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Yamareco

記録ID: 6533294
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ハイキング
近畿

ロケット打ち上げを見に八郎山へ(+4日後の打ち上げ追記)

2024年03月09日(土) [日帰り]
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GPS
06:00
距離
17.1km
登り
510m
下り
505m

コースタイム

日帰り
山行
3:50
休憩
2:14
合計
6:04
6:17
41
スタート地点
7:56
7:57
88
9:25
11:38
43
12:21
ゴール地点
天候 晴れ 寒い
過去天気図(気象庁) 2024年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
上田原生活改善センター横に駐車させていただく。建物の左右に10数台分の駐車スペースあり。9日は、朝3〜4台、昼8台ほど駐車あり。13日は朝1台、昼6台駐車あり。ここ、トイレないので、夜は道の駅虫喰岩で仮眠した。
コース状況/
危険箇所等
要所に案内板あるし道は歩きやすいし快適に歩けた。
山頂付近では、折りたたみイスを持参すると便利。
その他周辺情報 帰りの国道42号、9日(土)、交通量は(5月の大型連休時より)多いものの渋滞するほどではなかった。
13日(水)は、串本市街から数キロ、15分?ほど渋滞した。
両日とも、道の駅橋杭岩は満車で入れず。
国道42号に出た。朝一番からロケット打ち上げの準備が始まっていた。発射場方向に通じる道は警備員が警戒してるし、白バイが何台も行ったり来たりしてるし物々しい雰囲気であった。
2024年03月09日 06:39撮影 by  F-04K, FUJITSU
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3/9 6:39
国道42号に出た。朝一番からロケット打ち上げの準備が始まっていた。発射場方向に通じる道は警備員が警戒してるし、白バイが何台も行ったり来たりしてるし物々しい雰囲気であった。
国道42号に歩道なく朝からそこそこ交通量多い。42号に並行する遊歩道を歩く。
2024年03月09日 06:44撮影 by  F-04K, FUJITSU
3/9 6:44
国道42号に歩道なく朝からそこそこ交通量多い。42号に並行する遊歩道を歩く。
42号沿いの大辺路入口。ここからは静かな山歩きができた。
2024年03月09日 06:58撮影 by  F-04K, FUJITSU
3/9 6:58
42号沿いの大辺路入口。ここからは静かな山歩きができた。
何てことない道だが、大辺路を歩いていると意識するだけで重みを感じてしまう。しかし、ロケットのことが気になって落ち着いた気持ちになれない自分がいる。
2024年03月09日 07:01撮影 by  F-04K, FUJITSU
3/9 7:01
何てことない道だが、大辺路を歩いていると意識するだけで重みを感じてしまう。しかし、ロケットのことが気になって落ち着いた気持ちになれない自分がいる。
こういった石垣が残っているところに歴史を感じる。
2024年03月09日 07:17撮影 by  F-04K, FUJITSU
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3/9 7:17
こういった石垣が残っているところに歴史を感じる。
各分岐に案内板があるので非常に助かる。
2024年03月09日 07:43撮影 by  F-04K, FUJITSU
3/9 7:43
各分岐に案内板があるので非常に助かる。
休平、浦神峠到着。
2024年03月09日 07:58撮影 by  F-04K, FUJITSU
3/9 7:58
休平、浦神峠到着。
再び舗装路歩き。これでも大辺路。
2024年03月09日 08:17撮影 by  F-04K, FUJITSU
3/9 8:17
再び舗装路歩き。これでも大辺路。
直進した方が近道だが、せっかくなので右折して大辺路を歩く。
2024年03月09日 08:20撮影 by  F-04K, FUJITSU
3/9 8:20
直進した方が近道だが、せっかくなので右折して大辺路を歩く。
八郎山登り口近くの空き地数カ所には、すでに他府県ナンバーも含め、車が何台も止まっていた。山頂、混んでそうな予感。
2024年03月09日 08:53撮影 by  F-04K, FUJITSU
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3/9 8:53
八郎山登り口近くの空き地数カ所には、すでに他府県ナンバーも含め、車が何台も止まっていた。山頂、混んでそうな予感。
工事中のため、ここを右へ迂回。
2024年03月09日 08:55撮影 by  F-04K, FUJITSU
3/9 8:55
工事中のため、ここを右へ迂回。
八郎山への登り、道はよい。テンション高く、スイスイ進む。
2024年03月09日 09:05撮影 by  F-04K, FUJITSU
3/9 9:05
八郎山への登り、道はよい。テンション高く、スイスイ進む。
これまでの道中も、早咲きの桜がきれいに咲いていた。地元の方によると「だいぶ散った」とのこと。
2024年03月09日 09:12撮影 by  F-04K, FUJITSU
3/9 9:12
これまでの道中も、早咲きの桜がきれいに咲いていた。地元の方によると「だいぶ散った」とのこと。
八郎峠を過ぎると山頂まで尾根伝いに歩く。やや勾配の急な区間が断続的に続く。
2024年03月09日 09:18撮影 by  F-04K, FUJITSU
3/9 9:18
八郎峠を過ぎると山頂まで尾根伝いに歩く。やや勾配の急な区間が断続的に続く。
最後の急登。帰りはここで渋滞した。
2024年03月09日 09:21撮影 by  F-04K, FUJITSU
3/9 9:21
最後の急登。帰りはここで渋滞した。
待つこと2時間、「打ち上げ延期」とのことで引き上げる。残念。でも、非常に楽しいひとときであった。こんなワクワク感、久しぶり。
2024年03月09日 11:29撮影 by  F-04K, FUJITSU
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3/9 11:29
待つこと2時間、「打ち上げ延期」とのことで引き上げる。残念。でも、非常に楽しいひとときであった。こんなワクワク感、久しぶり。
下りルートも大辺路だそうで、よい道。
2024年03月09日 11:48撮影 by  F-04K, FUJITSU
3/9 11:48
下りルートも大辺路だそうで、よい道。
道の駅虫食岩に立ち寄る。夜、ここで仮眠した。
2024年03月09日 12:43撮影 by  F-04K, FUJITSU
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3/9 12:43
道の駅虫食岩に立ち寄る。夜、ここで仮眠した。
13日、再び臨場した。本体が見えて上昇したところが一瞬見えた。次の瞬間閃光が見えて、
2024年03月13日 11:01撮影 by  F-04K, FUJITSU
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3/13 11:01
13日、再び臨場した。本体が見えて上昇したところが一瞬見えた。次の瞬間閃光が見えて、
煙に覆われたまま、本体が姿を見せることはなかった。少し遅れて届いた轟音が今でも耳に残っている。
2024年03月13日 11:01撮影 by  F-04K, FUJITSU
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3/13 11:01
煙に覆われたまま、本体が姿を見せることはなかった。少し遅れて届いた轟音が今でも耳に残っている。
地上に落下して残った燃料が煙となって吹き出し続けていた。火山の噴煙を見ているようであった。
2024年03月13日 11:05撮影 by  F-04K, FUJITSU
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3/13 11:05
地上に落下して残った燃料が煙となって吹き出し続けていた。火山の噴煙を見ているようであった。
撮影機器:

