高室山とミツマタ
- GPS
- 05:32
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 769m
- 下り
- 802m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
佐目の高室山登山口に来ると周囲の山並みは今朝までの雪で真っ白な気配であった。上部の積雪を心配しながら登山道を進むと腰越の城址標識が今年設置されたようだ。確かにここは近江から伊勢抜ける街道なので要衝の地だから警戒の地域だろう。
足元の雪が繋がる頃に、犬上川北流の対岸から石灰岩を掘削する重機の音が大きく聞こえだした。木々の枝から雪が風で落ちるのと溶けだした水滴が襟元を命中する。傾斜が緩んで沢の源頭部らしき樹林帯から登ると林道に出た。此処が高室山への分岐で、積雪は30cm近くある。前人者の踏み跡を追うことで靴の沈み込みは少なくて済むが、踏み跡がないとこんな積雪でも雪分けは大変だ。林道から尾根筋に入り登りとなると歩みは遅くなったが、木々の積雪が美しい程だ。高室山山頂は砂礫地なので展望は申し分はなく、鈴鹿の山並みは一望なのだ。霊仙山は春の陽ざしで輝いているが、鈴ケ岳、鈴北、御池岳は雲がかかり始めていてはっきりしない光景だ。南方向は雲の中で御在所、雨乞や綿向は殆ど判らないくらいだ。琵琶湖方向は雲はないのだが、湖面が明確に見えないのが残念至極だ。360度展望の地は風があって寒いので、高室山直登尾根分岐迄下ってランチとした。
平日ではあるが、単独やペア、トリプルと意外とハイカーが多いのには驚いた。中にはミツマタも見に行きますか?と言う人もいたので、ミツマタ鑑賞とのセットハイクも多いのだと思った。我々と一緒の人が多いのだと納得した。
佐目の駐車場に戻ってミツマタ群生地へ向かい、以前駐車した場所に行くとガードがしてあった。そのすぐ先に専用の駐車場があって、かなりの駐車面積だ。ミツマタ鑑賞に行く大きな三脚を持った人が前を歩いていた。今日のミツマタの花は満開には少し早そうだった。特に上部は蕾が多く、開いたミツマタは下の方だけのようだ。昨年来た時は満開だったので、沢山の鑑賞者で賑わっていたものだ。皆さんうまい事満開を狙ってくるのだろう。今年はやや早すぎたミツマタであった。
”鐘華ハイク 9名”
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