八幡平 雨の湖沼群を逍遥する
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 409m
- 下り
- 226m
コースタイム
天候 | 雨と風 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
飛行機
ガイドツアーバスにて 八幡平アスピーテライン→茶臼山登山口 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はよく整備されています。 この日は本降りの雨で、登山道が沢や小川のような状態のところも。 雨を避けるため、茶臼山荘(避難小屋)で休憩をとりました。 ガイド氏から、次に利用する人や、泊まる人の為に一段上の床や座面を濡らさないようにとの指示あり。ここにはトイレもある。 八幡沼のほとりにも避難小屋「陵雲荘」がある |
その他周辺情報 | 下山後、車で15分ほどの藤七温泉「彩雲荘」へ 野趣に富む温泉で、内風呂と混浴の天然露天風呂あります 露天風呂は、白い泥のような、底から源泉が湧きあがってくる温泉。 女性はバスタオルを巻いて入れます。(ドライヤー見当たらず) |
写真
装備
備考 | ●雨の日のお役立ち GTXキャノピータイプの帽子、GTX雨具上下、スパッツ、ハイカットGTX登山靴、 厚手ウールの靴下、雨用手袋、避難小屋内で座るシート、手拭、ビニール袋、新聞紙等 |
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感想
名古屋から岩手と秋田にまたがる八幡平へFDAで遠征しましたが、生憎の雨。
眺望は残念でしたが、靄の中の緑の湿原と湖沼。雨に濡れる花はたくさん咲いていました。
今年はやや早めだそうです。
まず初見のヒナザクラ、オノエラン、シラネアオイ。
ハクサンチドリが群生して咲いているのも初めて。
食虫植物のムシトリスミレ、モウセンゴケの仲間、ミツガシワ、ワタスゲ、ミズバショウ、他湿原の植物、ニッコウキスゲの蕾…他にも色々。
終日、雨と風が雨具に当たる音、ガスがかかる中を歩きます。
登山道が沢筋のようになり、小川のようになり、道脇の花を踏むまいと思うと、登山靴が水没します。滝のように激しく流れるところもあり、サバイバルな山歩きになりました。
行き会った登山者は、私たちグループの他は単独の2人だけ。
標高1500m程の緩やかな地形に湖沼が点在する風景は、火山による火口に水が溜まったものだそう。シラビソ等の低い樹林帯は鉱山で枯れたものが、再生した林なのだとか。
八幡平山頂はアスピーテ楯状火山とされていたそうですが、今では成層火山が、次第になだらかな台地状になったと考えられるようになったそうです。
風で体も冷えてきて、下山後は八幡平の火山の恵みを感じさせる藤七温泉「彩雲荘」へ。
ここのお湯は白く濁った単純硫黄泉で、野趣のある内風呂の他に混浴の天然露天風呂が名物。
悪天候なので露天風呂に入る客は少ないと思い、一の湯がお勧めとの事前情報で、バスタオルに身を包んで屋外の階段通路を登って行き、先客がお2人居ましが入泉してみました。
白い泥のような豆乳のような温泉で、底からプクリ、プクリと源泉が湧き上がってくる。
底にはスノコ板のような物が渡してあるのですが、直接泥底に触れるとかなり熱い。
温まって内風呂まで戻るが、距離が長く雨と風でまた体が冷める。
宿泊地の田沢湖高原温泉宿で夕食時に熱燗を一本付けてもらう。
銘柄は秋田のお酒「福乃友」まろやかな味で美味しかった。
夜、外をみると雨と風が嵐の様。明日の秋田駒ヶ岳も雨かな?
カラマツソウ、キヌガサソウ、コバイケイソウ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマキンポウゲ、チングルマ、サンカヨウ、エンレイソウ、ミツバオーレン、ベニバナイチゴ、ゴゼンタチバナ、アカモノ、アオノツガザクラ、ウラジロヨウラク、シャクナゲ、オオカメノキ、ナナカマド、キバナコマノツメ、イワカガミ、マイヅルソウ、ショウジョウバカマ、その他。
秋田駒ヶ岳の記録
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-669054.html
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