ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6524624
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

百蔵山(1,003m) 〜 扇山(1,138m) 秀麗富嶽十二景

2024年03月05日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:34
距離
14.6km
登り
1,220m
下り
1,227m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:32
休憩
1:03
合計
5:35
6:52
29
7:21
7:21
17
8:08
8:08
14
8:22
8:23
29
8:52
8:53
6
8:59
8:59
8
9:07
9:07
12
9:19
9:19
37
9:56
9:56
4
10:00
10:00
9
10:09
10:56
6
11:02
11:02
20
11:22
11:33
12
11:45
11:46
41
12:27
----------------------------------
今回はおニューのスペア靴の靴慣らし山行なので、ライトなコースに。
----------------------------------
【コース】
百蔵山(猿橋駅から西ルート) 〜 扇山(梨の木平登山口から鳥沢駅)

まず、何故に扇山〜百蔵山、にしなかったかについて。
どちらからスタートしても、登山口まで長いアスファルトを歩かなければなりません。
距離でいうと、百蔵山の方が短いですが、傾斜がなかなかキツい。
扇山の方がなだらかですが、とにかく、長い(笑)。

また、山から山への事を考えると、百蔵山から扇山へ向かう際、山頂から下りる道がかなりの急斜面なんです。長くはないけれど、なかなかの角度です。
そして、鳥沢駅から扇山を登る場合、実は山頂までは道が退屈で(笑)、上りっぱなしなんです。
靴慣らしという事を考えると、やはり百蔵山から扇山、という方が気がラクなので、今回そうしました。

そして、猿橋から百蔵山へは、西ルートと東ルートがあります。
西ルートの方がなだらかで、全般的に平和なルートです。東ルートは、ちょっとした急登(鎖場)があったりして、楽しいことは楽しいのですが、靴慣らし向きではありません(笑)。
前回西ルートだったので、今回は東ルートからにしようか悩んだのですが、そう言えば前回トトロを撮ってなかったな〜、という事で(笑)、西ルートからに決定。トトロは西ルートでのみ見る事ができます。

扇山からの下山コースですが、今回は水場経由で梨の木平登山口に下りました。
ちなみに、その東側にツツジ群生ルートがありますが、来月あたりだったら絶対、そちらをオススメします。

どちらの山から登っても、どのルートを歩いても、道標はしっかりありますし、そもそも分岐は少なく、不明瞭な箇所もほとんどないため、初心者の方から、ライトに二山を楽しみたい方、またデッカイ富士山を手軽に見たい方には、どちらもとてもオススメできる山です。

----------------------------------
【コース状況】
雪については後述します。

百蔵山までは、危険個所も、道迷いしそうな箇所も全くありません。
ちなみに東コースからだと、前述の通り、鎖場などの急登が短い区間ながら、あります。

扇山も、危険なところはありませんが、梨の木平コースは石も多く、百蔵方面に比べ、少々ワイルドです。
アップダウンはほぼ無く、基本、上りっぱなし(又は下りっぱなし)なので、少々退屈というのも否めません。

鳥沢駅から扇山を目指す場合も、分岐のたびに案内板が出ておりますので、道迷いの心配はほとんど無いと思います(画像参照)。
初心者の方でも安心して登れる、とても良い山です。

----------------------------------
【アクセス】
百蔵山 JR猿橋駅
扇山  JR鳥沢駅

どちらも登山口まではバスがありますが、早朝は走っていなかったり、本数が極端に少なかったりしますので、私は使った事がありません。
もし検討されるなら、富士急バスのHPにて確認願います。

---------------------------------
【登山口】
百蔵山登山口
 猿橋駅から徒歩で(私の足で)45分

扇山 梨の木平登山口
 梨の木平登山口から鳥沢駅まで徒歩で(私の足で)40分

分岐など、登山口までのルートなどは画像で解説しています。

ちなみに、梨の木平登山口には、5〜6台止められる無料駐車場があります。
梨の木平登山口から少し歩いていくと、左手にツツジ群生ルート登山口があります。

---------------------------------
【2024.3.3現在の雪の状況】

百蔵山の山頂近くには雪が残っていますが、チェーンスパイクを使うほどではありませんでした。
百蔵山山頂から扇山側に下りる斜面はかなり急ですが、北側なので、登山道が雪に覆われていました。私はトレッキングポール使用のみで、チェンスパは装着しませんでしたが、慣れていない人だとかなり怖い斜面ですので、初心者の方には安全の為チェーンスパイク装着を推奨します。

