乗鞍 BC 今季最強の極寒暴風の試練(^^;

2024年01月26日(金) [日帰り]

• GPS: 05:34
• 距離: 9.1km
• 登り: 869m
• 下り: 867m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:36
• 休憩: 0:52
• 合計: 5:28

7:18 乗鞍高原 第7 駐車場
8:43 8:53 かもしかリフト最上部（ツアーコース開始点）
11:01 11:37 ツアーコース終点
12:04 12:05 かもしかリフト最上部（ツアーコース開始点）
12:18 12:21 三本滝バス停
12:42 12:44 乗鞍高原 第7 駐車場
12:46 ゴール地点

天候

ツアーコースはほぼ晴れ、位ヶ原はガス、どこも暴風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

昨日までの大雪で道路は圧雪状態でした。

コース状況／危険箇所等

ツアーコースの積雪も増え、藪等も問題無くなりました。

写真

今回も休暇村前からスタート。てっきり先行者がいると思っていましたが、まさかの今日一番手でした(^^;。

最初の斜面の藪もだいぶ埋まり、上り下りともほぼ問題なし。

上部は荒れている感じです(^^;。天気は徐々に回復する予報ですが．．．。

かもしかゲレンデを登る際の注意点です。

かもしかゲレンデ。日差しが無いのではっきりしませんが、パウダーはあまり期待出来なさそう(^^;。

登っているとやっと日差し。未圧雪の部分も昨日のシュプールがそのままの感じです。

ゲレンデ上部でだいぶ青空。ただ暴風。

ここからスキー場外。

新雪が飛ばされて下のガリガリバーンが露出しています。昨日のパウダー祭りの残りを期待して来たのですが、まさかここまでとは(^^;。

それでも積雪は増え藪は埋まりました。

ツアーコースに登る急斜面もトレースやシュプールが露出してでこぼこ。

急斜面上部は硬そうでしたので、右側の樹林帯を進みます。

ツアーコースの切り開きを進みます。パックされた雪の上に折れた小枝が散乱しています(^^;。

最初の藪や切り株が目立つ斜面ももう問題なし。

この低木が目立つ斜面もほぼ埋まりました。

吹き溜まりのまっさらな斜面をラッセルして進みます。パックされているのでラッセルは15cmほど。

5番標識。

踏み跡の無い厳冬期の風景。雪がみんなさらさらだったらなあ(^^;。

ラッセルが続きます。

6番標識の大きな段差もだいぶ埋まり、上り下りが必要なのは1個所だけになりました。

この斜面の地形もだいぶ埋まりました。今回滑って一番柔らかかった斜面です。

位ヶ原手前の急斜面。ここも雪が増えほぼ問題無くなりました。ただ吹き荒れる暴風が斜面を叩き続けています(^^;。

青空が見えるのでとりあえずこの斜面上部まで登ってみます。

斜面は柔らかかったり（と言っても10cmほど）ハードパックされて硬かったり。

急斜面の様子。

ちょうどこの辺りに位ヶ原方面から暴風が吹き下ろしてきていて、あまりに寒くとても滑走準備が出来ません。風が弱い場所を探してもう少し進んでみます。

結局斜面上部の道路が風下で風が弱く、そこで準備します。

道路もかなり埋まってきています。ここはディープパウダーかと期待しましたが、どこもハードパック済みでした(^^;。

雪崩よりも滑落に注意しながら斜面に入ります。

最初は柔らかい雪は表面だけでしたが、少し下ると10cmほど柔らかくなり、ファーストシュプールを描くことが出来ました(^^9。

ツアーコースもガリガリでない場所はパックスノー。でも柔らかい場所もあって楽しめました。

ゲレンデ手前の急斜面は場所によりさらさらと言っても良いパウダーが10cmほど残っていました。

続いてかもしかゲレンデ上部。暴風ですっかりハードパック。

かもしかゲレンデ中間の斜面に少しだけ吹き溜まりパウダーがありました。

朝登って来た営業していない休暇村ゲレンデを滑りますが、下るほどに雪は柔らかくなっていきました。

感想

Fujimori-W

前日までに乗鞍でも大雪だったと言うことで、まだパウダーが残っていることを期待してこの日、乗鞍にバックカントリー（テレマークスキー）に出かけて来ました。
早く登りたいのでリフトは使わず休暇村前から全行程歩いて登りましたが、どうも朝いちからMt.乗鞍スキー場のリフトの一部が故障で動かず、それに伴いかもしかゲレンデのリフトも運休となっていたようで、帰りにはまさかの誰もいないかもしかゲレンデを滑り降りたのでした。
ツアーコースも積雪が増え、位ヶ原まで上り下りとも全く問題が無くなりました。ただ吹き荒れる暴風で新雪は吹き飛ばされるか、叩かれてパックパウダーとなり、期待していたさらさらパウダーはごく一部だけでしたが、おかげで様々な雪質の滑走を楽しむことが出来ました(^^;。ただ常に暴風が吹き荒れ極寒でとにかく寒かったです。
なおリフト運休の影響もあってか、この日見かけたBCスキーヤーは4人ほど、登山者はゼロでした。

Insta360 X3で撮影した動画はこちら。