東日原〜鷹ノ巣山〜奥多摩駅

コースタイム
- 山行
- 4:48
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 5:30
天候 | 晴れのち曇り 7時時点で小河内は15℃、最高気温は13時の23℃ 風が吹くと涼しく、日が当たると暑い感じでした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
バスは1時間に1本程度しかありません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【道の状況】 倒木が多く、道がかなり荒れていました。 迂回を余儀なくされることも多く、注意が必要です。 ◆東日原〜稲村岩 最初の下りが急だし濡れているのでいつも嫌なのですが、乾いていて問題なし。 ◆稲村岩〜鷹ノ巣山 息つく間もない急登が続きます。 とにかく倒木が多く、道が荒れています。 ◆鷹ノ巣山〜六ツ石山分岐 山頂直下の急斜面を除けば、基本的には歩きやすい道です。 細かいアップダウンが足のスタミナを奪います。 六ツ石山分岐までは軽く登ります。これがまた疲れるわけで。 ◆六ツ石山分岐〜奥多摩駅 分岐から少し下ると石尾根最難関の急坂があります。 下りでも確実に膝と腿にきます。 それが終わればあとは淡々、なのですが、 途中杉林がある道はぬかるんでいて滑りやすくなっています。 あとはやはり落ち葉が多く、しょっちゅう石に躓きました。 【登山ポスト】 奥多摩駅にあります。 【その他周辺情報】 トイレは東日原バス停にあります。他はないと思います。 |
感想
完全復活近し、という感じでした。
朝は最近にしては少し肌寒いくらいの涼しさでした。
奥多摩駅からバスに乗りましたが、乗客はたったの3人。
さすがは月曜日、空いています。
東日原バス停で降りたところ、小学生が2人ほどバスに乗るのを見ました。
「あぁそうか、月曜日だったな」と。ここにも子供がいるんですね。
いいところで育っている、うらやましく感じました。
不便かもしれない、でもこういうところで大物は育つものです。
他の2人も鷹ノ巣山を目指すようですが、先に歩いて行きました。
例によって私は準備に時間をかけるので最後発です。
道を歩いていると目の前に稲村岩が見えます。テンションが上がります。
「いやあ久しぶりだなあ。行ってみようか!」
登山道入口からの下りはいつになく乾いており、気を遣わずに下りました。
巳の戸橋で気持ちをリセット、すぐに急登です。
登り始めてすぐに気づきました。「今日は調子がいいぞ」と。
バネが入っているような歩きであったからです。
必然的にペースが上がりました。最近は最初から抑えないのです。
このルート、以前は急登でありながら道は明瞭だったのですが、
2年前に大きな台風が来てから倒木や登山道の崩れが目立つようになりました。
今回もそれは強く感じました。危険ではないですが迂回するのが面倒です。
沢のところで一人目をパス、すぐ前にもう一人いらしたのでこれもパス。
気づいたら稲村岩に着いていました。ここでクリームパンを食べました。
ほどなく一人追いついてきて、岩に登っていきました。
吹き抜ける風が心地よく、思ったより好天の日和が最高でした。
このルートは息つく暇がありません。急登に次ぐ急登です。
しかし全くペースは緩まない。同じペースで淡々と登っていきます。
かつてないほどの手応えです。ちょっと驚きました。
復帰してから3週間、ここまで体力が戻るとは。
「あれ?もう山頂なのか?」
視界が開けた瞬間にそう思いました。あっけないゴールでした。
2時間半を切る歩きでした。
一瞬だけ富士山が見えましたが、すぐ隠れてしまいました。
でもうれしかった。復活の手応えを感じたからです。
山頂にいる間、後続は追いつきませんでした。
30分ほど山頂を独占することができました。
周囲の山々が少し霞んだ中に映えていました。
なんとものどかな、そして静かなひとときでした。
「こんな贅沢は金払っても手に入らんわね」
前日は都会で仕事、今日は山、このギャップがいいのです。
下りも快調でした。足の痛みもなく順調でした。
下りの歩き方が進化したのか、古傷の靱帯も問題ありません。
特に急いだわけではなく、花を見つけては立ち止まり、
ブナ林ではゆっくり歩いて鑑賞したりと楽しみましたが、
それでもペースは落ちませんでした。
奥多摩駅に着き、クールダウンをしてから売店にソフトクリームを買いに行く。
これは夏場のいつもの行動です。
以前にも書きましたが、運動後にすぐ糖度の高いタンパク質を摂ると、
血量が増えて暑さに強くなります。週数回やると良いようです。
私はこの時期からウォーキング後にソフトクリームを食べます。
おかげで近年夏バテは最小限に留められるようになりました。
ところで、結構速かったと思い記録を調べたところ、
何と2012年5月19日の最速記録と全く同じ時間で歩いたことが分かりました。
2012年と言えば、25キロクラスの登山をしていた時期です。
登山人生(たった6年ですが)の中でピークにあった頃のこと。
あの時と同じ時間で歩けるようになったのかと驚きました。
次はいよいよ雲取山です。必ず登ります。楽しみになりました。
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