ホーチミンシティさんぽ：ベトナム遠征7

2024年01月07日(日) [日帰り]

• GPS: 06:06
• 距離: 14.4km
• 登り: 43m
• 下り: 23m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:15
• 休憩: 0:00
• 合計: 10:15

7:58 スタート地点
18:13 ゴール地点

天候

晴れ、気温34℃

アクセス

宿泊先のホテルから徒歩。

コース状況／危険箇所等

特に危険な箇所は、ありません。
気温が高いので、帽子と水は必須です。

写真

1/7 8:00

まずは、ベンタイン市場へ。

1/7 8:00

お土産を物色。

1/7 8:32

統一会堂に来ました。入場料65000ドン、約430円。
南ベトナム(アメリカの傀儡政権)の旧大統領官邸です。

1/7 8:31

なぜか、民族衣装アオザイで着飾った地元女性がいっぱい。

1/7 8:35

この解放軍の戦車が、ここに乗り込みベトナム戦争を終らせました。

1/7 8:48

統一会堂の会議室。

1/7 9:23

屋上からの眺め。この通りを解放軍の戦車がやって来ました。

1/7 9:23

アオザイを着た撮影会も凄い。
何か、特別な日？もしくは毎週日曜日の恒例？

1/7 9:40

地下の大統領司令室。1時間半かけて堪能しました。

1/7 10:12

大聖堂は、改修中で中に入れず。残念。

1/7 10:17

美しい中央郵便局。19世紀末のフランス統治時代に建てられました。

1/7 10:33

ホー・チ・ミンの銅像と人民委員会庁舎。

1/7 10:41

市民劇場。

1/7 10:58

船乗場。

1/7 11:23

高島屋。

1/7 11:25

高島屋の地下でコーヒー豆を購入。嫁はんへのお土産。コーヒーに疎い私。初めてコーヒー豆を買うので、前日に色々と調べました。ベトナムがブラジルに次ぐ世界二位のコーヒー輸出国とは、意外でした。これはフランス統治の正の遺産かも。

1/7 11:27

高島屋地下のこのお店で昼食。

1/7 11:41

肉を食べたかった！地元食、Saigon Broken Rice。柔らかくて味付けも抜群、美味しかったです。
105000ドン、約700円。

1/7 14:20

戦争証跡博物館。欧米系の人たちが多かったです。
入場料40000ドン、約260円。

1/7 14:31

ヘリや戦車、

1/7 14:31

戦闘機、

1/7 14:30

砲弾など。

1/7 15:18

大虐殺などの展示。米軍は、300万人のベトナム人を殺しました。うち200万人は、非武装の一般人です。

1/7 15:45

枯葉剤の散布。大量のダイオキシンによる多くの奇形児が生まれました。皆、無言で真剣な表情で展示に見入っていました。広島の原爆記念館を思い出しました。

1/7 16:26

戦場で命を落としたカメラマン。沢田教一さんと一ノ瀬泰造さんの顔もあります。

1/7 16:28

沢田教一さんの作品。ピュリッツァー賞を受賞しました。
三時間かけて、鑑賞。世界平和について考えました。

1/7 18:09

ベンタイン市場。

1/7 18:20

二輪が縦横無尽、カオスのベトナムともお別れです。

感想

hanken

前日にダナンからホーチミンシティに移動しました。
この日は、遠征最終日。深夜便で帰国します。
現在も、ウクライナ侵攻やガザ地区での戦闘など争いが絶えない世界ですが、私が子供の頃は連日ベトナム戦争がニュースで報道されていました。ベトナムに来たからには、それら負の遺産にも触れておかねばなりません。
統一会堂、南ベトナム(アメリカの傀儡政権)の旧大統領官邸。1975年4月30日に解放軍の戦車がここに到着し、屋上に旗を立ててベトナム戦争が終結しました。子供の頃に見た映像として記憶に残るその場所にやって来ました。地上の華やかな会議室、宴会室、娯楽室と対比するかの如く地下の指令室、通信室など戦争による天国と地獄を見る思いです。
戦争証跡博物館。ベトナム戦争の戦車、大砲、爆弾などの遺物、米軍の枯葉剤による奇形胎児などの写真展示など、戦争の負の遺産がこれでもかという勢いで迫ってきます。沢田教一さんの『安全への逃避』をはじめとする戦争カメラマンによる写真群も胸を打つものばかりでした。
第三次世界大戦前夜とも思える、今の世界の現状。世界平和に思いを馳せる一日となりました。平和じゃないと、山にも行けないし。