ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 645884
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

桜平から赤岳往復

2015年05月23日(土) [日帰り]
 - 拍手

コースタイム

日帰り
山行
12:10
休憩
3:40
合計
15:50
1:10
30
桜平
1:40
2:00
40
夏沢鉱泉
2:40
2:50
30
オーレン小屋
3:20
3:30
90
夏沢峠
5:00
5:50
10
硫黄岳
6:00
6:20
70
硫黄岳石室
7:30
7:30
50
横岳
8:20
8:20
50
日の出岳
9:10
9:10
30
赤岳天望荘
9:40
10:20
130
赤岳
12:30
12:50
60
横岳
13:50
14:10
30
硫黄岳
14:40
14:40
60
夏沢峠
15:40
15:50
30
オーレン小屋
16:20
16:40
20
夏沢鉱泉
17:00
桜平
 もともと金曜は早上がりして速攻で来ようと思ってたけど、仕事が終わらず、ずるずると延び延びに!結局定時過ぎになんとか区切りをつけて帰宅。すぐ夕ご飯を食べてから出発したが、桜平到着が11時半となり、ほぼほぼ仮眠が不可能な時刻となってしまった。30分ほどうとうとしたが、12時半には山支度して1時過ぎ、意を決して、出発する。ほぼほぼ徹夜状態での山行となった。
 救いは思ったより気温が高いことだった。桜平ではたぶん0℃にはなってなかったと思う。しかしながら体のほうは意に反して付いて来ない。睡魔と闘いつつ、またときどきガサっと音がしたりして獣の気配におびえつつ、林道をタラタラ上がる。時折木々の間からみえる満天の星は、神秘的なほど美しく、お天気の保証なので力になった。夏沢鉱泉、オーレン小屋、夏沢峠と進むがだんだん気温が下がっていくのが肌で感じられ、夏沢鉱泉のベンチはすでに凍りついていた。山の上は間違えなく氷点下だろう。オーレン小屋をすぎると半分ぐらい雪道になる。ふみ跡を忠実に拾えば、暗くても問題なし。各ポイントでは都度20分ずつぐらい休んだろうか?
 体のほうはめまいはするし、吐きそうになるし、全く不調、ただただご来光を御楽しみとしてがんばるしかない。今日の天気図は移動性高気圧なので、高層の雲が期待できるし、北は晴れ、南は曇りという想定からいい雲が出てすばらしい日の出ショーになればとの願いもあった。その通り、空には適当な高層雲がみられ、良い日の出が見られる確信に変わっていた。
 夏沢峠までくると、視界が開け、下界の夜景が美しい。ここから硫黄岳まで標高差350mを稼がねばならず、少し無理してパンとソーセージをお腹に入れる。そうこうしているうちにうっすら東の空が茜色に変わり始める。
 峠からしばらく樹林帯を登るがすぐにガレの急登に変わり、ジグザグにのぼるようになると視界が開けて、茜色にそまる東の空がバーンと広がってきた。予想通りいい雲がでており、最高の日の出の予感。東の空にはまったく雲がなく、手前からいい雲が出て、絶好の好条件が整っている。ここからはテンションあがりまくり!ぐんぐん高度を稼いでいく。一瞬西側を巻くような道では東の空が望めず、ペースをあげて登り続ける。息が切れしてめまいもひどく、最悪だが、気力だけでガンバ!ようやく頂上直下50mぐらいのところまで来て大きなケルンにでると、もうさえぎるものはない!大展望が広がる。
 ちょうど雲がピンク色に輝き始め、日の出ショウの始まりだ。ここからはもう夢中でシャッターを切り続ける。すぐにご来光が始まり、間一髪だった。真っ赤にもえる雲がこれだけ映える中でのご来光は本当にめずらしく、イメージ通りのショーに大興奮!徹夜してここまでやってきた甲斐があるってもんだ。
 ほんの10分ぐらいでこのショーは終わってしまうのだが、まあすごい朝焼けだった。やはりお天気が下り坂の時が狙い目ですね。その後少しの登りで硫黄岳に到着。本当は頂上でご来光迎えたかったけど、この体調では無理でした。今度はもうすこし時間の余裕を持って計画しないとね。でも硫黄直下でも十分過ぎる絶景でした。
