ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6585352
全員に公開
ハイキング
北陸

医王山(途中敗退:注意喚起)

2024年03月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:32
距離
5.3km
登り
250m
下り
246m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:56
休憩
0:33
合計
2:29
9:19
16
9:35
9:35
52
10:27
10:59
32
11:31
11:32
16
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
見上峠から歩きます
コース状況/
危険箇所等
最初に大事なことを。
雪道、踏み抜きました。
しかも深い水の中に片足が入り、長靴が脱げて、取れなくなりました。
明日にでも同じことになる方がいないか心配なので急いで書きます。

これまで何度も歩いている医王山の雪道歩きでした。
しかし今回初めて医王の里から西尾平を山道で歩きました。
これまでは西尾平まで車道を歩き、小屋の前で小休止して山道に入っていたので、今回、雪も少なくたまたま医王の里からの道標を見つけたので、そちらへ。
いつもは登山靴でした。しかしこちらのサイトで確認すると踏み抜きが多いと。
たしかに雪も溶け始めているので十分ありうるだろうと。
そこで先日ボランティア活動のために買ったワークマンの安全長靴を履いていくことに。LLサイズで高さ38㎝。これなら大丈夫かなと。
快適に歩き始めました。ところが西尾平小屋が見えたあたりで踏み抜き跡があるエリアに。
用心して歩いたのですが、まず右足がはまり、長靴に水が入ってきました。
ここは小さな池なのか、硬い雪の下は深く水が溜まっているところでした。
雪にはまったのではなく、池にはまったわけです。
その右足を抜いたと思ったら今度は左足がはまりました。
右足より深く、完全に水に浸かりました。
冷たい水でいっぱいになった長靴は冷たくてしかたないので
足だけ抜いて、あとは長靴だけ両手で抜けば何となると思ったのですが
これがなかなか抜けない。両手でつかめるのにびくともしない。
手袋ごと水に入れた手も冷たくて、なかなか続けて引っ張れない。
しばらくすると男性が通りかかって、スコップか何かを
取ってきてくれるとおっしゃって西尾平小屋へ。
その際、「コップか何かある?それで雪を掘れば?」とアドバイスを
いただいて。コップはシリコンなので使えないなあと考え、
そういえばコッヘルがあると思いつきました。
深鍋のコッヘルを出して水の中の雪をかきだしていきました。
冷たいので休み休み・・・。長靴はただひっぱるだけじゃなく
左右にねじるようにしながらしばらく四苦八苦。
そしてついに引っ張り出しました。
なぜそれほど抜けなかったのか。
安全長靴は先端に金属が入っていて、そこが引っ掛かっていたのか
今もって不明です。
ずぶ濡れの足を入れて、歩き出すと、さきほどの男性が棒状のものを
持って向かってくるところでした。
私よりずっと年配の方なのに自分の時間を使っていただいて。
丁重にお礼を言って西尾平小屋へ。
そのあと、しばらくお話をさせていただき、あらためてお礼を言いました。
あのまま長靴が抜けなかったら、と思うとぞっとします。
写真を載せましたが、これはコッヘルで雪をかきだして穴が大きくなって
います。
もともともっと小さかったので他にも同じような穴があると思います。
雪が緩んでいるので明日以降、同じように足がはまる方がいないことを祈ります。お気を付けください。
初めての方は西尾平小屋まで車道を歩いたほうがいいと思います。
私はその後、すぐ下山しました。歩いていると濡れたソックスも気にならなかったとはいえ、手袋も使えないのでは楽しめませんからね。
反省点としては日帰り登山でも手袋とソックスは2セット用意すること。
Youtubeで「遭難」関係の山行事例をよく見ていましたが、あらためて気を引きしめました。
皆様のお役に立てば・・。
その他周辺情報 帰りはお約束の「シェア金沢 天然温泉」でまったり
登り始め。雪はありません。
登り始め。雪はありません。
どんどん行きます
どんどん行きます
医王の里
医王の里の池は雪がありません
医王の里の池は雪がありません
雪道が見えてきました
雪道が見えてきました
さほど大した雪ではありません
さほど大した雪ではありません
雪が少ないので直登ではなく左手に階段があり、そこを上がります。
雪が少ないので直登ではなく左手に階段があり、そこを上がります。
医王の里を越えたあたり。
医王の里を越えたあたり。
この道標を見て迷わず山道へ。
この道標を見て迷わず山道へ。
ここを歩きます
いい天気です
週末にしては珍しい
週末にしては珍しい
好きな風景

ここがやらかした穴です。中に抜けない長靴が見えます。西尾平小屋の手前100mくらいのところです。
ここがやらかした穴です。中に抜けない長靴が見えます。西尾平小屋の手前100mくらいのところです。
西尾平小屋からの帰りです
西尾平小屋からの帰りです
気を取り直して山行を楽しみます
気を取り直して山行を楽しみます
振り返ってみる
ここも好きな道
落石
お気をつけください
落石
お気をつけください
こうして下りてきました。とにかく無事、それと素敵な出会いにむしろ感謝です。
ありがとうございました。

こうして下りてきました。とにかく無事、それと素敵な出会いにむしろ感謝です。
ありがとうございました。

感想

山は何があるかわかりませんね。
あの瞬間、これって遭難につながること?が頭をよぎりました。
とにかく明日にでも医王山を目指す方はご注意を。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:80人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら