interlude ( 15 )
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感想
【 近況 】
7/2、並木方面へ、1時間30分お散歩。
7/4、金沢八景方面へ、2時間30分お散歩。
7/5、並木方面へ、1時間20分お散歩。
7/7、お散歩中降雨につき撤退。
7/9、並木方面へ、1時間20分お散歩。
7/11、金沢文庫〜並木方面へ、2時間55分お散歩。
7/12、並木方面へ、1時間35分お散歩。
【 蛇足なわたくしごと 】
マックス・フェベルベック 「ベルリン陥落1945」 ★★★★★+★(99) (6/30初見)
2008年
ドイツ・ポーランド
131min.
ジャンル:戦争
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負の連鎖が圧倒的であった。
魂を奪われて、なにも言うことがない。
開き直ってしぶとく生きのびようと覚悟する彼女が、「ファシスト」であることだけは最後まで否定できないのが花丸。
言い訳映画が氾濫するさなかドイツ人の本音をドイツが描いたすばらしい作品だ。
日本人が天皇昭和裕仁を愛したようにドイツ人もまた総督アドルフ・ヒトラーのために戦ったのだと思う。
オリヴァー・ヒルシュビーゲル 「ヒトラー 最期の12日間」 ★★ (6/30初見)
2004年
ドイツ・イタリア
155min.
ジャンル:戦争
ツタヤでレンタル。
ドイツとイタリアの合作だが、三大敗戦国のうち二国民の思いは伝わってくる。
でも、「悪いのはヒトラーなんです。わたしたちは踊らされただけ」と言われても、オウム麻原方面の言い訳同様。
キム・グエン 「魔女と呼ばれた少女」(R15) ★★★★ (6/30初見)
2012年
カナダ
90min.
ジャンル:戦争
ツタヤでレンタル。
今まで一度も出会ったことのないタイプの不思議なテイストだったため、評価は難しい。
喰いなれたころには本当の評価ができると思うけど現時点では暫定。
マイク・ニューウェル 「コレラの時代の愛」(PG12) ★★☆ (6/30初見)
2007年
アメリカ
137min.
ジャンル:ラブストーリー
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趣味ではないが、たまにはオヤツも必要なので、それなりにたのしめた。
マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ 「狂った血の女」 ★☆ (7/1初見)
2008年
イタリア・フランス
154min.
ジャンル:戦争
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これはかなり退屈だった。
マルセル・カルネ 「天井桟敷の人々」 ↑★★★★★+★(97) (7/1再見11回目)
1945年
フランス
189min.
ジャンル:人間ドラマ
ダニー・ボイル 「28日後…」(PG12) ↑★★★★★+☆(95) (7/1再見2回目)
2002年
イギリス・アメリカ・オランダ
113min.
ジャンル:SF
ピエル・パオロ・パゾリーニ 「王女メディア」 ★★★★★+★(97) (7/2再見7回目)
1969年
イタリア・フランス・西ドイツ
111min.
ジャンル:SF
ピーター・カソヴィッツ 「聖なる嘘つき」 ↓★★★ (7/2再見2回目)
1999年
アメリカ
119min.
ジャンル:戦争
庵野秀明 「ラブ&ポップ(SR版)」(R) ↑★★★★★+★(98) (7/2再見6回目)
1998年
日本
112min.
ジャンル:人間ドラマ
スティーブン・スピルバーグ 「宇宙戦争」 ★★★★ (7/2再見3回目)
2005年
アメリカ
116min.
ジャンル:SF
マックス・フェベルベック 「ベルリン陥落1945」 ★★★★★+★(99) (7/2再見2回目)
ジャック・リヴェット 「彼女たちの舞台」 ↑★★★★★(93) (7/3再見3回目)
1988年
フランス
156min.
ジャンル:ミステリ
ウォン・カーワァイ 「花様年華」 ↓★★★☆ (7/3再見2回目)
2000年
香港
98min.
ジャンル:人間ドラマ
岡村天斎 「最臭兵器」 ★★★★★(↑92) (7/3再見17回目)
2005年
日本
40min.
ジャンル:SF
大友克洋 「大砲の街」 ★★★★★+★(↓98) (7/3再見17回目)
2005年
日本
22min.
