甲武信岳〜金峰山

コースタイム
5/21 西沢渓谷11:30 甲武信小屋16時20分(テント泊)
5/22 甲武信小屋6時 甲武信岳山頂6時45分 国師ヶ岳12時30分 大弛峠15時30分(大弛小屋泊)
5/23 大弛小屋4時 金峰山7時30分 大日岩9時 大日小屋10時00分 富士見平10時30分 瑞牆山荘11時
天候 | 5.21晴れ 5.22晴れのち曇り 5.23雨&雪 |
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過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
「ゴールデンウイークは縦走者で賑わうんですが、その後6/1の道路開通まではまた静かになります。踏み後とか消えちゃうんですよねえ。大日岩あたりまでは相当雪が深いです」(大弛小屋の小屋番さん談)。西沢渓谷から甲武信岳へ至る途中、甲武信小屋へあと30分くらいの地点から雪が出てきます。ここはまだ何とかやり過ごせます。甲武信岳〜国師ヶ岳はほんとに雪深く、この日は踏み後もかろうじて一人分、テープ頼みでした。国師ヶ岳から大弛峠への道も中盤から雪が深く終盤の木道も積雪で埋まっています。大弛から金峰山へは、甲武信方面よりはトレースがありますがやはり深いところでは腰近くまで雪で埋まります。この日は朝から天候が悪く山頂付近ではベタ雪がガンガン降りつけ、岩場の表面にうっすら積もった雪ですべりました。行動食・ストック・グローブ・ザックカバー・ゴミ袋、細かな装備の重要性を学びました…。 |
写真
感想
特急あずさを利用して塩山へ行くも、平日運休を知らず山梨市駅へ。バスまで時間があったので塩山で地元ワイナリー『ルミエール』のミニボトルを購入してにんまり。しかし、これをチビリとやって思索にふけるような時間を持つことはありませんでした…。
出だしは晴天、気分も高揚してガシガシ気分良く歩けました(西沢渓谷気持ちいいですね)。甲武信小屋付近で初めて人に遭遇(ベルギー出身英語講師の方)。お互い雪で苦戦したんですが、先に踏んでくれて助かりました。夕陽の写真も撮ってもらって大感謝。ビールとマルタイ棒ラーメンで夕食。甲武信小屋をスケッチなんかしてゆるりすごす。
朝あまり早く起きることができず、出発は6時〜6時30分くらいに。甲武信岳山頂で少し足を止めて「行くぞ」っとテンションあげたのも束の間、一面の銀世界に面食らう。11時くらいだったか、国師のタルを過ぎたあたりで「おーい」と呼ぶ声。人っ子一人いる雰囲気がなかったので空耳かと思いましたが、1時間後やはり「おーい」。自分で手一杯だったのですが、せめて急ごうと休憩とらず北奥千丈岳にもよらず下山して大弛小屋の小屋番さんに話すと、役所の人達が山に入っていて仲間で呼び合っていたとのこと。一安心。山では誰にも会いませんでした。テント張る気力もなく、素泊まりに変更。カルビ丼とラーメンで一気に栄養補給。小屋には6人ほどのグループがテント泊。2名ほどたどりつけずキャンセルして金峰山小屋にチェンジしたとのこと。「まだテントの人ひとり来てないんですよねー」(結局来なかった)。19時には寝ていたと思う。
朝は3時に起床して身支度。天候が悪いので行動食を携行して先を急ぐ。雨が完全に雪に変わり、気温は低くないもののなかなかハードな状況に。MAMMUTゴアテックスレインスーツは完璧に雨・雪しのいでくれました(大ブレイクでみんな着てますね)。ところどころ、雪で道がわかりずらく地図を確認しながらの歩き。やはり雪が深く思うように進めない。それでも朝日岳あたりまではコースタイムやや遅れといったところでしたが、金峰山頂付近の岩場にうっすら積もった雪がすべるすべる。頂上を示す指示標に積もった雪を払って写真に納めて急ぎ下山。大日岩を過ぎて金峰へ向かう2名の方と遭遇、山頂が吹雪いていることなど伝える。富士見平にて、前日に金峰に登りこの日は悪天候のため瑞牆山を諦めたという4名の方と遭遇。ところどころ転んだりしながら11時すぎに下山し、バスに揺られて増富温泉で汗を流して帰りました。所持金少なかったうえに小屋泊まりに切り替えたもんで、特急料金がなくなってしまいました。色んな意味で甘かった。しかし、体力があるのは確認できた(過信はいけません)。
上手な絵ですね
うらやましいです
マルタイ棒ラーメン・・。
勉強になりました
どうも!
見たまんまを描けば誰でもこれくらいになりますよ!
ほんとに“やるかやらないか”くらいの違いしかないっす。
ちょっと気取った奴に見られるのが恥ずかしいのですが(笑)
棒ラーメンはかさばらなくていいです。
そして、いつも具材を欲張ってしまう私には写真の具材セットが非常に助かりました。
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