大石岳(撤退)
- GPS
- 04:03
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 542m
- 下り
- 528m
コースタイム
- 山行
- 4:04
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:04
天候 | 曇天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
柴が多い 痩せ尾根も危険過ぎる程ではないと思う |
写真
感想
雪山経験を積みに大石岳のルート情報のない尾根に。
事前に検討を重ねていたものの不安要素は残ったまま、進むほどに迷いが生じていき無理は止そうと撤退した。体力、経験、意地のどれかが不安を上回っていたら進んだかもしれないが…退くのも勇気だったなあと帰ってから思う。
まだまだ山を歩くにはレベルが足りないな〜と改めて感じた。
以下、感想
地形図と衛星写真を眺めて(条件さえ整っていれば)別に難しく無いであろうルートを試してみた。距離は伸びるが緩い尾根を辿れる。夏道を辿らないのはいつか登りたい長場内岳・大仏岳・白子森などを想定したルートの模索から尾根歩きをしてみかたった為。
実際歩いて問題だったのはジリジリと気力を削ってくる柴と2日前からの水分多めの雪。柴(おそらくヌルデ・キブシ・アオダモ)を突っ切るのは初めてだったが思い通りに歩けず鬱陶しい。今まで歩いた山は笹系ばかりで、笹なら耐えられると思っていたがこれは駄目だった。積雪が多ければもっと楽だったと思うが今年は仕方ない。
雪質に関しても天気予報を追っていたので想定通りであったものの、ズルズル滑る雪の状態で痩せ尾根の急登を不安なく登り、また撤退時安全に降りられるとは思えなかった。12本アイゼン、ピッケルは持っていたが扱う技術や経験が不足していては意味がない。スノーシューやポールも歩くコースによっては不要だなあと。
ただ、体力が並以上あるなら状況が悪くても進めると思えたし、経験豊富でペースが遅くとも着実に進めるなら歩き切れると思えた。自分はその両方に加えて意地も足りなかった。まあ撤退せず進んでいたら下山まで9時間近くかかっていたと思うし、下りの夏道でやらかしたんじゃないかと思っている。
天気から現地の状態を予測する力は身についてきた気もする。地形図から頭に浮かぶ絵はまずまず。でも取り敢えず日々の体力作りからだな〜と感じている。天気が良い休日はジョギングをしていたが冬はさっぱり。経験に関しても天気や山を選り好みせず様々なシーンを歩かないと始まらない。今回の撤退は足りない物を改めて考える良い刺激になったと前向きに捉えておく。
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