記録ID: 6532201
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ハイキング
関東
【古代東海道-3】夷参駅家→前期相模国府（大住郡）-1
2023年06月01日(木) [日帰り]
神奈川県
たちばな🍊
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 35m
- 下り
- 47m
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| 天候 | くもり |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
|
写真
小田急線座間駅から、前回のゴール地点、夷参駅家推定地�△慍爾蠅討い�坂道歩き終わってから歩いていて気づいたこと、立ち寄った海老名市立郷土資料館「海老名市温故館」でお聞きしたことなどを総合すると、この坂を下りずに、この写真よりももっと手前、座間の駅のすぐ近くを通る県道407号杉久保座間線へ左折して県道沿いを行った方が、より駅路（伝路）の可能性が高いとわかりました
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小田急線座間駅から、前回のゴール地点、夷参駅家推定地�△慍爾蠅討い�坂道
歩き終わってから歩いていて気づいたこと、立ち寄った海老名市立郷土資料館「海老名市温故館」でお聞きしたことなどを総合すると、この坂を下りずに、この写真よりももっと手前、座間の駅のすぐ近くを通る県道407号杉久保座間線へ左折して県道沿いを行った方が、より駅路（伝路）の可能性が高いとわかりました
歩き終わってから歩いていて気づいたこと、立ち寄った海老名市立郷土資料館「海老名市温故館」でお聞きしたことなどを総合すると、この坂を下りずに、この写真よりももっと手前、座間の駅のすぐ近くを通る県道407号杉久保座間線へ左折して県道沿いを行った方が、より駅路（伝路）の可能性が高いとわかりました
座間駅近く
梨の木坂横穴墓群第一号・第二号
昔から人々の営みがあった場所である証
梨の木坂横穴墓群第一号・第二号
昔から人々の営みがあった場所である証
夷参駅家推定地��付近より座間崖線（相模川の河岸段丘・この写真では左手側）に沿って歩きました後から、ここではなく、崖線上の県道407号 杉久保座間線を歩くべきだったと判明しました
歩いていて違和感があり、後で立ち寄った「海老名市温故館」の方に色々とお聞きして、この崖線下は近世までぬかるんでいて、道を作れるような土地ではなかったとのことでした
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夷参駅家推定地��付近より座間崖線（相模川の河岸段丘・この写真では左手側）に沿って歩きました
後から、ここではなく、崖線上の県道407号 杉久保座間線を歩くべきだったと判明しました
歩いていて違和感があり、後で立ち寄った「海老名市温故館」の方に色々とお聞きして、この崖線下は近世までぬかるんでいて、道を作れるような土地ではなかったとのことでした
後から、ここではなく、崖線上の県道407号 杉久保座間線を歩くべきだったと判明しました
歩いていて違和感があり、後で立ち寄った「海老名市温故館」の方に色々とお聞きして、この崖線下は近世までぬかるんでいて、道を作れるような土地ではなかったとのことでした
とはいえ、左側の崖線上の県道407号杉久保座間線とこの道は、ほぼ平行して続いていたので、古代東海道駅路ウォークとしては誤差の範囲ということで良しとします😁
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とはいえ、左側の崖線上の県道407号杉久保座間線とこの道は、ほぼ平行して続いていたので、古代東海道駅路ウォークとしては誤差の範囲ということで良しとします😁
相模国分寺跡付近国分寺そば
大抵はお昼はお店ではなく公園などでの休憩中に行動食で済ませてしまうのですが、ちょうどお昼時にルート上に良さげなお店があるときは立ち寄ってみることことにしています
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相模国分寺跡付近
国分寺そば
