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記録ID: 6574619
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ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

福寿草は雪の下 〜時山から五僧峠を越えて"廃村"保月〜

2024年03月21日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:46
距離
16.6km
登り
834m
下り
840m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:36
休憩
0:12
合計
4:48
10:06
14
林道ゲート
10:20
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8
10:28
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11
10:39
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17
10:56
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4
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14:13
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14:24
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9
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7
14:41
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13
14:54
ゴール地点
天候 快晴時々小雪
過去天気図(気象庁) 2024年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
時山から鍋尻山登山口の保月まで雪の林道歩き。保月は廃村であるが、お彼岸時期だからなのか除雪車が入ってきた。
なお、累積標高の表示が違っていて、400〜500Mと言ったところだと思う。
最後のコンビニで、おにぎりなど調達。急に雪雲がとれて藤原岳。昨日だいぶ降ったようだ。
2024年03月21日 09:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 9:25
最後のコンビニで、おにぎりなど調達。急に雪雲がとれて藤原岳。昨日だいぶ降ったようだ。
いつか来たかった時山集落。時山文化伝承館は、この時期閉館の由。
2024年03月21日 09:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 9:54
いつか来たかった時山集落。時山文化伝承館は、この時期閉館の由。
林道ゲート手前のスペースに駐車してスタート。
2024年03月21日 10:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 10:08
林道ゲート手前のスペースに駐車してスタート。
林道は、3月末まで通行止め。途中、側溝の落ち葉や落石の除去など道路整備が行われていた。
2024年03月21日 10:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 10:28
林道は、3月末まで通行止め。途中、側溝の落ち葉や落石の除去など道路整備が行われていた。
路面は、次第に管理用車両の轍のみに。
2024年03月21日 10:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 10:52
路面は、次第に管理用車両の轍のみに。
五僧峠手前の真っ白の路面。サクサクと気持ちがいい。
2024年03月21日 11:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 11:01
五僧峠手前の真っ白の路面。サクサクと気持ちがいい。
五僧峠。岐阜県と滋賀県の県境。
2024年03月21日 11:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 11:02
五僧峠。岐阜県と滋賀県の県境。
2024年03月21日 11:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 11:03
有名な看板。鈴鹿峠から霊仙山まで100キロなんだ!
2024年03月21日 11:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 11:03
有名な看板。鈴鹿峠から霊仙山まで100キロなんだ!
これも有名な五僧峠の解説板。美濃の時山から五人の僧が移ってきてここに住みついたのだという。
2024年03月21日 11:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 11:03
これも有名な五僧峠の解説板。美濃の時山から五人の僧が移ってきてここに住みついたのだという。
廃屋が二軒、五僧は、林道も通わぬ最奥の集落だったが、昭和49年に廃村。
2024年03月21日 11:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 11:04
廃屋が二軒、五僧は、林道も通わぬ最奥の集落だったが、昭和49年に廃村。
新雪を歩くのが楽しいので、スパッツをつける。
2024年03月21日 11:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 11:15
新雪を歩くのが楽しいので、スパッツをつける。
権現谷林道(昭和56年前面開通)とアサハギ林道(昭和43年開通)の分岐。
2024年03月21日 11:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 11:27
権現谷林道(昭和56年前面開通)とアサハギ林道(昭和43年開通)の分岐。
林道ができる前、山道を学校に通った五僧の子どもたちの苦労がしのばれる。
2024年03月21日 11:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 11:30
林道ができる前、山道を学校に通った五僧の子どもたちの苦労がしのばれる。
ネコノメソウが、道路側面に。
2024年03月21日 11:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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ネコノメソウが、道路側面に。
小さいが、コショウノキだろうか。
2024年03月21日 11:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 11:36
小さいが、コショウノキだろうか。
融水のない路面は、こんな感じ。
2024年03月21日 11:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 11:47
融水のない路面は、こんな感じ。
保月(ほうづき)の集落が見えてきた。昭和51年廃村といわれるが、今も行き来する元住民がいる村だ。
2024年03月21日 12:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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保月(ほうづき)の集落が見えてきた。昭和51年廃村といわれるが、今も行き来する元住民がいる村だ。
廃村時には、16世帯あった。今や役場や学校はじめ失われた建物も多いという。
2024年03月21日 12:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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廃村時には、16世帯あった。今や役場や学校はじめ失われた建物も多いという。
照西寺。西本願寺の新しいポスターが貼られていた。
2024年03月21日 12:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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照西寺。西本願寺の新しいポスターが貼られていた。
淡雪がかなり舞ってきた。
2024年03月21日 12:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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淡雪がかなり舞ってきた。
脇ヶ畑小学校跡。(注:ここには、多賀中学校脇ヶ畑分校が建っていたとの証言がある)
2024年03月21日 12:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 12:29
脇ヶ畑小学校跡。(注:ここには、多賀中学校脇ヶ畑分校が建っていたとの証言がある)
小学校も分校の中学校も昭和43年に廃校になったという。
2024年03月21日 12:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 12:29
小学校も分校の中学校も昭和43年に廃校になったという。
鍋尻山の登山口。今日は伊吹山から流れてくる雪雲が途切れそうもないし、福寿草も雪の下。少し登って引き返した。
2024年03月21日 12:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 12:31
鍋尻山の登山口。今日は伊吹山から流れてくる雪雲が途切れそうもないし、福寿草も雪の下。少し登って引き返した。
八幡神社。秋祭りは、今も続けられている。
2024年03月21日 12:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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八幡神社。秋祭りは、今も続けられている。
お彼岸だが、生憎の天気で人気なし。
2024年03月21日 12:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 12:44
お彼岸だが、生憎の天気で人気なし。
お寺の縁側でおにぎりをパクつく。ここでリュックにカバーつけ、まともなアウターに着替える。
2024年03月21日 12:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 12:49
お寺の縁側でおにぎりをパクつく。ここでリュックにカバーつけ、まともなアウターに着替える。
権現谷林道からやって来た除雪車。ご苦労様です。
2024年03月21日 13:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 13:05
権現谷林道からやって来た除雪車。ご苦労様です。
雪がなくなると、只の林道歩きになってしまうが・・・
2024年03月21日 13:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 13:05
雪がなくなると、只の林道歩きになってしまうが・・・
先ほどの雪で枝が白くお化粧して、青空に映える。
2024年03月21日 13:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 13:30
先ほどの雪で枝が白くお化粧して、青空に映える。
こんな青空だが、鍋尻山は雪雲の中。
2024年03月21日 13:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 13:30
こんな青空だが、鍋尻山は雪雲の中。
2024年03月21日 13:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 13:38
私の足跡、消されてる!
2024年03月21日 13:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 13:41
私の足跡、消されてる!
峠までいくつか墓があった。そのひとつ、昭和49年に建てられたもの。五僧から離れるとき、集落の方向に向けて建てたようだ。まさに「故郷去りがたく、忘れがたく候」。
2024年03月21日 13:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 13:54
峠までいくつか墓があった。そのひとつ、昭和49年に建てられたもの。五僧から離れるとき、集落の方向に向けて建てたようだ。まさに「故郷去りがたく、忘れがたく候」。
かつては、10軒程度の集落だったという。
2024年03月21日 14:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 14:06
かつては、10軒程度の集落だったという。
時山の炭は、製法も特殊で、良質な炭として名を馳せたという。
2024年03月21日 14:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 14:51
時山の炭は、製法も特殊で、良質な炭として名を馳せたという。
ゲートまで戻り、本日も無事終了。
2024年03月21日 14:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 14:53
ゲートまで戻り、本日も無事終了。
おまけ。時山小学校跡の碑と並んであった五僧峠越えの解説板。
2024年03月21日 15:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 15:17
おまけ。時山小学校跡の碑と並んであった五僧峠越えの解説板。
ちょうどスクールバスから学校帰りの子どもたちが降りてきた。
2024年03月21日 15:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 15:18
ちょうどスクールバスから学校帰りの子どもたちが降りてきた。
石垣に壊れかかった多賀大社の道標。五僧越えの道は、商人や多賀大社参詣者でにぎわったという。
2024年03月21日 15:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 15:19
石垣に壊れかかった多賀大社の道標。五僧越えの道は、商人や多賀大社参詣者でにぎわったという。
上石津の湯葉神社とゆかりの烏帽子岳。
2024年03月21日 15:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/21 15:36
上石津の湯葉神社とゆかりの烏帽子岳。