ジャンル:SF
ウェイ・ダーション 「セデック・バレ」(R15) ★★★★★+★(98) (7/3再見3回目)
2011年
台湾
276min.
ジャンル:戦争
クシシュトフ・キエシロフスキー 「ふたりのベロニカ」 ★★★★★+★(99) (7/3再見24回目)
1991年
フランス・ポーランド
98min.
ジャンル:SF
プラッチャヤー・ピンゲーオ 「チョコレート・ファイター」(PG12) ★★★ (7/4初見)
2008年
タイ
92min.
ジャンル:ヤクザ
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ジージャーに一票。
カン・ジェギュ 「ブラザー・フッド」 ★☆ (7/4初見)
2004年
韓国
148min.
ジャンル:戦争
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自己中な兄と、軽薄な弟の兄弟愛が、かなりホラーで、いちおう見応えはあった。
マーク・ミュンデン 「キングダム・ソルジャーズ 砂漠の敵」 ↑★★★★★(91) (7/4再見2回目)
2007年
イギリス
95min.
ジャンル:戦争
レニー・ハーリン 「5デイズ」 ★★★☆ (7/4初見)
2011年
アメリカ
113min.
ジャンル:戦争
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「真実の報道」というメインテーマはすばらしいのだが、如何せん内容的に真実と乖離しすぎているため説得力は皆無。
アンジェイ・ズラウスキー 「ソフィー・マルソーの愛人日記」 ★★★★★+★(99) (7/4再見10回目)
1991年
フランス
126min.
ジャンル:人間ドラマ
キャスリン・ビグロー 「ハート・ロッカー」(PG12) ★★★★ (7/5初見)
2008年
アメリカ
131min.
ジャンル:戦争
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恐怖がドラッグ的トリップへと変換される視点がとても斬新だった。
アンジェリーナ・ジョリー 「最愛の大地」(R15) ★ (7/5初見)
2011年
アメリカ
127min.
ジャンル:戦争
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カメラワークだけは傑出しているが内容はスカだった。
映像系は好みだが、内容がここまで薄っぺらいとどうにもならない。
ウーヴェ・ボル 「アウシュビッツ ホロコーストガス室の戦慄」 ★★★★ (7/5初見)
2011年
ドイツ
74min.
ジャンル:戦争
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「ディファイアンス」鑑賞予定だったが前述作があまりにもヘタレだったため硬派のウーヴェ・ボルに急遽変更。
先週「ヒトラー 最期の12日間」というドイツの言い訳映画を見たばかりだったが、この映画は言い訳ゼロ。
いやはや、脱帽するしかなかった。
この映画を名作指定できないわたしは、やはり軟弱者である。
ドイツの学生たちへのインタビューも、答えが完全な間違いだろうがそのまま操作せず流しているのも好感が持てる。
ひとり、わたしと同じ意見の学生がいて、驚いた。
スティーブン・スピルバーグ 「シンドラーのリスト」 ★★★★★+☆(94) (7/5初見)
1993年
アメリカ
195min.
ジャンル:戦争
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「カサブランカ」を髣髴させる古きよきアメリカ映画的な作品だった。
戦争映画的には「ソハの地下水道」や「ベルリン陥落1945」に遠く及ばないが、エンタメ的にとてもすばらしかった。
エドワード・ズウィック 「ディファイアンス」 ★★ (7/6初見)
2008年
アメリカ
136min.
ジャンル:戦争
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いつも逃げてばかりいるユダヤ人が戦っていたのが新鮮だった。
マルクス・O・ローゼンミュラー 「命をつなぐバイオリン」 ★☆ (7/6初見)
2011年
ドイツ
100min.
ジャンル:戦争
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作品がどうこうという以前に、おこさま向け映画だった。
スティーブン・スピルバーグ 「ミュンヘン」(PG12) ★★★★★+★(99) (7/6初見)
2005年
アメリカ
163min.
ジャンル:戦争
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パレスチナとユダヤのイタチゴッコ、永遠に終わらない負の連鎖を見事に描き出している。
イスラエル政府の凶悪思想を真正面から暴いた快作。
食事を断るシーンに、背筋が凍りつく。
フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク 「善き人のためのソナタ」 ★★★☆ (7/6初見)
2006年
ドイツ
138min.