感想

 私にとって、串本は20年近くタイ釣りに通ういわば「地元」。ここでロケット打ち上げするならぜひとも臨場したく八郎山へ。歩き始めは早咲きの桜を愛でながらの静かな舗装路歩きであったが、国道42号は違った。すでに警察などが活動を始めている。スペースワン事務所?前にも警備員が張り付き、発射台方向の道は封鎖され、物々しい雰囲気であった。「始まるんだ!」と気持ちが高ぶる。
 国道42号から山道(大辺路)に入ると、いつもの静かな山歩き。歴史のある道、重みを感じながらも、頭の半分はロケットが占めている状態。山頂は混んでるだろうか、急がねばと早足になってしまう。
 人里を歩いていると、地元の方に「ロケット見に行くの?」と2度ほど声をかけられた。「このあと、八郎山途中(上田原側)の見晴らしのいい所で見る。」とか、「ここからあの方向に見えるんやで。」と地元の方もかなり期待しているようで、私のテンションも更に上がる。
 登山口近くの空き地(3箇所ぐらいあったかな?)には何台も車が止まっており、混んでそうな予感。登りでもペースが落ちない。今は血が足りないはずだが、息切れしないし酸欠にもならないことが不思議である。途中2組を追い抜き、あいさつは「ロケット見れるといいですね。」
 9時半頃山頂到着。打ち上げ予定時刻は11時過ぎ。山頂では、すでに20人ほどが陣取っていた。山頂手前の稜線沿いにも陣取る方が何人かおり、空いているスペースに割り込ませていただいた。打ち上がって上昇していくさまを想像したりしながらその時を待つ。少年のようにワクワクする自分がいる。10時半頃、山頂の様子を覗きに行くと、もう足の踏み場がないほどの混雑である。50人以上はいるだろうか。数えることすらできないほど。八郎山史上初の事態であろう。上空にはヘリが6機、刻一刻とその時が近づきテンションも上がる。なぜだが非常に緊張している。固唾を飲んでその時を待つ。しかし打ち上げ予定時刻が11時2分から17分に変更され、その後延期の報が伝えられた。ロケット打ち上げにはよくあること。残念ではあったが、非常に楽しいひとときであった。待っていた2時間があっという間に過ぎていった。ただ、帰宅して、延期の理由が「警戒区域に漁船がいたから」と知り、やるせない気持ちでいっぱいであった。確かに発射方向である南側に見学?の漁船が多数停泊していた。打ち上げる側は地元には当然周知していただろうが、決して漁船側を責められない。彼らも成功を信じて見に来ていたはずで、初めてのことで十分理解できていなかったと思われる。地元の理解と協力があるからこそ、この場所から打ち上げることができる。打ち上げる側も受け入れる側も互いに理解と協力を重ねてこれから前へ進んでいくんだ。種子島も内之浦もこうして今に至っているんだと思う。串本もこれに続くはず。きっと。
 次は「13日以降」とのこと。時間が許せばまた来たい。次こそ無事の打ち上げを祈る!!

 ということで、13日、再び臨場してきた。
 田原側から入る。山頂到着は8時50分。山頂には一人だけ。前回沖合に多数停泊していた船はなく、よい感じ。前回はとても緊張したが、今回はのんびりした気分でその時の11時1分12秒を待つ。しかし11時になった途端緊張してきた。予定時刻を少し過ぎて本体が見えて上昇しはじめた。しかし一瞬の閃光が見え、煙に覆われた。上昇するはずの本体が煙の中から現れなることなく、遅れて轟音が届いた。すぐには状況を理解できず、轟音が過ぎ去ってから成功ならずと理解した。残念であるが、また来るぞ。次こそ無事の打ち上げ成功を祈る!!!

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