古賀志山

2024年04月10日(水) [日帰り]

• GPS: 06:02
• 距離: 7.4km
• 登り: 591m
• 下り: 592m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:13
• 休憩: 0:40
• 合計: 5:53

6:08 市営古賀志山南登山道駐車場
6:31 6:33 瀧神社
7:01 7:06 アルマヤ堂跡
7:19 7:21 御岳山
7:52 7:53 中岳東側直下の退却地点
8:09 8:09 アルマヤ堂跡
8:21 8:33 御岳山
8:49 8:49 古賀志山
8:56 9:12 東稜展望台
10:08 10:09 反省岩
10:54 10:55 東登山口
12:01 市営古賀志山南登山道駐車場

宇都宮市営古賀志山南登山道駐車場から古賀志山のみピストンなら危険個所はありませんが、鎖場があるルートは脚力のほか、鎖にぶら下がるだけの腕力も必要です。
断崖絶壁で足を踏み外し、鎖での宙吊り体勢を維持出来なければ転落します。

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

宇都宮市営古賀志山南登山道駐車場

コース状況／危険箇所等

赤岩山の東方、中岩(546m)東側は高低差数メートルのルンゼ状の鎖場。
古賀志山から赤岩山へ向かっていたが、この鎖場直下で赤岩山往復を諦める。
古賀志山の東稜展望台(565m)からの下りも高低差数メートルの鎖場が二ヶ所連続するが、宙吊りにならず、足場を確認して下れば それほどの危険は感じなかった。

グーグルマップで表示される古賀志山林道展望地は、林道の上下が広範囲に伐採されており、筑波山方面や古賀志山南側の大絶壁の展望が素晴らしい。
古賀志山へ行くならこの展望地は外せないと思う。

写真

4/10 7:03

アルマヤ堂跡
https://ameblo.jp/mt-masao/entry-11567112826.html

4/10 7:02

暗くて見えないが奥に石祠があった。

4/10 7:19

御嶽山頂上

4/10 7:20

西側〜北側が広く開け、山名案版板がある。

4/10 7:21

男体山〜大真名子山〜小真名子山〜女峰山〜赤薙山
男体山の左奥の雪山は奥白根山
男体山の左手前は鶏鳴山
大真名子山の手前の『へ』の字形は鳴虫山

4/10 7:21

奥は高原山〜大佐飛山

4/10 7:22

草木ダムの東側、根本山方面の県境稜線(だと思う)

4/10 7:23

手前は中岩〜赤岩山
奥の横根山から左(南)の山には雲が掛かる。
右の奥から二つ目、雲の掛からない ⌒ 状は羽賀場山
羽賀場山の右奥の▲は皇海山

4/10 7:32

古賀志山 山域には登山ルートが網の目のように広がる。

4/10 7:52

中岩東側のルンぜ状の鎖場
赤岩山まで行くとここを二度登降することになるので、赤岩山は諦めてここで引き返した。

4/10 8:12

道標と注意喚起看板、緊急連絡時現在地番号は所々にあった。

4/10 8:20

手前は斑根石山(はんねいしやま)、奥は高原山

4/10 8:20

中岩〜赤岩山

4/10 8:22

御嶽山へ戻った。
前日光方面だけ雲が残る。

4/10 8:45

15年ぶり、二度目の古賀志山頂上
二等三角点、点名は古賀志山

4/10 8:47

中央奥に薄っすらと富士山が見える。

4/10 8:58

東稜見晴地点に立つ、ルート概略図と注意喚起板
これらの看板は何か所かにあった。

4/10 8:59

東稜見晴は筑波山の展望台
吾国山〜加波山〜筑波山

4/10 9:11

東稜見晴直下を下って鎖場を見上げる。

4/10 9:22

筑波山から北へ連なる連嶺
左の水色の所は赤川ダム、その奥は雲雀鳥屋〜多気山

4/10 9:23

肉眼では右奥に辛うじて富士山が見えていた。

4/10 10:13

等間隔で明瞭に断層が見られる安山岩。
登山道沿いで斜めに存在していた。

4/10 10:38

ここで舗装された林道に降りた。
ここから南登山道駐車場の手前まで林道歩き。

4/10 10:54

東稜見晴からここへ下る入口はあまり踏まれてない印象だった。

4/10 11:26

グーグルマップにある古賀志山林道展望地(ヤマレコには地名登録なし)から見上げる古賀志山南側の凄まじい絶壁。
ヤマレコに地名登録されている『猪落』だと思う。

4/10 11:34

満開の桜(林道沿い)

4/10 11:35

満開の花桃

4/10 11:37

桜と筑波山

4/10 11:40

古賀志山林道展望地からも筑波山地が好展望

4/10 12:00

瀧神社　一の鳥居

撮影機器：

iPhone 13 128GB SIMフリー Apple

感想

たかやま

週間天気予報で、4月9日(火)までは天候不良、10日以降は好天続きでした。
9日の予報では、10日は関東甲信越が終日晴れマークでしたので、快晴を期待して行き、実際に予報通りでした。
季節の変わり目は天候が安定せず、11日以降の晴天は長続きしないだろうと思いました。

古賀志山は、関東百名山を目指していた15年前、竪破山(たつわれさん)→奥久慈男体山を登った後に行きました。
当時は山のSNSには参加してなく、メモよりは詳しく記した備忘録を読み返しても、今回と同じ登山口でありながら、南登山道入口などとは書いてなく、城山西小学校の西側の林道を奥へ入ったと書き残しています。

当時は図書館からガイドブックを借りて読んでから行くことがほとんどで、その書名は忘れましたが、登ったルートは山頂まで最短の滝コースでした。
ガイドブックには滝コースとありましたが、現在は雄滝＆女滝はあるものの、不動滝という表示地点はありません。
地名は年数を経ても変わらないはずなので、ガイドブックにあった滝コースというのが古い表記だろうと思います。

今回は風神神社から赤岩山経由で時計回りに古賀志山へ登る予定でしたが、林道分岐で西(左)へ進むべき所を東へ進んでしまい、途中で気付きましたが戻るのが面倒で、御嶽山から赤岩山まで行って戻ることにしました。
ところが、途中の中岩東側でかなり危険そうな鎖場に行き当たり、片道だけならまだしも、ここを往復するのは今の私にとってはリスクが高いような気がして、赤岩山は諦めました。

古賀志山の東稜見晴の東側も二ヶ所が鎖場でした。
Wストックを縮めてザックに取り付け、両手で鎖にぶら下がりながら下りましたが、足元が見えないような所はなく、鎖に宙吊りになることもありませんでした。
定年退職後のパートを辞めてから食器より重いものを持つことがなくなり、今は腕力＆握力が相当落ちていて、宙吊りでは鎖を上下できないと思います。

ヤマレコのラクルートでは、東稜見晴以降もずっと難路でしたが、地形図のコンターラインからも分かる通り、東稜見晴を下りきってからは、私は難路とは感じませんでした。
急斜面の難路でなく、ルートの分かりにくい難路も私は無さそうに思いました。

古賀志山の稜線は緊張の連続でしたが、グーグルマップにある古賀志山林道展望地は素晴らしい絶景でした。
古賀志山がどういう山か、この林道から見上げれば一目瞭然です。