大抵はお昼はお店ではなく公園などでの休憩中に行動食で済ませてしまうのですが、ちょうどお昼時にルート上に良さげなお店があるときは立ち寄ってみることことにしています
国分寺そば
大抵はお昼はお店ではなく公園などでの休憩中に行動食で済ませてしまうのですが、ちょうどお昼時にルート上に良さげなお店があるときは立ち寄ってみることことにしています
湯葉そば生湯葉・揚げ湯葉・普通の湯葉の三種類の湯葉が入っていました
上品なおそばも美味しかったし、おつゆの味が好みで、生湯葉が少し溶けた部分のおつゆがことのほか絶品でした
評判通りで、近くなら絶対リピートしたいお店
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湯葉そば
生湯葉・揚げ湯葉・普通の湯葉の三種類の湯葉が入っていました
上品なおそばも美味しかったし、おつゆの味が好みで、生湯葉が少し溶けた部分のおつゆがことのほか絶品でした
評判通りで、近くなら絶対リピートしたいお店
生湯葉・揚げ湯葉・普通の湯葉の三種類の湯葉が入っていました
上品なおそばも美味しかったし、おつゆの味が好みで、生湯葉が少し溶けた部分のおつゆがことのほか絶品でした
評判通りで、近くなら絶対リピートしたいお店
相模国分寺跡国府と国分寺は隣接していることが多いのですが、相模国は国分寺（海老名市）と国府（平塚市・大磯町）がかなり離れていて、国府三遷説の根拠となっていました
現在は大住郡（平塚市）→余綾郡（大磯町）の国府二遷説に落ち着いているようですが、では何故国府と国分寺が離れているのか？というのは謎のままのようです
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相模国分寺跡
国府と国分寺は隣接していることが多いのですが、相模国は国分寺（海老名市）と国府（平塚市・大磯町）がかなり離れていて、国府三遷説の根拠となっていました
現在は大住郡（平塚市）→余綾郡（大磯町）の国府二遷説に落ち着いているようですが、では何故国府と国分寺が離れているのか？というのは謎のままのようです
国府と国分寺は隣接していることが多いのですが、相模国は国分寺（海老名市）と国府（平塚市・大磯町）がかなり離れていて、国府三遷説の根拠となっていました
現在は大住郡（平塚市）→余綾郡（大磯町）の国府二遷説に落ち着いているようですが、では何故国府と国分寺が離れているのか？というのは謎のままのようです
海老名市立郷土資料館「海老名市温故館」相模国分寺跡の道路を挟んだ向かい側にあります
小さいけれど展示がコンパクトに整理されていて、見やすい資料館でした
職員さんが話しかけてくれて、
・座間丘陵の尾根筋
・座間崖線，河岸段丘
・相模川流域改修前は近年まで泥田
・浜田駅
・“寒川”が重要ポイント
・弥生時代の水田
・黒耀石は神津島産であること
などなど色々お聞きできて大収穫でした
相模国分寺のVRも良くできていて楽しめました
時間を食ってしまったけれど、立ち寄って良かった♥
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海老名市立郷土資料館「海老名市温故館」
相模国分寺跡の道路を挟んだ向かい側にあります
小さいけれど展示がコンパクトに整理されていて、見やすい資料館でした
職員さんが話しかけてくれて、
・座間丘陵の尾根筋
・座間崖線，河岸段丘
・相模川流域改修前は近年まで泥田
・浜田駅
・“寒川”が重要ポイント
・弥生時代の水田
・黒耀石は神津島産であること
などなど色々お聞きできて大収穫でした
相模国分寺のVRも良くできていて楽しめました
時間を食ってしまったけれど、立ち寄って良かった♥
相模国分寺跡の道路を挟んだ向かい側にあります
小さいけれど展示がコンパクトに整理されていて、見やすい資料館でした
職員さんが話しかけてくれて、
・座間丘陵の尾根筋
・座間崖線，河岸段丘
・相模川流域改修前は近年まで泥田
・浜田駅
・“寒川”が重要ポイント
・弥生時代の水田
・黒耀石は神津島産であること
などなど色々お聞きできて大収穫でした
相模国分寺のVRも良くできていて楽しめました
時間を食ってしまったけれど、立ち寄って良かった♥
河岸段丘上・座間丘陵の尾根筋に登っていく道歩いてみての結果ですが、座間駅近くからこの尾根筋の道を歩くべきだったと思います
