り
- 21m
- 下り
- 4m
コースタイム
- 山行
- 1:01
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:01
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 鴻池SA 与島PA |
写真
感想
私の記憶が確かならば、吉備津神社を午前中に出発したはずである。目的地は讃岐の国、通称うどん県だ。うどん県の山に登ろうと思いカーナビゲーションシステムに登録すると、2時間弱で行くらしい。ということは、13時台には出発し、ケーブルカーを使い山頂周遊し、16時には戻ってこれると踏んだ。
しかしながら、私は目論見を誤ってしまったのである。本日は元日だったのだ、しかも自家用車で初詣に行く人たちが多いことを忘れていたのである。私の地元札幌でも、北海道神宮などは自動車で行くよりも公共交通機関で行く人が多いが、私の地元の白石神社などでは駐車場に車の行列ができていることがある。
結局、倉敷インターチェンジにたどり着く前に2時間を超えてしまう。車は動かない動いたとしても、わずかだ。交差点にぶつかるたびに、右から左からと車が入ってくる。
2時間経った頃、私は本日中に目的地にたどり着くことを諦めた。今から行くことができる目的は無いかなと考え、岡山桃太郎空港に行こうかとも考えた、まだ朝食も食べていないし。私は渋滞から抜け、空港に向かう道を走り出したが、10分後にはその道も渋滞となった。カーナビを見てみると、その道も発途中に初詣によく行く場所があるようで、車はほとんど動いていないようだ。ここでまた目的地を考える。
結局、備中風土記の丘を散策することにした。ここには備中国分寺、国分尼寺、こうもり塚古墳などがあり、小一時間散策するのにはちょうど良いようだ。結局、午前中に車を出したはずなのだが。14時台後半にここにたどり着き歩き始めた。たった数キロのために、3時間運転していたわけだ。
駐車場に車を預け歩き始める。まずは国分寺だ。ここの国分寺はかなり大きい、五重の塔もある。ほとんどが江戸時代に再建された建物であるが、それはそれでも見ごたえはある。またお寺の近くの雰囲気がとても良いではないか。北と南に駐車場があり、南側の駐車場、横に観光施設もある。残念ながら観光施設や国分寺のお土産屋さんはやっていなかったが、それもまたよしだ。
まだ時間があるのでさらに散策を続ける。こうもり塚古墳にやってきた、ここは中規模な前方後円墳で、後円部にある石室を見ることができる。また、ここに祀られていると言う「温羅(うら)」は、桃太郎に退治された鬼のモデルになっているようだ。今日の1つ目のレコが「吉備津彦命」に関するものであっただけに感慨深い。
その後、国分尼寺にも寄ってみる。こちらは現在まだ発掘調査中のようだ。しかしながら、ここに大きな建物があったことなどは見て取ることができる。
その後、博物館などに行くが、もちろん閉館だった。とりあえずでも良いものを見ることができたなぁと思いました。車に戻りましょう。車に戻り、次の日以降の日程をいろいろ組み換えている最中でした。
ラジオから緊急地震速報が流れました。私が今いるところは岡山県総社市です。海からは遠い。周りに大きい建物は無い駐車場。ほんの少しばかり車が揺れたような気がする。すぐ近くにはポルシェのカイエンがハザードをつけて止まっていた。
ラジオからは、「能登半島で地震」と速報が流れた。震度6強、津波警報発令、そんな中私は車を走らせました。とりあえず、ファミリーマートの駐車場に車を入れテレビをつけました。NHKではずっと七尾市の様子がモニターに写っていました、津波は来たのか?それとも来ないのか?じっくりと頭の中で情報を整理しました。そして、今の自分がいるところは安全であること、車中泊予定である与島パーキングエリアも大丈夫だろう、と判断し先に進みました。
鴻池サービスエリアで食べたうどんは関西風、与島パーキングエリアで食べたうどんは立派な讃岐うどんでした。このうどんを食べて、四国入り、うどん県入りしたことを実感し、車中泊となりました。私はNHKをずっとつけたまま、錯綜する情報にああだこうだ思いながら寝たのですが、十分な寝つきとは言えなかったように思います。
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