青崩峠/熊伏山

2024年03月15日(金) [日帰り]

• GPS: 04:30
• 距離: 5.8km
• 登り: 709m
• 下り: 709m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:55
• 休憩: 0:35
• 合計: 4:30

距離 5.8km 登り 709m 下り 710m

9:25 遊歩道入り口
9:38 建次屋敷跡
9:39 9:40 林道終点
9:43 9:46 青崩峠
10:42 青崩の頭
10:47 三角点
10:53 青崩ノ頭
11:24 11:25 前熊伏山
11:48 12:08 熊伏山
12:31 12:38 前熊伏山
13:00 青崩ノ頭
13:07 三角点
13:41 13:44 青崩峠
13:47 建次屋敷跡
13:55 遊歩道入り口

天候

天気/晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場/静岡側青崩峠登山口

コース状況／危険箇所等

道の状況/崩落地点の縁には注意。青崩の頭の先、さらに前熊伏山からは積雪あり下山時注意

写真

3/15 9:24

青崩峠には浜松側から入る。もう雪もなく、車は登山口まで入れる

3/15 9:26

青崩峠古道、塩の道を歩く

3/15 9:28

武田信玄腰掛の岩とのことで、27,000人の兵を率いて家康との三方ヶ原の戦いに挑んだとある。多くの犠牲を伴う戦さはいつの時代にもある

3/15 9:29

時代を重ねて多くの人々がここを通り抜けた

3/15 9:41

青空が見える先が峠のようだ

3/15 9:44

中央構造線上にある崩壊地層の難所、海抜1082mの青崩峠

3/15 9:45

信州側には積雪があり、冷たい風が吹き上がってくる

3/15 9:48

ガレ縁に沿って登っていく

3/15 10:09

振り返ると、崩落地が見える。緑がかったガレはまさしく青崩だ

3/15 10:09

その向こうに南アルプスの白い頂が覗いている

3/15 10:37

急登に沿って、もっと凄い崩落斜面がある。見ているだけで緊張する

3/15 10:44

登り切ると青崩の頭。別のガイドには崩壊地の頭とある

3/15 10:44

日当たりも良く、緊張が解ける

3/15 11:17

30分も行くと雪が現れた

3/15 11:21

尾根に沿って北側だけに積もっている

3/15 11:23

前熊伏山まで来るとすっかり残っている

3/15 11:48

30分弱で熊伏山山頂

3/15 11:51

東方向に南アルプス深南部が広がる。正面が黒沢山で

3/15 11:53

右方向、南側に丸盆山に黒法師岳岳と続くようだが

3/15 11:54

青崩峠近くで見えていた白い頂は北東の聖岳だったようだが、ここでは梢が邪魔をする。立って食事を取り、引き返すことに

3/15 12:29

チェーンスパイクを持って来なかったので慎重に下る。北のほうに仙丈ヶ岳が見える

3/15 12:47

梢が中々全貌を見せてくれない

3/15 12:55

大分降りてしまった。我々には黒法師岳は遠くてもう登れないだろう

3/15 13:12

先程の崩落地に戻って来た

3/15 13:12

風もないようだが、ハラハラと崩れて行く音がする

3/15 13:32

青崩も凄まじい。国道152号線の青崩トンネルが貫通したとのことだが、さぞ難工事だったことでしょう

3/15 14:30

駐車地に戻り、帰路間も無くの所にある足神神社で今後も故障なく歩けるようにと願い

3/15 14:27

湧水を頂いて帰る。コーヒーがとてもまろやかで美味しい

撮影機器：

iPhone 11 Pro Apple

感想

teamjnk

ハラハラと風もないのに崩れ行く 熊伏山の崩落斜面

　信州諏訪大社と遠州秋葉神社をつなぎ賑わいを見せたという秋葉街道。唯一の難所だったという青崩峠は今も崩壊が絶えず、国道152号線は通行できない。それをカバーすべく三遠南信自動車道の青崩トンネルが昨年5月に貫通したという。
　熊伏山はそんな青崩峠を起点として、崩落斜面を眼下にしながら登っていく。事あるごとに崩れていくだろうから、次に訪れた時には登山路はさらに迂回しているかも知れない。そんな緊張感を持たせる、しかも信遠どちらから入るにも奥深い山だった。