扇山直前の登りも、やはり雪に覆われているところが多かったですが、上りという事もあり、注意して歩けばチェンスパを付けなくても歩けます。ちなみに本日、皆さんの足元を確認していたところ、装着アリとナシでは半々くらいでした。やはり不慣れな方には装着を推奨します。

大月市は、駅から下りた時の体感温度が、都内とは全く違います。
結局、使わなかった、、というなら問題ないですが、やっぱり必要だったけど持っていない、、、というのが非常に困ります。都内は昨日は晴天でしたが、大月市は雪が降ったそうです。とにかく、この季節はなるべくチェーンスパイクまたは軽アイゼンは持ち歩いた方が良いです。

---------------------------------
一山一ゴミ拾い運動、実施中(実際は一つじゃ済まないのです、、、)。
---------------------------------
【本日のゴミ】
百蔵山までは見当たらなかったのですが、残念ながら、扇山に行く途中でアメちゃん発見。。
百蔵山はゼロ認定で良いのかも知れませんが、百蔵山から扇山にかけての道なので、どちらのゴミかも分からず、結局は今日もゼロ認定ならず。残念。

---------------------------------
---------------------------------

【本日の装備】
・ドライレイヤー = ミレー ドライナミック
・ベースレイヤー = 山と道 100%メリノライト
・レイヤー = マムート ポーラテック ハーフジップ
・アウター = ティートンブロス ランウィズオクタ
・化繊インサレーション = パタゴニア ナノエア フーディ
・パンツ = 山と道 5ポケットパンツ
・サポーター = C3Fit
・シューズ = スポルティバ ウルトララプター2
・ビーニー = マムート
・ハット = RIDGEMOUNTAINGEAR Enough Hat ベージュ
・グローブ = NorthFace
・ザック = パーゴワークス バディ16L

【携行品】
・レッキングポール = モンベルULフォールディング(2本)
・レインウェア = Teton Bros. フェザーレインジャケット
・レインパンツ = 山と道 オールウェザーパンツ
・手ぬぐい = BePalのオマケ(マムート)
・ココヘリ会員証
・携帯バッテリー
・その他レスキューセット等の小物


