三田原山 前山尾根



- GPS
- 07:02
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 561m
- 下り
- 1,678m
コースタイム
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 6:55
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
上部は良いが、中腹から下はやぶモナカ |
写真
感想
いやー、しんど過ぎる1日であった。
もう過去最高を更新するしんどさ、厳冬期槍ワンデイよりしんどかった。ケガと体力低下を痛感した。
三連休の初日、天気も良く、いつものおっさんメンバーに三十代若手も3名参加となり賑やかなパーティーとなった。
三田原山までのハイクアップは暑いくらい、若手は快調に飛ばしドンドン見えなくなって行った。おっさんの1人はシールトラブルでペース上がらず、僕もだんだんペースは落ちる。まだまだ体力戻らんなー。
稜線からのドロップ、雪は多少重いか昨日新雪パウダーが良い感じ。若手の下手だけど勢いのある滑りに羨ましくなる。彼らは登り返してお代わりを頂いてくると。いつものおっさん達はゆっくり昼でも食いながら待ちぼうけ。だんだんと日も翳り、雪も降ってきた。うぅ寒い、何この仕打ち(笑)、はじめは笑う余裕もあったが本気でヤバくなってきた。やっと稜線に見えた若手に手を振り大声をかけるも、手を振り返すだけで一向に降りてこない。マジで手足がかじかんできたので、用意をしてトラバースし始めるとやっと降りてきた。遭難寸前(笑)。
しかし本当の試練はここからであった。
前山までなんとかトラバースすると、モナカ雪の出現。
今の足の状態だと、このモナカにはまったく対応できず、こけまくる。キツイ。
さらに下ると、ヤブの出現!
このヤブも避けることが出来ず、引っ掛かりまくり、一回は宙吊りになり若手に助けてもらった。
もう限界、ホントにこのまま降りれるのか本当に不安になってきた、こんな気持ちになったのは初めてだ。もう1人のおっさんもヤブに引っ掛かり若手に助けてもらってる、歴戦のベテランBCスキーヤー達が若手救助される姿を見て、なるほどこれが世代交代か、と妙に納得して吹っ切れた。ユルユルと最後の谷もこなし最後もコケて、這々の体で帰還。
ケガと老いについて引退して行く先輩方の気持ちがわかってしまった1日でした。
駐車場で整理してると、ソロのボーダーが杉之原まで送って頂けませんか、と。遅くなってバスがもうないそうだ。もちろん!どうぞ!と言うことで送って行く。道中お話しも出来、なんだかホッコリ心が温まりました。ありがとうございました。
色々ありましたが、諦めずに頑張る。
コメント
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okamasa さんの山行も拝見させて頂きました。様々な活動を楽しんでおられて素晴らしいですね!十石山はちょうど2019年の今頃ソロで行きました。あの頃は元気でした(笑)。
病で2年ほど休養しており復帰シーズンを過ごしております。この歳になると仲間の有り難みが身に沁みます。どこまで戻れるか分かりませんが焦らず驕らず頑張ります。
お互い安全登山で末永く楽しみましょう!
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