ここで、より可能性のあるルートに合流したことになったのだと思います
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河岸段丘上・座間丘陵の尾根筋に登っていく道
歩いてみての結果ですが、座間駅近くからこの尾根筋の道を歩くべきだったと思います
ここで、より可能性のあるルートに合流したことになったのだと思います
歩いてみての結果ですが、座間駅近くからこの尾根筋の道を歩くべきだったと思います
ここで、より可能性のあるルートに合流したことになったのだと思います
海老名郷土資料館前の道をまっすぐ進み厚木街道（国道246／大山街道）で左に曲がったところ2〜300m先の正面に見えている陸橋の辺り（といっても相当範囲は広いが）に『浜田駅家』があったのではないか？と思われます
もちろんこの切り通しは当時は無かったので、千数百年後に切り通しを作る際に道路遺構や官衙遺構などが出ていないということは、この直上には無かったということだと思いますが…
武蔵国府からここまでの道は、古代東海道駅路ではなく駅路への伝路となります
古代東海道駅路とは、この『浜田駅家』で合流して神奈川県道40号横浜厚木線（厚木街道）を200mほど西進して神奈川県道407号杉久保座間線へ左折合流し、南下していくルートになると思います
しかし、『高座郡家（たかくらぐうけ・下寺尾官衙遺跡群）』へ寄り道したいので、このまま伝路（と思われる）神奈川県道406号吉岡海老名線を南下していきました
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海老名郷土資料館前の道をまっすぐ進み厚木街道（国道246／大山街道）で左に曲がったところ
2〜300m先の正面に見えている陸橋の辺り（といっても相当範囲は広いが）に『浜田駅家』があったのではないか？と思われます
もちろんこの切り通しは当時は無かったので、千数百年後に切り通しを作る際に道路遺構や官衙遺構などが出ていないということは、この直上には無かったということだと思いますが…
武蔵国府からここまでの道は、古代東海道駅路ではなく駅路への伝路となります
古代東海道駅路とは、この『浜田駅家』で合流して神奈川県道40号横浜厚木線（厚木街道）を200mほど西進して神奈川県道407号杉久保座間線へ左折合流し、南下していくルートになると思います
しかし、『高座郡家（たかくらぐうけ・下寺尾官衙遺跡群）』へ寄り道したいので、このまま伝路（と思われる）神奈川県道406号吉岡海老名線を南下していきました
2〜300m先の正面に見えている陸橋の辺り（といっても相当範囲は広いが）に『浜田駅家』があったのではないか？と思われます
もちろんこの切り通しは当時は無かったので、千数百年後に切り通しを作る際に道路遺構や官衙遺構などが出ていないということは、この直上には無かったということだと思いますが…
武蔵国府からここまでの道は、古代東海道駅路ではなく駅路への伝路となります
古代東海道駅路とは、この『浜田駅家』で合流して神奈川県道40号横浜厚木線（厚木街道）を200mほど西進して神奈川県道407号杉久保座間線へ左折合流し、南下していくルートになると思います
しかし、『高座郡家（たかくらぐうけ・下寺尾官衙遺跡群）』へ寄り道したいので、このまま伝路（と思われる）神奈川県道406号吉岡海老名線を南下していきました
神奈川県道406号吉岡海老名線
（←用田で神奈川県道43号藤沢厚木線に接続）
前の写真の陸橋の道です
（←用田で神奈川県道43号藤沢厚木線に接続）
前の写真の陸橋の道です
瓢箪塚（ひさごづか）古墳
推定伝路（高座郡家への伝路）のルート脇にある
上浜田古墳群の瓢箪塚（ひさごづか）古墳（4〜5世紀の前方後円墳）
推定伝路（高座郡家への伝路）のルート脇にある
上浜田古墳群の瓢箪塚（ひさごづか）古墳（4〜5世紀の前方後円墳）
神奈川県道406号吉岡海老名線に直交する道路
右手を見ると丹沢山系が見えます
右手を見ると丹沢山系が見えます
歩いている道が、丘陵の尾根筋ということがよくわかります
この道の左右に直行する道路は、すべて道路から下っていく坂道でした
この道の左右に直行する道路は、すべて道路から下っていく坂道でした
国分寺台緑道を抜けると歩道がなくなりますトラックの往来が多いのでちょっとコワイ