【行動食】
・森永 in PROTEIN ベイクドビター 1本 (1本食べた)
・チャージinゼリー (2本飲んだ)
・水 1,000ml (200ml飲んだ)
過去天気図(気象庁) 2024年03月の天気図
アクセス
百蔵山へは、JR猿橋から向かいます。
駅から真っすぐ、歩道橋を登って甲州街道を右に。すぐ左に曲がります。
2024年03月03日 06:51撮影 by  iPhone 13, Apple
1
3/3 6:51
百蔵山へは、JR猿橋から向かいます。
駅から真っすぐ、歩道橋を登って甲州街道を右に。すぐ左に曲がります。
美しい桂川を渡り、真っすぐ歩きます。
2024年03月03日 07:03撮影 by  iPhone 13, Apple
1
3/3 7:03
美しい桂川を渡り、真っすぐ歩きます。
右手に扇山が見えます。中央高速の下を抜け、突き当りを右。すぐに左に曲がり、市営グラウンド方面を歩いていきます。
地味に長い上り坂が続きます。
2024年03月03日 07:03撮影 by  iPhone 13, Apple
1
3/3 7:03
右手に扇山が見えます。中央高速の下を抜け、突き当りを右。すぐに左に曲がり、市営グラウンド方面を歩いていきます。
地味に長い上り坂が続きます。
右手にグラウンドを見ながら行くと、すぐ登山口バス停があります。ここの分岐を、左に行きます。
2024年03月03日 07:21撮影 by  iPhone 13, Apple
3/3 7:21
右手にグラウンドを見ながら行くと、すぐ登山口バス停があります。ここの分岐を、左に行きます。
ここの分岐は、右。案内板も出ています。坂、長いです。
2024年03月03日 07:23撮影 by  iPhone 13, Apple
3/3 7:23
ここの分岐は、右。案内板も出ています。坂、長いです。
しばらく行くと、左に曲がる道があります。左に行くと西ルート、比較的穏やかな登山道です。
真っすぐいくと浄水場を左手にみながら、右手に東ルートの登山口があります。コチラは鎖場などあり、少々ワイルドなコースです。今回、左の西ルートを行きます。
2024年03月03日 07:26撮影 by  iPhone 13, Apple
1
3/3 7:26
しばらく行くと、左に曲がる道があります。左に行くと西ルート、比較的穏やかな登山道です。
真っすぐいくと浄水場を左手にみながら、右手に東ルートの登山口があります。コチラは鎖場などあり、少々ワイルドなコースです。今回、左の西ルートを行きます。
西ルートに進むと、有名なトトロのバス停があります。奥に富士山も見えますね。
2024年03月03日 07:31撮影 by  foodie, Snowcorp
1
3/3 7:31
西ルートに進むと、有名なトトロのバス停があります。奥に富士山も見えますね。
途中、見晴らしの良いスポットがあります。大月の街を見下ろせ、とても綺麗です。
2024年03月03日 08:22撮影 by  iPhone 13, Apple
3/3 8:22
途中、見晴らしの良いスポットがあります。大月の街を見下ろせ、とても綺麗です。
百蔵山からは、綺麗な富士山が見えます。
2024年03月03日 08:22撮影 by  iPhone 13, Apple
3/3 8:22
百蔵山からは、綺麗な富士山が見えます。
静かな山頂。
2024年03月03日 08:22撮影 by  iPhone 13, Apple
1
3/3 8:22
静かな山頂。
この時は綺麗に見える富士山、扇山では隠れてしまいます。。。
2024年03月03日 08:22撮影 by  iPhone 13, Apple
3/3 8:22
この時は綺麗に見える富士山、扇山では隠れてしまいます。。。
百蔵山山頂から扇山へ下る斜面はかなりの急な下りで、雪で覆われていました。私はチェーンスパイク無しで下りましたが、チェーンスパイク推奨です。下りきったあとは、雪はもうほぼありませんでした。
2024年03月03日 09:19撮影 by  iPhone 13, Apple
3/3 9:19
百蔵山山頂から扇山へ下る斜面はかなりの急な下りで、雪で覆われていました。私はチェーンスパイク無しで下りましたが、チェーンスパイク推奨です。下りきったあとは、雪はもうほぼありませんでした。
扇山山頂付近は雪に覆われていましたが、ここもチェーンスパイク無しで歩きました。
すれ違う人の足元を見ると、スパイク装着率は50%ほどでした。
2024年03月03日 10:03撮影 by  iPhone 13, Apple
1
3/3 10:03
扇山山頂付近は雪に覆われていましたが、ここもチェーンスパイク無しで歩きました。
すれ違う人の足元を見ると、スパイク装着率は50%ほどでした。
それでも、登山道を外れると5cm程度の残雪です。
2024年03月03日 10:06撮影 by  iPhone 13, Apple
1
3/3 10:06
それでも、登山道を外れると5cm程度の残雪です。
扇山、山頂到着です。
2024年03月03日 10:07撮影 by  iPhone 13, Apple
3/3 10:07
扇山、山頂到着です。
残念ながら、富士山は雲の中。30分粘りましたが、駄目でした。下山します。
2024年03月03日 10:37撮影 by  iPhone 13, Apple
3/3 10:37
残念ながら、富士山は雲の中。30分粘りましたが、駄目でした。下山します。
帰りは、水場を通るルートと、ツツジ群生ルートがありますが、今回は水場を通って下りました。
2024年03月03日 11:22撮影 by  iPhone 13, Apple
1
3/3 11:22
帰りは、水場を通るルートと、ツツジ群生ルートがありますが、今回は水場を通って下りました。
梨の木平登山口まで降りてきました。5〜6台止められる無料駐車場があります。
ここからは鳥沢駅まで、長い舗装路を歩きます。
2024年03月03日 11:46撮影 by  iPhone 13, Apple
3/3 11:46
梨の木平登山口まで降りてきました。5〜6台止められる無料駐車場があります。
ここからは鳥沢駅まで、長い舗装路を歩きます。
扇山と百蔵山。
2024年03月03日 12:15撮影 by  iPhone 13, Apple
1
3/3 12:15
扇山と百蔵山。
要所で案内板があるので、おそらく迷わないと思います。
2024年03月03日 12:18撮影 by  iPhone 13, Apple
1
3/3 12:18
要所で案内板があるので、おそらく迷わないと思います。
JR鳥沢駅へ到着です。駅にトイレはありませんが、中央本線の電車の中にトイレがあります。
2024年03月03日 12:26撮影 by  iPhone 13, Apple
2
3/3 12:26
JR鳥沢駅へ到着です。駅にトイレはありませんが、中央本線の電車の中にトイレがあります。

感想

今回は靴慣らしなのでライトなコースを歩きました。
危険個所は無く、また道迷いの心配も、ほぼありませんので、初心者の方でも安心して歩けます。
また、駅からアクセスできる貴重な低山です(但し、どちらの山も登山口までは舗装路を40〜50分歩きますが、、、)。

秀麗富嶽十二景のうちの2座を手軽に歩けるコースです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:173人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

未入力 奥秩父 [日帰り]
扇山 大野ダム〜旧犬目宿経由
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
鳴沢梨の木平扇山百蔵山
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら