泉州まで往き ウメ電で復す「伊太祁曽〜山中渓」

2024年04月13日(土) [日帰り]

• GPS: 08:16
• 距離: 32.3km
• 登り: 339m
• 下り: 281m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:05
• 休憩: 0:11
• 合計: 8:16

5:34 スタート地点
11:57 11:58 雄ノ山峠
12:45 12:47 境橋（大阪府・和歌山県境）
13:14 13:15 山中渓駅
13:41 13:50 山中渓駅
13:50 ゴール地点

天候

晴れ一時曇り
北西の風0〜3m
視界はソコソコ
花粉は少ないかも

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

伊太祁曽駅前駐車場を利用した
一日200円 日をまたぐと次の日になる
トイレ無し 伊太祁曽駅か目の前のコンビニで

山中渓駅からJR快速で和歌山駅まで
和歌山電鐵 ウメ電で伊太祁曽まで戻った

コース状況／危険箇所等

伊太祁曽駅から 矢田峠・布施屋駅・紀ノ川・雄ノ山峠を越えて泉州に入り 山中渓駅から 電車を利用した

矢田峠の一部を除いて ほとんど車道歩き
道標はたくさん有る
交通量が多く 歩道の少ない車道歩きはかなり怖い
途中の13km程は平坦な田園地帯・住宅地だが見えている葛城山の稜線が なかなか近づかない

その他周辺情報

花山温泉薬師の湯を利用した
赤い泥水のような濁り湯は濃い！濃すぎる
10倍くらいに薄めても良いんでないか？
源泉の26℃ 加温の38℃と41．5℃
よく温まるけど あまり濃い湯は疲れるような気がする
1150円 17時過ぎなら900円

タマ駅長で全国区になった和歌山電鐵
前回乗ったのはタマ電車
今日やって来たのはウメ電車
他にイチゴ電車も走っているし
ノーマル車両の方が珍しいかも？
なんともノリの良い鉄道会社
さすが タマ和歌山電鐵副社長
貴志駅まで行けば 後継ぎ猫に会えるかも？と思ったけど そこまではしていない

写真

4/13 5:33

春はあけぼのと共に
伊太祁曽駅前駐車場から
歩き始める

4/13 5:33

駅にはイチゴ電車が
待機しているけど
今日は逆方向へ

4/13 14:52

伊太祁曽駅前駐車場
帰りに撮影した

4/13 5:44

いきなり平緒王子

4/13 5:51

車道だけど
県道から離れていて静か

4/13 5:53

道標もたくさん有る

4/13 6:08

頭巾に高下駄
役行者か？
蜜柑畑を見下ろしている

4/13 6:28

矢田峠の切り通しを
見下ろす石仏二体
本日 車道を離れたのは
この付近だけ

4/13 6:34

矢田峠を越えると
紀ノ川の平野の先に
葛城山の稜線が見えた
今日はあれを越える
遠い

4/13 6:36

ここでも 役行者か
故郷の葛城の山を
望んでいる

4/13 6:41

オドリコロンド
イタリア風に言えば
オドリコロンダ

4/13 6:44

太田道灌のヤマブキだ
それも八重

4/13 6:47

石の道標
右下に 右◯◯
左下に 左◯◯
全然読めない

4/13 6:56

和佐王子

4/13 6:59

和佐大八郎の墓
弓の名手だったとも
地名に残っているから
地主・領主だっただろう

4/13 7:10

石仏が密です

4/13 7:12

重文 中筋家住宅
門だけで
わが家の2倍以上ある

4/13 7:26

3階建ての豪爽な建築だ
居住部分は普通の瓦
表向きの棟は本瓦葺きに
なっている

4/13 7:32

和佐小学校の道標です

4/13 7:36

仰向けにお休みの
石仏4体

4/13 7:47

小栗橋
小栗判官が渡ったのか？

4/13 7:59

川端王子
布施屋駅前はパスした

4/13 8:20

咲き始めの桜？
種類がいろいろ有る

4/13 8:25

ホタルカズラ
フ入り

4/13 8:28

吐前王子

4/13 8:35

鈴なりの金柑

4/13 8:51

川辺橋で紀ノ川を渡る
渡し舟の痕跡は無い

4/13 8:58

上流は高野山の方向
大台ヶ原と大峰大普賢岳の雨が
北上して吉野川になり
和歌山に入ると
紀ノ川になる

4/13 9:04

川辺橋北詰めの石仏

4/13 9:19

豪爽な町屋の角に
石の道標

4/13 9:17

根来寺の文字が有る
この周辺は根来寺の
範囲だった
左北大阪みち かな？

4/13 9:42

力侍神社

4/13 9:41

カラフルに装飾してある

4/13 10:03

初めて見た鳥
騒がしかった

4/13 10:10

道に埋め込まれた道標

4/13 10:15

川辺王子

4/13 10:47

山口神社の鳥居

4/13 10:57

山口神社

4/13 11:19

山口王子
ここから山道になる
と言っても
交通量の多い車道
歩道もほとんど無い

4/13 11:29

キンポウゲ

4/13 11:58

スミレの群生

4/13 12:06

在来種のタンポポ

4/13 12:10

これは何だろう？
ホタルカズラを小型に
したような？

4/13 12:12

キランソウ

4/13 12:19

塞ノ神
道祖神のことらしい

4/13 12:27

中山王子

4/13 12:31

熊野古道と葛城修験道が
交差するため
お札がたくさん有る

4/13 12:34

上は熊野古道
下は葛城修験道の道標

4/13 12:41

境橋 紀泉国境です
大阪まで来ました

4/13 12:42

最後の仇討ちが
ここであった

4/13 13:06

山中関所跡

4/13 13:12

山中渓駅を通り過ぎて
紀州街道 山中宿
軒裏の長押？に
機関車トーマス
それよりも軒を受ける
ブラケットが特徴的

4/13 13:20

馬目王子

4/13 13:32

山中渓駅

4/13 13:44

時間4本 ほとんど快速
駅周辺はすでに葉桜
和歌山駅まで320円

4/13 14:06

和歌山駅で
和歌山電鐵に乗り換える
ウメ電車が来たー

4/13 14:07

中はこんな感じ
棚には沿線の特産品

4/13 14:43

伊太祁曽駅に着いたら
対向のネコ電車が来た
奥はノーマル車両
なんだかノーマルの方が
希少かも

4/13 15:14

花山温泉
濃い湯でした

撮影機器：

EOS RP ボディ CANON

感想

つうぶう

半月前に 串本で咲き始めだった桜は、山中渓では 葉桜になっていた。
歩くより 桜前線が速いから当然だ。
その代わり、芽吹きの新緑が輝いて美しく、山笑うのを実感した。
大阪まで入ったところで、熊野古道歩きは一旦区切りとする。
続きを歩くかどうか？考えることにしよう。
紀伊半島外縁の熊野古道は、車道が多くしかも、狭くても車のスピードが速い。
歩道の無いところは、歩行者の立場になると怖いものだ。
それよりも、何よりも気になったのは、沿道の大量のゴミ❗
熊野古道に限らないけど、全国の車が通る道沿いには、小はタバコの吸殻・空缶から 大は白物家電やら車まで、捨ててあるのを見ると 歩いた爽快感も吹き飛ぶ。
海外から熊野古道に憧れて来た人の目に止まらぬはずはない。
日本人のマナーは酷いと思いながら帰国するとしたら、なんとも情けないことだ。