【クライミング講習】広沢寺(備忘録編)
天候 | 2015/5/31(日) 晴時々曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
小雨予報の広沢寺でしたが、弁天岩はそれなりに混んでいました。 ヒルとの遭遇は、ありませんでした。 kamogさんの本編 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-650750.html |
写真
感想
kamogさんのクライミング講習(初心者向け)を受講した。
マルチピッチのシステム基本までを教えていただいた。
※画像と以下の備忘録は、kamogさんkiha58さんによって添削済です※
自分的に目からウロコポイント
・マルチピッチの1ピッチ目で動き回れる安定した場所でトップをビレイするとき、
自分のセルフを木などに取ってはいけない。
⇒理由:静止した支点(=木)のおかげで、プーリー効果でテンションの架かった
ボルトに更なる荷重がかかり、支点破壊の確率が高まる。
ビレイヤーが衝撃吸収動作を取ることで最終支点への荷重を減らすべき。
全体のシステムを考えるとき、デバイス各々の耐荷重値だけでなく、
作用・反作用の法則から「何処にどれだけの荷重がかかるのか」を考えるべき。
やみくもに強固にすると、反作用が必ずどこかに発生する。
また、落石などから逃げられる範囲が狭まってしまう、という欠点もある。
※ただし2ピッチ目以降の不安定なビレイポイントでは、自分の腰より上部に
セルフビレイを取ることは致し方なし。
・開始前に必ずパートナーの結びをお互いに指さしチェックすること。
・クイックドローは絶対にセットを逆にしてはいけない。
防止策として、ギアラックにボルト側でぶら下げるように習慣づける。
・懸垂下降で下降用ロープを連結するとき。連結はオーバーハンドノット。
折り返した2本のロープの位置関係が、壁に近いほう/遠いほう(下/上)のとき、
連結部は下にくるようにセットする。
・懸垂下降するときは、すっぽぬけ防止のために、必ず末端に結び目をつくること。
・融点は ダイニーマ<ナイロン 用途によって使い分ける
・確保器 レギュラーフリクション ハイフリクション 境目はUIAA基準を目安
・各々のデバイスや結び、技術は全て、利点と欠点を備えており、理解したうえで
使用場面によって使い分けることで、トータルのリスクを低減する。
他、色々沢山・・・・
システマティックで、基本をおさえ、実践的かつ最新技術に裏打ちされた技を、
楽しくていねいに教えてくださるkamogさんの講習は非常におすすめです。
kamogさん、どうもありがとうございました。
同行させていただいた、kiha58さん、yuri17さん、とても楽しかったです。ありがとうございました。
「厳冬期聖〜上河内」のkiha58さんとご一緒する幸運に恵まれ、しかも安心感溢れるビレイをしてくださり、絶対に落ちると思った二段目を何とか登れました。
kiha58さん、yuri17さん、ぜひまたご一緒させてください!!
ebiさん、素晴らしい記録ありがとうございます!
恐ろしいスピードで揮発してしまうのですが、写真と説明を見ると復習できます。
今後、毎回お願いします(笑
折角なので、失敗を繰り返さないために、kihaの失敗等を書いておきます。
・重大な間違いその1
トップロープでロワーダウンの時の手の使い方が間違っていた。
→反省
トップロープでのビレイ
トップロープからロワーダウンの時の確保
セカンドの時トップのビレイ
トップの時のセカンドのビレイ
全部違う!(当たり前ですが。。。)
手の動きとその機能をよく考える。
・重大な間違いその2
支点にセットした環付カラビナが、きちんとロックされていなかった
・重大な間違いその3
ラペルの時、確保器の使い方が間違っていた!
ロープの折り返しがビレイループのカラビナではないカラビナが使用されていた!
(つまり、体は確保器のワイヤーで連結されていた。。汗)
→反省
3rdで終了点に到着した後、手順を間違ってしまった。
そこから連鎖的に慌ててしまった。(私の悪い癖です)
間違いに気づいても慌ててはいけない。
時間がかかって迷惑になっったとしても諦める。
落ち着いて1つ1つ確認する事が重要。
先が思いやられます。。。
しかし、クライミングは楽しい(笑
どうもお疲れさまでしたー
自分も揮発速度が年々加速しており、早期に記録することでなんとか防いでいます。が、致命的な記憶違いを犯し、ご指摘いただいて大変助かりました
失敗談をアップしてくださり、その勇気に脱帽です。自分も絶対に同じことをしでかすと思うので、物凄く勉強になります。
「落ち着いて1つ1つ」本当にそうですね!アルパインクライミングでは、焦りがそのまま死に繋がりますし、自分もよーーーく肝に銘じておこうと思います。
それにしても、モタモタする自分を、力強く、それでいて焦らせない、優しい安心感に満ち溢れたビレイで終了点へみちびいてくださったkiha58さんが、直前にそんな慌てる場面があったなんて信じられませんよ
その後のラペリングでも地上からあたたかいバックアップで見守ってくださって、直前に確保器ワイヤーで下降した人には見えませんでしたw
怪しい記録係を務めさせていただきますので、次回もぜひご一緒させてください
kamog先生、ebiさん、Yさん、1日ありがとうございました。
私のいい加減さが露呈してしまって、反省します。。。
登攀がへたくそなのはしょうがないとしてもビレイだけは正しく習得したいです。
これに懲りずに、また一緒の時はよろしくお願いします(笑
お気軽に申し込んだら、「ええ〜、今日こんなハイレベルなことをやるんですか〜」という私に、お二人とも嫌な顔一つせず1日楽しく過ごさせて下さって、感謝、感謝です。山行記録を拝見したら、お二人とも凄いツワモノではないですか〜! 厚かましく、またご一緒させていただきますが、何卒ご容赦下さいませませ。
すでに大半が忘却の彼方へ・・・備忘録、大変助かります♪
2ピッチ目の出だしの垂直な岩に果敢に取付くyuri17さんのガッツに励まされ、自分もなんとか登れました どうもありがとうございました。
またよろしくお願いしますね。楽しみです
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