 さてここからしばし硫黄岳頂上を散策、無風で穏やかな頂上、東端まで行って富士山みてから、硫黄岳石室まで一気に下って、ここでちゃんとした朝食をとった。お日様も出てきて気温も上がり、すぐに0℃は越したと思う。ようやくエネルギー補給してすこし体調もどってきたので、先に進むことにする。今日は時間制約なく、陽が落ちるまでに桜平へ戻ればよく、写真撮りまくりのカメさん歩きに徹しよう!昨年の前穂で足を吊って動けなくなり、大変な思いをした前科がるので、今は決して無理しないをモットーに山歩きを楽しむ事にしている。
 横岳へは最初のピークまでがしんどいが、あとはカニの横ばいを経て横岳までいってしまうと大きな上下はない。かにの横ばいも鎖&はしごがあるので問題なし。横岳頂上からの眺めは1級品で赤岳、阿弥陀岳と南アルプスの遠景が絶妙にマッチしてる。お花もいっぱいあるが、咲いてるのはコメバツガザクラ、ウラシマツツジ、オヤマノエンドウ、ミヤマキンバイぐらい。ハクサンイチゲやキバナシャクナゲ、ツガザクラ、コイワカガミなどはまだ硬いつぼみ状態。キバナシャクナゲが一番咲きそうな感じだった。
 ここからしばし上下があり、そま添尾根の分岐をこえると、いよいよツクモグサ群生地の核心部に入る。ようやく見れました、ツクモグサの群生!2年前つぼみの状態でしか見られなかったリベンジが叶った。開きかけの花がいっぱいです。これは午後になれば満開だ!と勝手に解釈、写真は午後に回して、先を急ぐことに!実はtrekkerさんのレコ解説に判りやすく書いてあった。先日の雪ですこし痛めつけられ、伸び切った株は花開かなくなるのだそうです。午後に戻ってきても、午前中とあまり変わり映えしなかった原因がこのレコ読んで判ったのでした。trekkerさんありがとうございます。
 ここから一気に下って雪が付いている時は最も危険と言われる鎖場を下降、少々凍っていたが、鎖を頼りに強引にくだっちゃう。少し登り返し地蔵尾根分岐点、そしてまもなく赤岳天望荘に到着。やっとこからだが慣れてきて、すこし調子がでてきた。赤岳への登りは結構いいペースで上がって、目標とした10時までに赤岳につきたいという計画は達成できそう。
 この途中でミヤマキンバイ写真撮ってると、ものすごい勢いで登ってこられたのがtrekkerさんです。ここで少しお花の会話をさせてもらいました。また赤岳山頂へも抜きつ抜かれつでほぼ同時に到着。山頂でもしばらくご一緒させてもらいました。長野保護レンジャーの腕章つけられてたの覚えているので、間違えないかと。以降は風のように飛んでいかれたので、全くその後は追いつけませんでした。
 山頂でゆっくり写真をとり、すこし腹ごしらえして、今度は往路を戻ります。満開ツクモグサ撮影を楽しみに!ところがさきほど述べたように、午前と変わりないではありませんか?ほとんどがつぼみ状態にちょっと残念な思いで、でもこれだけある中で1つぐらい大きく花開いているものもあるだろうと期待しつつ、散策して行きます。みなさんこのお花目当ての方々も多く、それぞれに楽しんでおられましたね。
 探しているとロープからの撮影圏内にありました!花開いたツクモグサ!ほんと可憐で美しい花ですね。結構広い範囲に点々と群生があり、登山道からでも十分撮影できる株がいっぱいありますので、くれぐれも群生地ロープ内には後世に大切な植物を残すためにも、無神経にズカズカ入らないで欲しいなあと思います。
 ツクモグサでお腹いっぱいになったところで、今度は横岳頂上にてホントのお腹を満たすことにします。ようやくお腹すいたと思える体調になって、もってきた冷やしたぬきうどんを食することに!丁度正午過ぎ、無風快晴でめちゃ暑くなってきたので、このおうどんとても美味!とそこへ4人パーティーで登場されたのがhana solaさんだと思います。写真を撮ってと頼まれて、逆光なのでフラッシュ設定にしてもらったけど、帽子が邪魔してフラッシュ炊けなかったバカ者です。その節は失礼しました。(hana solaさんレコの54枚目写真)なんとかまともに写ってて良かったです。ちょうど横岳の標識のところでお店広げてお昼にしてしまったので、皆様にはご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ありませんでした。すいてたのでついつい座りやすい場所に陣取ってしまいました。反省!
