信夫山四十八石巡りの続き

2024年03月03日(日) [日帰り]

• GPS: 02:17
• 距離: 2.6km
• 登り: 204m
• 下り: 192m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:07
• 休憩: 0:10
• 合計: 2:17

12:27 スタート地点
14:13 14:23 土取場跡
14:44 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

羽黒神社駐車場からスタート

コース状況／危険箇所等

今回の岩へは、明瞭な道はありません。

写真

3/3 13:01

まずは「43　馬石」。縦にのっぺりと長い形状は、みごとな馬面です。

3/3 13:05

途中大きな岩があったが名前は不明。

3/3 13:22

「48　神楽岩（ぼたもち岩）」。ここは先週も来た。

3/3 13:23

岩の脇には手作り階段が整備されています。

3/3 13:24

岩の上の祠には、みかんがお供えされてました。

3/3 13:29

神楽岩から横に20mほどの場所にある岩。ほぼ丸い形や位置から、「46　二十三夜石」と思われます。

3/3 13:36

謎の大岩。はじめはこれが二十三夜岩かとも思いましたが、荒々しい形状は月には見えません。

3/3 13:44

「43　馬岩」まで戻った。上から見ても馬づらです。

3/3 13:45

馬岩の上方にあるのが「45　蛙石」のはず。蛙が下方を見ているそうですが、特に蛙のようには見えないので、違う石かも。

3/3 13:46

蛙石を横から。蛙に見えるか…

3/3 13:57

この一帯は巨岩がごろごろあります。

3/3 14:21

続いて、三日月石を探しに熊野峠へ向かいました。白土採取場跡の横を登っていったら、トロッコのレールがありました。これまで何度も通ったルートなのに気づかなかった。

3/3 14:21

もう1本ありました。土留めにつかっているようです。

3/3 14:24

これが「44　三日月石」。下から見上げると三日月のシルエットですね。

3/3 14:25

上から降りてきたときの姿はこのとおり。三日月には見えません。このあたりでは、大岩はこれだけなのですが、いつも上から降りてきてたので、気づきませんでした。

3/3 14:39

羽黒神社まで戻った。これは二十三夜塔。

3/3 14:41

羽黒神社と大わらじ

3/3 14:42

このあたりにあった「14　風穴」は明治時代に壊されたとのことです。このあたりにある坑道跡は奥から風が出ているので、ここにあった穴も地中から風がでていたのでしょう。

3/3 14:42

先週も見た「15　弁慶の膝かぶ石」

3/3 14:44

「13　馬の足跡岩」。ただ、改めて見ると、穴が馬の足跡にしてはだいぶ小さいです。ひょっとすると西坂茂著「信夫山」にある弁慶の錫杖跡かもしれません。

3/3 14:45

仁王門跡

3/3 14:48

ゴール。

撮影機器：

OM-D E-M5 Mark III ボディ オリンパス

感想

sakusakuhiro

信夫山四十八石のうち、先週は行けなかった信夫山北斜面の「馬石、蛙石、二十三夜石、三日月石」を見てきました。いずれも村上ひろし著「信夫山名石めぐり」の地図と写真とを参考とさせていただき同定しました。

信夫山北斜面の烏帽子岩と馬岩は、一般には取り壊されたとされていますが、どちらも見るからに烏帽子、馬づらの岩なので、残っていたものと思います。特に、烏帽子岩はしめ縄が巻かれていたので、間違いないと思います。

四十八石を一気に見てまわった感想ですが、

一番印象に残ったのは「座頭転ばし坂」でした。村上ひろし著「信夫山名石めぐり」の中でも、気持ちの良い道であると絶賛されていましたが、全くその通りで、竹林交じりの林の中のを、木漏れ日を受けながら降りていく細道は、極上の散策ルートです。古くからの道とのことですし、もっと知られても良いと思いました。

テレビニュースで、「信夫山公園開設150周年」のニュースを見ました。今年は信夫山のイベントがいろいろ予定されているようで楽しみです。せっかくなので、信夫山四十八石の主な石を周るモデルコースを設定すれば、楽しいルートになると思います。

村上ひろし著「信夫山名石めぐり」は、すべての石について、著者が現地を確認したうえで写真と地図が載っている唯一の本です。今回も改めて参考にさせていただきました。村上様に感謝します。