藻岩山 登り初めはこの山で

2024年01月05日(金) [日帰り]

• GPS: 01:25
• 距離: 5.3km
• 登り: 469m
• 下り: 489m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:20
• 休憩: 0:12
• 合計: 1:32

10:31 藻岩山ルート慈啓会病院入口
10:41 10:41 日本初のスキーリフト跡地
10:58 10:59 馬の背
11:21 11:31 藻岩山
11:44 11:44 馬の背
11:55 11:56 日本初のスキーリフト跡地
12:03 12:03 藻岩山ルート慈啓会病院入口
12:03 ゴール地点

天候

小雪〜吹雪

アクセス

利用交通機関：

バス

石山通（南14条西11丁目）からてくてく歩いてきました。帰りは啓明ターミナル（バス）から札幌駅へ。

コース状況／危険箇所等

雪道とはいえしっかり踏み固められていたので、滑ることも転ぶこともありませんでした。

その他周辺情報

街中なので、スーパー、コンビニ、自販機が沢山あり、飲食物の調達ができます。登山口には水洗トイレも。ただし冬は凍結防止のために水がとめられてます。

写真

1/5 10:30

そりゃぁ冬の札幌だもの、登山道にのっけから雪はあります。

1/5 10:32

ただ、札幌には12年住んでいたけどここの登山ははじめてなのよね（ロープウェイで山頂に行ったことは何度かあったけど）。

1/5 10:33

この寂寥感、なんとも言えずいいねぇ。

1/5 10:37

冬枯れのアジサイは、風に吹かれてぽつねんと雪の上に転がっていました、

1/5 10:39

聞こえるのはゴウゴウという木々の間を抜けていく風の音。冬だねぇ。

1/5 10:42

さっきまでこの上にはエゾリスがいました。近づくと森の中へ。残っているのは足跡のみです。

1/5 10:45

しばらく登って出会ったのはこんな施設。今から80年近くも前のおはなし。

1/5 10:55

風だけじゃなく、雪も強くなってきたようで…

1/5 10:58

馬の背に到着。ここまでですでに下山する5-6人とすれ違い。人によって装備の軽重が色々で楽しい。自分はというと…登山靴はしっかり履いてきたけど、ウインドブレーカーに手袋という至ってカジュアルな格好。帽子を忘れたので、タオルで頭を覆ってます。

1/5 11:00

山頂まで1kmね。ここから傾斜が急になったような気がします。

1/5 11:16

冬道らしくていいねぇ。山頂直下はつづら折りの道。そこをなんとか登り切ると…

1/5 11:20

山頂に到着です。とたんに急に風雪が強くなってきた。冬の札幌に歓迎されてる?

1/5 11:21

雪で札幌の市街地は全く見えない。これくらいは撮影しておこっか。

1/5 11:21

そしてそばには三角点。ただ、雪が強いので、周囲の散策どころではなくなってきたぞ。

1/5 11:32

ロープウェイの山頂駅。ここでしばらく風雪をしのぎました。歩くのを諦めロープウェイで下山しようと思ったら、強風のため運休とのこと。悲運。ということで、雪が止むまで待ち、その後転がるように下山したのでした。

撮影機器：

iPhone XR 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

Tシャツ 靴下 靴 飲料 地図（地形図） コンパス 予備電池 GPS 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

hosap

松の内もすぎてしまいましたが、みなさま明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

実は私、札幌に10年以上住んでおりました。この藻岩山は以前の自宅からも見えていたなじみ深い山です。夜景を見るために（というよりは遠来の客を案内するために）ロープウェイで何度か来たたことはありました。ただし、その当時は趣味に登山は含まれていなかったので、ここに自力で登ろうなんて気はまったくまったく…。なので、いわゆる「登山」は今回が初めてです。

街中の雪の少なさから、藻岩山もさほどないだろうと油断していました。札幌を離れてしばらくたったせいですかね、この時期山には雪が降るとう当たり前のことを忘れておりました。白い登山道を進みながら自分の記憶力のなさを嘆いていたのはナイショです。道はしっかりと踏み固められているものの、スケートリンクのようにバンバンに凍っているわけではないので、歩きやすかったのは幸いです。

ただ、山頂での吹雪の洗礼には参りました。藻岩山ってこんなに雪がひどかったっけ？と思い出を辿ってみましたが、そもそも、冬にはここに来ていないことに気付く始末。また、季節を問わず強風だとロープウェイはよく運行停止になっていたということも思い出しました。新年早々、記憶力の衰えも痛感させられたのでした。

ともあれ、今年の初登りは藻岩山。この歳になってはじめて体験することや、逆に思い知らされることが多々あった登山となったのでした。