 ここまできたらあとは硫黄の登りのみ!少し気が楽になったのを覚えています。硫黄岳はだらだら登りなので、一定のペースでゆっくり上がれば大丈夫。頂上まで来ると朝より晴れて眺望も良くびくっりです。2時といえば普通ガスって眺めなんか見れたものではないのだけれど、今日は高曇りっぽい状態から晴れたので、この時間でも視界良好です。硫黄岳で太陽浴びてゆったりとお昼寝です。何と贅沢な時間だろう!
 ここから一気に夏沢峠まで下り、オーレン小屋にかけて、最後の御楽しみ、ウスギオウレンの花を見たい一心で目をこらしながら下っていくと、ありました!ウスギオウレンですよ!ホント愛らしい小さなお花です。知っていないと間違えなく見過ごしそう!初めてみたのですが、事前情報である場所と花の形を頭に入れてたのが功を奏しました。しばしウスギオウレンの目に変わって何株かを連続撮影。夏沢鉱泉の直前まで株を見ることができたので、のぼりでよくよく下を見ながら歩けば、個体数は登山道脇にも結構たくさんあります。
 最後の締めは夏沢鉱泉からの林道の下り。コミアマカタバミ、ミヤマスミレ、ヒメイチゲ、キバナノコマノツメなどがそこかしこに咲いていて、最後の最後まで目を楽しませてくれました。桜平到着ジャスト17時。長い1日だったけどほんといい思いができました。
天候 晴れ時々高曇り
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
南諏訪ICから八ヶ岳エコーラインに入って尖石遺跡交差点で右折道なり、唐沢鉱泉との分岐(大きな看板あり)からダートの林道に入り25分ぐらいで桜平。
コース状況/
危険箇所等
ダートの道は雨水を沢へ流すための水路が数100m間隔で道を横切っており、この段差の乗り越え時にスピード出しすぎると底をする感じです。この場所は10km以下で徐行が無難です。それ以外は普通の林道並です。
その他周辺情報 八ヶ岳エコーライン沿いに産直のお店「たてしな自由農園」があり、旬の山菜や地元のやさい、チーズ、パン、ハムなどを売っており、おもしろいです。この時期、わらび、山うど、コシアブラなど豊富です。
ご来光直前の淡いピンク色がなんともいい感じです。
2015年05月23日 04:21撮影 by  X10, FUJIFILM
3
5/23 4:21
ご来光直前の淡いピンク色がなんともいい感じです。
今シーズンでは最高の日の出です。苦労して徹夜で登ってきた甲斐があるというものです。これが見たくてがんばれた!
2015年05月23日 04:25撮影 by  X10, FUJIFILM
6
5/23 4:25
今シーズンでは最高の日の出です。苦労して徹夜で登ってきた甲斐があるというものです。これが見たくてがんばれた!
天狗方面もピンク色に染まってきました。浅間も良く見えますね!いよいよクライマックス。
2015年05月23日 04:26撮影 by  X10, FUJIFILM
5
5/23 4:26
天狗方面もピンク色に染まってきました。浅間も良く見えますね!いよいよクライマックス。
絶頂です。もう燃える空に興奮しまくり!夢中でシャッターをきります。
2015年05月23日 04:26撮影 by  X10, FUJIFILM
4
5/23 4:26
絶頂です。もう燃える空に興奮しまくり!夢中でシャッターをきります。
うっすらとしてた後立山もスカイラインがくっきりしてくる。どんどん状況が変わる中、どちらを向いても絶景!
2015年05月23日 04:29撮影 by  X10, FUJIFILM
1
5/23 4:29
うっすらとしてた後立山もスカイラインがくっきりしてくる。どんどん状況が変わる中、どちらを向いても絶景!
出た!待ってましたご来光!普通日の出の時には色あせてしまう空の色がそのままにご来光を迎えられるという奇跡的な好条件です。
2015年05月23日 04:30撮影 by  X10, FUJIFILM
5
5/23 4:30
出た!待ってましたご来光!普通日の出の時には色あせてしまう空の色がそのままにご来光を迎えられるという奇跡的な好条件です。
だんだんお日様の形に!
2015年05月23日 04:30撮影 by  X10, FUJIFILM
1
5/23 4:30
だんだんお日様の形に!
