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Yamareco

記録ID: 6601474
全員に公開
ハイキング
赤城・榛名・荒船

榛名火山麓扇状地(三国街道 高崎宿〜金井宿)

2024年03月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:05
距離
30.4km
登り
231m
下り
96m
歩くペース
速い
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:04
休憩
0:02
合計
7:06
7:54
9
スタート地点
8:03
8:05
33
8:38
8:38
382
15:00
天候 はれ
https://tenki.jp/past/2024/03/30/satellite/japan-near/
とは言え、春霞に加えて、ちょと黄砂。何より、強風が身に応えたかも
過去天気図(気象庁) 2024年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
練馬IC〜82.7km高崎玉村SICで下りて、9km西進、高崎駅東口近くにテキトーに駐車します

帰路:金島駅で投了します。https://ekitan.com/timetable/railway/line-station/0-1/d1?dw=2
322pm発(→高崎駅357pm着)目指して、強風にめげずに邁進します。金島駅はsuica使えない無人駅です。入口右横に据えられた機械をポチっと押すと、整理券といったか、発券されます。高崎駅でその券で精算してJPY510支払うんだそうな。

今日は、車内で偶々車掌が通りかかったので、呼び止めたら、その券と引き換えに、車掌が携行してる端末でsuicaで精算して、端末で印刷した巻紙の紙片をくれました。高崎駅では、自動改札機横の小部屋の駅員にその紙片を渡して、出札しました
コース状況/
危険箇所等
三国街道の道筋をnetで予習して、基本、それを辿ります。とは言え、歩く目的は、「火山麓扇状地」なるものを南北縦断することだし、せっかく古墳の宝庫上州に来たからには古墳に寄らないと、というわけで、道筋を逸れて、保渡田古墳群を往復します。

街道筋は、800年前の伝承鎌倉道wと違って、江戸時代に道中奉行が管理した公道なので、net情報で道程はつかめます。私のgpx軌跡が示す国道県道でない分岐だらけのくねくね道も、現場に立ってみると、案外、判断に迷わずに辿れます。とは言え、「関ふれ」的な通しの道標は無いので、netで道筋を相応に予習して臨まないと、ほとんど幹線道路歩くだけに終わってしまうかも。私も、上陣場、高源地、上ノ町と三度、net情報で得られた道筋を踏み外して、現場ですぐその逸脱に気付きましたが、後戻りする程の思い入れなく、先に進みました

道中、かつての宿のいずれにも、往時を想起させる佇まいは残ってませんが、親切な案内板が多数、人待ち顔に佇んでます。それらを拾い読みしたり、「南下」以北に数多佇む双体道祖神その他石仏石塔に足を止めたりすると、相応に街道歩きの気分は出ます

さて、「火山麓扇状地」ですが、識者によると、はるな東麓もそれだそう http://repo.komazawa-u.ac.jp/opac/repository/all/24412/KJ00005088291.pdf
で、今日の道程は、 https://www.gmnh.pref.gunma.jp/wp-content/uploads/report37-5.pdf
の図1-1が示す調査地域の南北に一番広いところを見事に踏査wしてます。と言っても、これらurlは、歩いた後にnetで見つけたもので、歩く前は、 https://gbank.gsj.jp/volcano/Act_Vol/haruna/index.html
をパラパラ見ただけ。それでも、古多摩川の浸食+堆積による「扇状地」とは全然違う「扇状地」もあるのね、ふうん、という軽い驚き(自分の無知を棚に上げて「驚き」という表現はいかがか、という気も致しますが、「扇状地」の知識なんて、ふつう、義務教育でさらっと習った後、深化しようがないし)が餅兵衛となって、今日の散策となりました

●高崎駅〜保渡田古墳群
https://www.jr-odekake.net/eki/premises?id=0411416
https://www.jorudan.co.jp/eki/eki_%e9%ab%98%e5%b4%8e_kounaizu.html
駅西口の2Fデッキから県道の北側の地上に下りて、「あら町」で右折して北進します。せっかくなので、「イチケイのカラス」ロケ地、天華堂書店を見に中央銀座通りに寄ったのですが、閉店でした、というか廃業したのかしら。北進して、「本町ニ丁目」で左折して西進、「本町一丁目」で右折して北進します。信越線の踏切渡って、右にカワチ薬品のある追分で左の細道に入り、「飯塚町」で国道17号を渡って、直進して宅地を抜けます。「下小鳥町西」で環状線を渡って、すぐの「三国道の道しるべ」を右斜めに入ります。二股を右に入って、すぐに新幹線を潜った先の二股を左に入って北進し、井野川を渡って、宅地を北進します

金剛寺の手前で右折して、最初の四辻を左折します。突き当りを右折して、長屋門脇の案内版を一応読んだうえでその角から北進して、稲荷神社の参道入口を左折して、けやき公園に突き当たったら右折して北進します。信号を渡って、唐沢川左岸から小橋で右岸に渡って、畑地を西進します。新幹線を潜って、突き当りを右折して、すぐに左折して、右にかみつけの里博物館を見遣って直進すると、井出二子山古墳にぶつかります https://www.city.takasaki.gunma.jp/site/cultural-assets/6321.html
https://www.city.takasaki.gunma.jp/page/4449.html
ほう、と眺めたら(写真2を参照、登るのも悪くないけど、先を急ぐでな)、極小石郭墓を見遣って八幡塚古墳に向かい、古墳の外縁から二重の空堀を越えて、墳丘を登降します(写真3〜5を参照)

