八王子山 古道を歩きたくて

2024年04月14日(日) [日帰り]

• GPS: 01:09
• 距離: 3.2km
• 登り: 152m
• 下り: 145m

コースタイム

日帰り

• 山行: 0:56
• 休憩: 0:13
• 合計: 1:09

11:10 佐良志奈神社
11:14 11:18 カタクリ群生地
11:26 11:29 八王子社
11:38 11:42 万治峠・山の神
11:47 11:49 八王子山
12:19 佐良志奈神社

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

佐良志奈神社駐車場に駐車

コース状況／危険箇所等

・佐良志奈神社〜万治峠
佐良志奈神社裏山に当たるカタクリ群生地は
花が終わっていて、エンゴサクが咲きだしていました
万治峠までは車の通行できる林道（途中から未舗装）
・万治峠〜八王子山
緩やかな登りの登山道を僅か数分で頂上
砦か狼煙台があったと思われ、千曲川の南が見晴らせます
・万治峠〜佐良志奈神社
万治峠に古道と記された手作り標識あり
生活道だったと思われる緩やかに下る広い幅の道跡があります
若宮集落に下ると、佐良志奈神社の杜はすぐ目の前、
畑中の平坦な道を歩けば佐良志奈神社の駐車場

その他周辺情報

戸倉宿キティパークの桜は満開
天気が良く、日曜日で車が大渋滞しており、
途中で諦めて帰りました
戸倉市街で駐車場所を探し、歩けば良かった反省です(^_^;)

写真

4/14 11:09

佐良志奈神社駐車場から眺めた鬱蒼とした木立の中の佐良志奈神社境内

4/14 11:10

千曲川の向こうの山のふもとに広がるピンクのじゅうたんは戸倉宿キティパークの満開の桜

4/14 11:12

散歩に嬉しい案内板

4/14 11:13

神社の名前と漢字表記に歴史を感じます

4/14 11:14

カタクリ群生地入口

4/14 11:15

エンゴサクの群生地に様変わり

4/14 11:18

僅かに咲き残っていたカタクリの花も終わりかけ。三度目の正直叶わず(:_;)

4/14 11:20

沿道のヤマブキの花が咲きだし、賑やか

4/14 11:24

前回来た時は気づきませんでしたが、道沿いに花桃が植えられていたのですね♪

4/14 11:24

つい見とれて足が止まってしまいがち

4/14 11:25

言葉は要りません

4/14 11:25

花桃と千曲川にかかる万葉橋。中央奥に満開の戸倉宿キティパークの桜

4/14 11:25

万治峠から移された枯れ木の脇も花盛り。枯れ木も喜んでいるかもしれません

4/14 11:26

八王子社入口の石段は結構急で息が上がります(^_^;)

4/14 11:27

山間を染める戸倉宿キティパークの満開の桜。好天の日曜日ですから、多分滅茶苦茶お花見客で混んでいるでしょう

4/14 11:27

八王子社にお参り
また来ましたよ(^^♪

4/14 11:30

山桜も咲き始め

4/14 11:34

いつの間にか木々に緑が芽吹き、季節の移ろいの速さに驚くばかり

4/14 11:38

万治峠に到着

4/14 11:39

三方向に道跡
多分真ん中が冠着山登山道

4/14 11:39

木陰に山の神

4/14 11:42

左の木の幹に所要時間の記された冠着山登山道の標識が縛り付けられています。途中、急坂もあり、猪の軍団に遭遇し、生きた心地がしなかったのも思い出します

4/14 11:48

八王子山頂上
多分、砦か狼煙台があったと思われます

4/14 11:49

頂上から岩井堂山が間近に見え、次々に狼煙を上げていくのに適した位置の山頂

4/14 11:54

水仙が一輪
誰かが植えたのでしょうか？

4/14 11:56

万治峠から古道で、今回は北の「若宮」集落に下ります

4/14 11:58

牛馬も通っていたのではないかと思われる結構広い道幅

4/14 12:07

墓地の向こうに戸倉宿キティパークの満開の桜

4/14 12:08

「若宮」集落からの鼓動登山口に到着。手作り標識を見ると、八幡を経て善光寺に至る道は絶えているようです。

4/14 12:09

八王子山

4/14 12:09

正面に佐良志奈神社、右奥に五里ヶ峰。この後戸倉宿キティパークに車で向かいましたが、渋滞に巻き込まれ、諦めて引き返し、帰宅しました。やはり平日でないとお花見は無理！！

感想

kyom4

満開の節分草を見られた日、後に寄ったカタクリ群生地は、
まだすべて蕾でしたから、三度目の正直とばかりに
佐良志奈神社駐車場から歩いてみましたが、
残念ながら、既に花は終わっており、先週が見頃だったようです。

万治峠から北の若宮集落に下る古道を歩いてみたかったので
気を取り直し、千曲川対岸の戸倉宿キティパークの満開の桜を眺めつつ、
林道を上がってゆくと道沿いに植えられた花桃が満開になっており、
前回通った時には思いもよらなかった花々の景色に見とれ、
同じ道でも日が過ぎると全く違った楽しみを得られると実感。
久しく忘れていた「一山百楽」という言葉も思い出しました。
万治峠から移された枯れ木の大木の脇も花盛りで、
その賑わいを枯れ木も密かに喜んでいるのでは！と思った程です。
沿道の木々にも薄く緑が芽吹き、季節の移ろいの速さに驚くばかり。

八王子山頂上から南に端正な岩井堂山頂上が間近に見え、
次々に狼煙を上げていくのに適した位置の山頂だったと思われ、
煙によってどんな情報が伝わったのか？等と、想像を楽しみました。

万治峠は南の「越戸」と北の「若宮」を繋ぐ生活道だったようです。
牛馬も通っていたと思われる結構広い道幅が残っており、
誰も歩かなくなり、消えてしまうかもしれないこうした道に
標識を立て、残して下さっている地元の方々の思いを感じます。
楽しく歩かせていただき、有難うございました。