まん丸の御陽様、幻想的なまでに美しい。無風でこの情景を独り占めという、本当に静かな夜明けです。
2015年05月23日 04:32撮影 by  X10, FUJIFILM
8
5/23 4:32
まん丸の御陽様、幻想的なまでに美しい。無風でこの情景を独り占めという、本当に静かな夜明けです。
シルエットがカッコいい天狗岳のスカイライン。
2015年05月23日 04:36撮影 by  X10, FUJIFILM
1
5/23 4:36
シルエットがカッコいい天狗岳のスカイライン。
モルゲンロートに輝く硫黄岳爆裂火口壁
2015年05月23日 04:38撮影 by  X10, FUJIFILM
5
5/23 4:38
モルゲンロートに輝く硫黄岳爆裂火口壁
うす雲域を超えると一気に光が強まり、真っ赤に燃え出す硫黄岳頂上。
2015年05月23日 04:40撮影 by  X10, FUJIFILM
10
5/23 4:40
うす雲域を超えると一気に光が強まり、真っ赤に燃え出す硫黄岳頂上。
槍穂がくっきり、こちらもモルゲンロートがすばらしい!
2015年05月23日 04:42撮影 by  X10, FUJIFILM
2
5/23 4:42
槍穂がくっきり、こちらもモルゲンロートがすばらしい!
中央アルプスも輝きを増し、千畳敷もよく見えます。
2015年05月23日 04:42撮影 by  X10, FUJIFILM
1
5/23 4:42
中央アルプスも輝きを増し、千畳敷もよく見えます。
さらに日が昇ると、黄金色に輝く出す!槍穂、大キレットもくっきりですね。
2015年05月23日 04:53撮影 by  X10, FUJIFILM
3
5/23 4:53
さらに日が昇ると、黄金色に輝く出す!槍穂、大キレットもくっきりですね。
こちらは奥秩父のスカイライン。遠くは上州の山並み?
2015年05月23日 04:58撮影 by  X10, FUJIFILM
1
5/23 4:58
こちらは奥秩父のスカイライン。遠くは上州の山並み?
硫黄岳の爆裂火口の絶壁!迫力あります。
2015年05月23日 05:23撮影 by  X10, FUJIFILM
5/23 5:23
硫黄岳の爆裂火口の絶壁!迫力あります。
こちらは硫黄爆裂火口の底を見下ろす。高度感がすごい!
2015年05月23日 05:25撮影 by  X10, FUJIFILM
5/23 5:25
こちらは硫黄爆裂火口の底を見下ろす。高度感がすごい!
硫黄岳も東の端っこまで行くと、このように富士山が拝めます。
今日の富士はいいなあ!
2015年05月23日 05:34撮影 by  X10, FUJIFILM
1
5/23 5:34
硫黄岳も東の端っこまで行くと、このように富士山が拝めます。
今日の富士はいいなあ!
こちらは夏沢峠のブルー屋根やまびこ山荘と天狗岳、遠くは蓼科山
2015年05月23日 05:41撮影 by  X10, FUJIFILM
5/23 5:41
こちらは夏沢峠のブルー屋根やまびこ山荘と天狗岳、遠くは蓼科山
硫黄からの阿弥陀岳と遠く甲斐駒(左)と千丈が岳(右)
2015年05月23日 05:42撮影 by  X10, FUJIFILM
5/23 5:42
硫黄からの阿弥陀岳と遠く甲斐駒(左)と千丈が岳(右)
南八ヶ岳の全貌(硫黄より)横岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳
2015年05月23日 05:51撮影 by  X10, FUJIFILM
5/23 5:51
南八ヶ岳の全貌(硫黄より)横岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳
小同心と大同心に挟まれ阿弥陀岳が鎮座
2015年05月23日 06:55撮影 by  X10, FUJIFILM
5/23 6:55
小同心と大同心に挟まれ阿弥陀岳が鎮座
横岳最高峰と富士山。この尾根にはずいぶん雪が残ってますねえ。
2015年05月23日 07:05撮影 by  X10, FUJIFILM
5/23 7:05
横岳最高峰と富士山。この尾根にはずいぶん雪が残ってますねえ。
横岳頂上にて、セルフタイマーでパチリ。赤岳と阿弥陀岳に囲まれて!