高座豚の豚舎があり、畜産の香りと道路のほこりでマスク必須
ちょっとつらい区間でした…
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国分寺台緑道を抜けると歩道がなくなります
トラックの往来が多いのでちょっとコワイ
高座豚の豚舎があり、畜産の香りと道路のほこりでマスク必須
ちょっとつらい区間でした…
トラックの往来が多いのでちょっとコワイ
高座豚の豚舎があり、畜産の香りと道路のほこりでマスク必須
ちょっとつらい区間でした…
神崎遺跡公園・神崎遺跡資料館スライドやVRを見せていただきました
弥生時代に東海地方からの移住者が短期間住んだ環濠集落で、周溝墓などの墓域は無いとのことです
遺跡範囲は小さめだし、遺跡存続期間も短いけれど、“東海地方から移住”ということが土器からわかる貴重な遺跡で、公園も資料館も小さいけれど大変立派です
移住は舟によるものだと推定されているらしいのも興味深いです
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神崎遺跡公園・神崎遺跡資料館
スライドやVRを見せていただきました
弥生時代に東海地方からの移住者が短期間住んだ環濠集落で、周溝墓などの墓域は無いとのことです
遺跡範囲は小さめだし、遺跡存続期間も短いけれど、“東海地方から移住”ということが土器からわかる貴重な遺跡で、公園も資料館も小さいけれど大変立派です
移住は舟によるものだと推定されているらしいのも興味深いです
スライドやVRを見せていただきました
弥生時代に東海地方からの移住者が短期間住んだ環濠集落で、周溝墓などの墓域は無いとのことです
遺跡範囲は小さめだし、遺跡存続期間も短いけれど、“東海地方から移住”ということが土器からわかる貴重な遺跡で、公園も資料館も小さいけれど大変立派です
移住は舟によるものだと推定されているらしいのも興味深いです
神崎遺跡公園・神崎遺跡資料館 公園部分公園からは東海道新幹線🚄が見えます
こちらの資料館の見学は予定外でしたが、閉館近くまで小一時間見学させてもらい、弥生時代の新たな知見が得られて、とってもトクした気分で今回の駅路ウォークを締めくくれました
このあと、この近くの用田橋バス停から帰宅しました
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神崎遺跡公園・神崎遺跡資料館 公園部分
公園からは東海道新幹線🚄が見えます
こちらの資料館の見学は予定外でしたが、閉館近くまで小一時間見学させてもらい、弥生時代の新たな知見が得られて、とってもトクした気分で今回の駅路ウォークを締めくくれました
このあと、この近くの用田橋バス停から帰宅しました
公園からは東海道新幹線🚄が見えます
こちらの資料館の見学は予定外でしたが、閉館近くまで小一時間見学させてもらい、弥生時代の新たな知見が得られて、とってもトクした気分で今回の駅路ウォークを締めくくれました
このあと、この近くの用田橋バス停から帰宅しました
感想
座間駅近くの夷参駅家（いさまのうまや）推定地から大住郡（平塚市）にあった前期相模国府目指して歩きました。
このルートは、正確にはまだ古代東海道駅路に入っていない伝路区間で、途中の浜田駅家（はまだのうまや）付近で古代東海道駅路に合流するのですが、高座郡家（たかくらぐうけ）に比定されている下寺尾官衙遺跡に寄りたかったので、このまま推定伝路を南下して行きました。
今回は、評判の良いおそば屋さん・相模国分寺跡・海老名市立郷土資料館「海老名市温故館」・瓢箪塚（ひさごづか）古墳・神崎遺跡公園・神崎遺跡資料館、と寄り道が多く距離は進みませんでしたが、考古好きとしては収穫の多い区間となりました。
歩いていると「大山街道歩きですか？」と二度ほど声をかけられました。
歩いたのは平日だったのですが、休日は大山街道を歩く方が結構いらっしゃるとのことでした。
また、大山街道歩きのツアーがあるらしく、相模国分寺跡付近でツアーの旗（？）を持った引率者と10名くらいのグループが歩いているのが見えました。
「そうか、この道は後に大山街道に引き継がれていったんだな〜」
歩いていると、“過去と現在と未来は繋がっている”と実感できます。
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