●保渡田古墳群〜南下
上毛野はにわの里公園を後にして、唐沢川左岸に戻って、三ツ寺公園(写真6を参照 https://www.city.takasaki.gunma.jp/page/3671.html
)脇を北進します。しばし歩いて、やや変則四差路を右斜めに入り、1km先の「棟高」交差点を左折して県道25号に乗ります。そこから「南下」交差点711までの5km超の区間、無になって県道を北進します。幹線道路だし、歩道は今一つだし、辛抱我慢の道程かも

なお、高崎駅東口を起点にすると、「金古」交差点がほぼ中間点。標高グラフが示すとおり、行程の後半がきついので、「金古」通過時に持ち時間の半分を相当余してなければ、勇気ある撤退がいいかも(関越バス便があれば高崎駅に運んでもらうとか、渋川駅まで歩いて電車に高崎駅に運んでもらうとか)

●南下〜金島駅
「南下」交差点のY字で711で休憩して、元気が出たら、Y字を左に入ります。ここから暫し、左にはるな、右に赤城の展望(写真8を参照)を楽しみつつ、旧道らしき道をうねうね歩きます。

それも束の間、「行幸田」で北関東車社会に引き戻されて、前途長き幹線道路歩き(とほほ)になります。とは言え、最終盤は、小野子に迎えられて金島駅にゆるゆる下る(写真10を参照)道程なので、(電車の発車時刻までに余裕があれば、)それまでの緊張をすっかり解けます

さて、吉例に従ってw、道中の給水排水糖分投与pointをまとめると、
高崎駅2F南側の東西自由通路の東入口にwc、信越線を越えてすぐ左にLawson🥛、かみつけの里博物館の北の芝生の広場にwc、三ツ寺公園のボート乗り場先に簡素なwc、「棟高」交差点を左折して県道25号に乗って北進中、染谷川を渡ってしばし、道の左に711高崎金古店🥛、「南下」のY字に711🍙🍙🥛、7.7kmも先の行幸田の「三国橋南」交差点手前右に711🍩、「高源地」交差点にファミマ🥛、金井本陣児童公園に簡素なwc、金島駅前に簡素なwcといったところ。行幸田から先は、上に言及した他にもコンビニが複数あって、困ることはないけど、中盤でのコンビニは、上に言及した金古と南下の711だけなので、寄らないと、大変なことになるかも
おはよーございます、麦畑の奥に、はるな連山、左半分は、カルデラ外縁山、榛名富士より右は、いずれも溶岩ドームだそうな
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おはよーございます、麦畑の奥に、はるな連山、左半分は、カルデラ外縁山、榛名富士より右は、いずれも溶岩ドームだそうな
浅間さんを背景に、唐突に古墳が現れます。こちらは井出二子山、見た目とおりの命名かもw
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浅間さんを背景に、唐突に古墳が現れます。こちらは井出二子山、見た目とおりの命名かもw
も一つの古墳、八幡塚古墳に登ります。比高6m登っただけですが、周りの見え方は、随分違うもんだ
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も一つの古墳、八幡塚古墳に登ります。比高6m登っただけですが、周りの見え方は、随分違うもんだ
群馬県なので、一応、ね^^
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群馬県なので、一応、ね^^
外縁に戻って、碑を添えて八幡塚古墳をパチリ
定番の構図だけど、やっぱり、はるなを背景に撮るのが一番かも
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外縁に戻って、碑を添えて八幡塚古墳をパチリ
定番の構図だけど、やっぱり、はるなを背景に撮るのが一番かも
三国街道の道筋に戻って、春色の三ツ寺公園を見遣りつつ、北進します
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三国街道の道筋に戻って、春色の三ツ寺公園を見遣りつつ、北進します
北進するにつれ、はるな連山は姿を変えます。水沢山は愈々、摩利支天の如き威容を際立たせ、相馬山に至っては、ほとんど「槍」かも
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北進するにつれ、はるな連山は姿を変えます。水沢山は愈々、摩利支天の如き威容を際立たせ、相馬山に至っては、ほとんど「槍」かも
「南下」Y字を左に入ると、しばし「ご褒美」の旧道歩きとなります。右には赤城山が、いつも一緒^^
こちらを「代表写真」にします
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「南下」Y字を左に入ると、しばし「ご褒美」の旧道歩きとなります。右には赤城山が、いつも一緒^^
こちらを「代表写真」にします
遠く霞んでた子持山もどんどん大きくなって、さらに進むと、獅子岩も見えました。子持の右奥に武尊も顔を見せてくれるので、それを励みに歩を進めます
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遠く霞んでた子持山もどんどん大きくなって、さらに進むと、獅子岩も見えました。子持の右奥に武尊も顔を見せてくれるので、それを励みに歩を進めます
強風に抗って歩いた7hrs、小野子に迎えられて、へろへろと金島駅に下ります。お疲れさまでしたっ
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強風に抗って歩いた7hrs、小野子に迎えられて、へろへろと金島駅に下ります。お疲れさまでしたっ

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子 ザック コンパス GPS 筆記用具 携帯 ナイフ カメラ

感想

「上州の空っ風」ってのは、今頃でも吹くものだったんですね、歩けど歩けど風が止まないのは、想定外。でも、風を口実に途中で投げたら、ワイナイナに叱られるよなあ(強風が吹き荒れたシドニー五輪マラソンで銀をとったとき、こんな風、日本の空っ風に比べれば、どおーってことない、って言ったとか。元日にニューイヤー駅伝見る度に、思い出します)、てわけで、負けるもんか、と歩いた次第。

幸い、異様に高かった気温のお陰で体が風で冷えることもなく、何より、浅間、はるな、赤城、子持に武尊、小野子と、誼を通じた山々がリレーで応援してくれるので、疲れた足でも歩は進みました^^

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