2015年05月23日 07:31撮影 by  X10, FUJIFILM
6
5/23 7:31
横岳頂上にて、セルフタイマーでパチリ。赤岳と阿弥陀岳に囲まれて!
こちらが横岳からの眺望。並びがとてもよく、絶景です。
左から赤岳、権現(遠く)中岳、阿弥陀岳。権現の遠くは南アルプスの山並み。北岳、甲斐駒、千丈が全部見える!
2015年05月23日 07:32撮影 by  X10, FUJIFILM
5/23 7:32
こちらが横岳からの眺望。並びがとてもよく、絶景です。
左から赤岳、権現(遠く)中岳、阿弥陀岳。権現の遠くは南アルプスの山並み。北岳、甲斐駒、千丈が全部見える!
こちらはアップで!手前は中岳稜線、その向こう左から権現、ギボシ、編笠山。遠くは左から北岳、甲斐駒、千丈が岳
2015年05月23日 07:32撮影 by  X10, FUJIFILM
5/23 7:32
こちらはアップで!手前は中岳稜線、その向こう左から権現、ギボシ、編笠山。遠くは左から北岳、甲斐駒、千丈が岳
今が旬のコメバツガザクラ。花の個体数は今はこの花が圧倒的に多い。
2015年05月23日 07:41撮影 by  X10, FUJIFILM
2
5/23 7:41
今が旬のコメバツガザクラ。花の個体数は今はこの花が圧倒的に多い。
待ってました!ツクモグサ。ちょうど花開く寸前ですね。
2015年05月23日 07:48撮影 by  X10, FUJIFILM
5
5/23 7:48
待ってました!ツクモグサ。ちょうど花開く寸前ですね。
紫色のお花で目立つオヤマノエンドウ。個体数はそこそこあるが、あまり花をつけている固体がない。これから咲くのかな?
2015年05月23日 08:02撮影 by  X10, FUJIFILM
5
5/23 8:02
紫色のお花で目立つオヤマノエンドウ。個体数はそこそこあるが、あまり花をつけている固体がない。これから咲くのかな?
阿弥陀岳をバックにツクモグサ!3輪。
2015年05月23日 08:06撮影 by  X10, FUJIFILM
3
5/23 8:06
阿弥陀岳をバックにツクモグサ!3輪。
阿弥陀岳と遠く中央アルプスを遠望する。
2015年05月23日 08:18撮影 by  X10, FUJIFILM
5/23 8:18
阿弥陀岳と遠く中央アルプスを遠望する。
こちらは日が当たってくっきりと主峰赤岳
2015年05月23日 08:20撮影 by  X10, FUJIFILM
5/23 8:20
こちらは日が当たってくっきりと主峰赤岳
赤岳東斜面は鋭く切れ落ちている。この雪渓は、近くで見たら、急角度でした。遠くに富士山!
2015年05月23日 08:35撮影 by  X10, FUJIFILM
5/23 8:35
赤岳東斜面は鋭く切れ落ちている。この雪渓は、近くで見たら、急角度でした。遠くに富士山!
クモマナズナの咲き始め。大変愛らしいお花!岩壁にへばりつくようにひっそり咲いている。うっかりすると見落としてしまいます。
2015年05月23日 08:51撮影 by  X10, FUJIFILM
2
5/23 8:51
クモマナズナの咲き始め。大変愛らしいお花!岩壁にへばりつくようにひっそり咲いている。うっかりすると見落としてしまいます。
赤岳天望層の風力発電?でも今日は無風でまったく回転してなかった。ここから赤岳まで標高差200mの最後のアルバイトです。
2015年05月23日 09:08撮影 by  X10, FUJIFILM
5/23 9:08
赤岳天望層の風力発電?でも今日は無風でまったく回転してなかった。ここから赤岳まで標高差200mの最後のアルバイトです。
大分天望荘がちいさくなってきた。横岳も見下ろす高度になり、ラストスパート!
2015年05月23日 09:28撮影 by  X10, FUJIFILM
5/23 9:28
大分天望荘がちいさくなってきた。横岳も見下ろす高度になり、ラストスパート!