感想

 時山から五僧峠を超えて一度は訪ねたかった旧脇ヶ畑村の五僧、保月(ほうづき)、杉の集落の跡。いずれも、昭和40年代から50年代初めに廃村となった。これらの集落は、江州街道(牧田越え、五僧越えとも)沿いにあり、街道を往き来する人びとを支えるとともに、生業としての製炭が盛んなところであった。
 今や、旧道は失われ、長い林道歩きが待っている。ただ、春の時期なら鍋尻山の福寿草も愛でながら歩きやすいのではとやって来たが、季節外れの強烈な寒波襲来で、保月集落は一面の銀世界。昨日から新雪が15cmは降ったようた。
 しかも、保月までくると、雪まで降り出した。この調子なら鍋尻山の山頂近くは、30cmは降り積もっていることだろう。当然、福寿草自生地も雪の下、福寿草にお目にかかることはかなわない。保月集落を一回りして戻ることにする。
 結局、今日一日、長い林道歩きをしただけに終わってしまったが、20年ぶりに新雪をキュッキュッと踏みしめる音を足裏に感じ、退屈はしなかった。
 保月の集落は、常住人口がなくなっても、平成の始めまで林業施業が行われ、今でも旧住民によってお盆前の集いや祭り、法要が行われているようだ。きっと、ここでの生活の記憶がある人が生きている間は、荒廃した集落とはならないであろう。なお、昨年秋にソロ・デュオ専用のオートキャンプ場がオープンしたようだが、どうなって行くことだろう。
 一方、五僧は、廃村まで林道が通らなかった最僻の地。廃村の際に建てたお墓を路傍に認め、人々の「故郷去りがたく、忘れがたく候」との強烈な悲しみを感じた。
 杉集落は、またの機会としたい。

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