何を撮ったかわかりますか?保護色ですねえ!これはイワヒバリ。まったく臆することなく、自由気ままにえさをついばむ。愛らしいですねえ。しばし見入ってしまいました。
2015年05月23日 09:29撮影 by  X10, FUJIFILM
5/23 9:29
何を撮ったかわかりますか?保護色ですねえ!これはイワヒバリ。まったく臆することなく、自由気ままにえさをついばむ。愛らしいですねえ。しばし見入ってしまいました。
これは花開く寸前のミヤマキンバイ。もう少しで咲きそう!
2015年05月23日 09:34撮影 by  X10, FUJIFILM
3
5/23 9:34
これは花開く寸前のミヤマキンバイ。もう少しで咲きそう!
阿弥陀岳と文三郎道の全容を撮ってみた。急傾斜ですねえ。遠くには行者小屋が見えます。
2015年05月23日 09:36撮影 by  X10, FUJIFILM
5/23 9:36
阿弥陀岳と文三郎道の全容を撮ってみた。急傾斜ですねえ。遠くには行者小屋が見えます。
やっと着いた赤岳頂上。長かったけど、余りある展望やお花がいっぱいの楽しい道は達成感いっぱいです。
2015年05月23日 09:43撮影 by  X10, FUJIFILM
5/23 9:43
やっと着いた赤岳頂上。長かったけど、余りある展望やお花がいっぱいの楽しい道は達成感いっぱいです。
小屋からみた赤岳頂上。こんなに人が少ないのもめずらしい。
2015年05月23日 09:44撮影 by  X10, FUJIFILM
5/23 9:44
小屋からみた赤岳頂上。こんなに人が少ないのもめずらしい。
頂上からの権現方面と南アルプス。赤岳からこんなにクリアな景色が見られるのは久しぶり!にっこりデス。
2015年05月23日 09:48撮影 by  X10, FUJIFILM
5/23 9:48
頂上からの権現方面と南アルプス。赤岳からこんなにクリアな景色が見られるのは久しぶり!にっこりデス。
権現、ギボシ(手前)と北岳、甲斐駒、千丈が岳(遠く)
2015年05月23日 09:49撮影 by  X10, FUJIFILM
5/23 9:49
権現、ギボシ(手前)と北岳、甲斐駒、千丈が岳(遠く)
こちらは県界尾根(左)と真教寺尾根(右)
2015年05月23日 09:56撮影 by  X10, FUJIFILM
5/23 9:56
こちらは県界尾根(左)と真教寺尾根(右)
赤岳からの富士山はすこし大きく見える。肩にちょっぴり雲がたなびく!ずいぶん残雪が減ってますねえ。
2015年05月23日 09:56撮影 by  X10, FUJIFILM
5/23 9:56
赤岳からの富士山はすこし大きく見える。肩にちょっぴり雲がたなびく!ずいぶん残雪が減ってますねえ。
頂上でもセルフタイマーでパチリ!
2015年05月23日 09:59撮影 by  X10, FUJIFILM
4
5/23 9:59
頂上でもセルフタイマーでパチリ!
こちらは美濃戸への沢筋。針葉樹林の緑でびっしり。
2015年05月23日 10:32撮影 by  X10, FUJIFILM
1
5/23 10:32
こちらは美濃戸への沢筋。針葉樹林の緑でびっしり。
ちょうど咲き始めのウラシマツツジ。葉っぱを出す前にお花が咲き出す。コメバツガザクラとのコラボもみられました。
2015年05月23日 10:42撮影 by  X10, FUJIFILM
3
5/23 10:42
ちょうど咲き始めのウラシマツツジ。葉っぱを出す前にお花が咲き出す。コメバツガザクラとのコラボもみられました。
これはガレバにひっそり咲くミヤマタネツケバナ。これも小さいお花で見落としそう。天望荘〜地蔵分岐にかけて咲き始めてました。
2015年05月23日 10:55撮影 by  X10, FUJIFILM
3
5/23 10:55
これはガレバにひっそり咲くミヤマタネツケバナ。これも小さいお花で見落としそう。天望荘〜地蔵分岐にかけて咲き始めてました。
往路を戻って再びツクモグサの群生地帯へ。午後になりお日様あたってたので、もっと花開いている状態を期待したのだけれど、思ったより開いている固体が少なく、ちょっと当てがはずれ。
2015年05月23日 11:24撮影 by  X10, FUJIFILM
1
5/23 11:24
往路を戻って再びツクモグサの群生地帯へ。午後になりお日様あたってたので、もっと花開いている状態を期待したのだけれど、思ったより開いている固体が少なく、ちょっと当てがはずれ。
オヤマノエンドウの咲き始め、きれいな固体でした。陽をいっぱいに浴びて、精一杯花開く姿に感動です。
2015年05月23日 11:36撮影 by  X10, FUJIFILM
2
5/23 11:36
オヤマノエンドウの咲き始め、きれいな固体でした。陽をいっぱいに浴びて、精一杯花開く姿に感動です。
ツクモグサ4兄弟。こちらはもう終わりの株みたい。
2015年05月23日 11:44撮影 by  X10, FUJIFILM
5/23 11:44
ツクモグサ4兄弟。こちらはもう終わりの株みたい。
オヤマノエンドウの本日見たもっとも大きな株、花をいっぱいつけてます。
2015年05月23日 11:45撮影 by  X10, FUJIFILM
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オヤマノエンドウの本日見たもっとも大きな株、花をいっぱいつけてます。
こちらはレコでもみなさん撮ってる6兄弟ってやつです。すぐにわかりました。
2015年05月23日 11:48撮影 by  X10, FUJIFILM
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こちらはレコでもみなさん撮ってる6兄弟ってやつです。すぐにわかりました。
アップでそのうちの4兄弟!
2015年05月23日 11:49撮影 by  X10, FUJIFILM
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アップでそのうちの4兄弟!
やっと見つけた開花したミヤマキンバイ
2015年05月23日 11:54撮影 by  X10, FUJIFILM
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やっと見つけた開花したミヤマキンバイ
ウラシマツツジの大株、コメバツガザクラと混生してました。
2015年05月23日 11:58撮影 by  X10, FUJIFILM
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ウラシマツツジの大株、コメバツガザクラと混生してました。
こちらは岩壁に咲くツクモグサの咲き始めの株。
2015年05月23日 12:04撮影 by  X10, FUJIFILM
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こちらは岩壁に咲くツクモグサの咲き始めの株。
やっとこいっぱいに花を広げたツクモグサに出会えた!
2015年05月23日 12:05撮影 by  X10, FUJIFILM
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やっとこいっぱいに花を広げたツクモグサに出会えた!
さきほどの株をもう一枚。
2015年05月23日 12:05撮影 by  X10, FUJIFILM
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さきほどの株をもう一枚。
こちらはサイドから
2015年05月23日 12:06撮影 by  X10, FUJIFILM
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こちらはサイドから
もう一丁
2015年05月23日 12:09撮影 by  X10, FUJIFILM
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もう一丁
硫黄岳山頂まで戻ってきました。午後になってお天気よくなり、青空が広がる。
2015年05月23日 13:51撮影 by  X10, FUJIFILM
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硫黄岳山頂まで戻ってきました。午後になってお天気よくなり、青空が広がる。
硫黄山頂から南八つをパノラマ写真で
2015年05月23日 14:06撮影 by  X10, FUJIFILM
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硫黄山頂から南八つをパノラマ写真で
こちらは硫黄岳の爆裂火口をパノラマで
2015年05月23日 14:08撮影 by  X10, FUJIFILM
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こちらは硫黄岳の爆裂火口をパノラマで
硫黄岳爆裂火口岩壁
2015年05月23日 14:18撮影 by  X10, FUJIFILM
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硫黄岳爆裂火口岩壁
夏沢峠と天狗岳を見下ろしながら一気に下る。
2015年05月23日 14:28撮影 by  X10, FUJIFILM
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夏沢峠と天狗岳を見下ろしながら一気に下る。
夏沢峠より硫黄岳を振り返る。
2015年05月23日 14:43撮影 by  X10, FUJIFILM
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夏沢峠より硫黄岳を振り返る。
見つけました!ウスギオウレン。ほんと!小さなお花。うっかりするとまったく見つけられないですね。ウスギオウレンの目になって目を凝らし、やっとこみつけた。
2015年05月23日 15:21撮影 by  X10, FUJIFILM
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見つけました!ウスギオウレン。ほんと!小さなお花。うっかりするとまったく見つけられないですね。ウスギオウレンの目になって目を凝らし、やっとこみつけた。
1回みつけると、人間パターン認識能力が高く、次々に目に入ってきます。日が当たった良い条件で!
2015年05月23日 15:24撮影 by  X10, FUJIFILM
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5/23 15:24
1回みつけると、人間パターン認識能力が高く、次々に目に入ってきます。日が当たった良い条件で!
オーレン小屋まで戻ってきた。テンバを見に行ったがとても良い環境で今度はテン泊してみたいな!
2015年05月23日 15:40撮影 by  X10, FUJIFILM
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オーレン小屋まで戻ってきた。テンバを見に行ったがとても良い環境で今度はテン泊してみたいな!
これが最後のウスギオウレン!1つに必ず3つの花をつける。葉っぱはまだ出ていない。2ペア揃った株を撮ってみた。かなり夏沢鉱泉近くまで良く探すとみつけられます。
2015年05月23日 15:56撮影 by  X10, FUJIFILM
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5/23 15:56
これが最後のウスギオウレン!1つに必ず3つの花をつける。葉っぱはまだ出ていない。2ペア揃った株を撮ってみた。かなり夏沢鉱泉近くまで良く探すとみつけられます。
これはコミヤマカタバミ。夏沢鉱泉に近づくと見られます。
2015年05月23日 16:09撮影 by  X10, FUJIFILM
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これはコミヤマカタバミ。夏沢鉱泉に近づくと見られます。
夏沢鉱泉はエコな建物ですねえ。太陽光発電と大量の薪。
2015年05月23日 16:22撮影 by  X10, FUJIFILM
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5/23 16:22
夏沢鉱泉はエコな建物ですねえ。太陽光発電と大量の薪。
これはミヤマスミレの群落。夏沢鉱泉直下の林道脇にたくさん咲いてました。
2015年05月23日 16:28撮影 by  X10, FUJIFILM
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5/23 16:28
これはミヤマスミレの群落。夏沢鉱泉直下の林道脇にたくさん咲いてました。
なかなかの群落です。
2015年05月23日 16:31撮影 by  X10, FUJIFILM
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なかなかの群落です。
こちらは夕日に輝くヒメイチゲの群生
2015年05月23日 16:42撮影 by  X10, FUJIFILM
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5/23 16:42
こちらは夕日に輝くヒメイチゲの群生
苔蒸した岩の上に咲くペアのミヤマスミレ
2015年05月23日 16:52撮影 by  X10, FUJIFILM
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苔蒸した岩の上に咲くペアのミヤマスミレ
戻って着ました桜平。北八つっぽい林層ですね。
2015年05月23日 17:03撮影 by  X10, FUJIFILM
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戻って着ました桜平。北八つっぽい林層ですね。
桜平ゲート前の駐車スペース。一等地に駐車、ゲートからは徒歩10秒
2015年05月23日 17:21撮影 by  X10, FUJIFILM
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桜平ゲート前の駐車スペース。一等地に駐車、ゲートからは徒歩10秒

感想

 今レコをいろいろ読ませていただきましたが、ずいぶんたくさんの方とお会いしているような気がします。少しお話させていただいたりもしました。こちらも後ほど確認取れるとうれしいです。
 コースタイムは全く参考になりません。写真撮影&ダラダラ休憩で、歩いているより立ち止まってる時間のほうが長いくらいかもしれません。
 16時間におよぶ山歩きでしたが、八が岳をホント堪能できました。景色とお花でお天気に恵まれた事もあいまってとても良い山旅できたと思います。帰りにメッチャ眠くなって、居眠り運転しそうになったのがちょっとヤバかったけど、休み休み帰りました。みなさん無理は禁物です。

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コメント

素晴らしいです!
0704minoさん、こんにちは。trekker_です。

写真、素晴らしいですね。
堪能させて頂きました。

そう言えば、地蔵の頭付近の足もとにミヤマタネツケバナが咲いてましたね。
私のレポにアップするのを忘れてしまいました。

46枚目に、私の腕だけ写ってました。
ありがとうございます。
2015/5/26 8:40
ありがとうございました☆彡
0704minoさん、こんにちは。

朝、高速を走っている時に朝焼けが綺麗だな〜
と思いながら桜平に向かっていました。
山からだとこんなに美しい朝焼けだったのですね!!
モルゲンロート、ご来光、山で見ると格別です
それにしてもツクモグサ 可愛かったですね。
ツクモグサの魅力・可愛さを表現されてますね♪

横岳では写真を撮って頂きありがとうございました!
また、お花の咲く山でお会いしましょう
2015/5/26 9:52
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