ジャンル:社会&人間ドラマ
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ラストは思わずホロリときた。
エンタメ的には満点のすばらしい作品だった。
ただし、「表」ばかりの表現に終始していて、考える必要がまったくないので何度も観られそうにはないけど。
ミロス・フォアマン 「宮廷画家ゴヤは見た」 ★★★★★+☆(96) (7/7初見)
2006年
アメリカ・スペイン
114min.
ジャンル:戦争と宗教
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テレビドラマ並みにストーリーばかり追いかけて映像にためがないのが残念至極。
魅せる場面をもっとクローズアップして引きとアップを的確に使い分け、さらにカメラを大胆に回せていれば最低でも99点だったと思われる。
ディレクターズカットはないのか?
にしても原題は「GOYA'S GHOSTS」なのに、この邦題の安っぽさはなんだろう…。
ミロス・フォアマン 「カッコーの巣の上で」 ↓★★★☆ (7/7再見3回目)
1975年
アメリカ
133min.
ジャンル:人間ドラマ
リドリー・スコット 「ブラックホーク・ダウン」 ★★★★★+★(97) (7/7再見4回目)
2001年
アメリカ
145min.
ジャンル:戦争
ウォン・カーウァイ 「恋する惑星」 ★★★★★+★(97) (7/7再見11回目)
1994年
香港
102min.
ジャンル:ラブストーリー
これも要リマスター版。
ディアーヌ・キュリス 「彼女たちの関係」 ↑★★★★★(92) (7/8再見3回目)
1994年
フランス
95min.
ジャンル:ホラー
エミール・クストリッツァ 「ライフ・イズ・ミラクル」 ★★★★★(91) (7/8再見3回目)
2004年
セルビア=モンテネグロ・フランス
154min.
ジャンル:戦争
ニール・ブロムガンプ 「第9地区」 ↑↑★★★★★+★(97) (7/8再見2回目)
2009年
アメリカ・ニュージーランド
112min.
ジャンル:SF
アンヌ=マリー・ミエヴィル 「マリーの本」 ★★★☆ (7/8再見2回目)
1984年
フランス・スイス
28min.
ジャンル:人間ドラマ
ジャン=リュック・ゴダール 「こんにちはマリア」 ★★ (7/8再見2回目)
1984年
フランス・イギリス
79min.
ジャンル:人間ドラマ
テオ・アンゲロプロス 「永遠と一日」 ★★★★★+☆(95) (7/8再見4回目)
1998年
ギリシャ・フランス・イタリア
128min.
ジャンル:人間ドラマ
クシシュトフ・キエシロフスキー 「トリコロール(全3話)」 ★★★★★+★(99) (7/9再見15回目)
1993〜4年
フランス・ポーランド・スイス
290min.
ジャンル:人間ドラマ
ダニー・ボイル 「Trainspotting」(R15) ★★★★★+★(99) (7/9再見5回目)
1996年
イギリス
93min.
ジャンル:人間ドラマ
ルキーノ・ヴィスコンティ 「イノセント」(R15) ★★★★★(92) (7/10再見4回目)
1975年
イタリア
124min.
ジャンル:人間ドラマ
ジョナサン・グレイザー 「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」(R15) ★★★★ (7/10再見2回目)
2014年
イギリス・アメリカ・スイス
108min.
ジャンル:SF
スティーブン・スピルバーグ 「マイノリティ・リポート」 ↓★★★☆ (7/10再見2回目)
2002年
アメリカ
146min.
ジャンル:戦争
スティーブン・スピルバーグ 「ミュンヘン」(PG12) ★★★★★+★(↓98) (7/10再見2回目)
ブライアン・デ・パルマ 「ミッション・インポッシブル」 ★☆ (7/11初見)
1996年
アメリカ
110min.
ジャンル:サスペンス
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完膚なきまで娯楽的エンタメで、まさに映画のための映画だったので、とても退屈だった。
ウーヴェ・ボル 「ブラッドレイン」(R15) ★ (7/11初見)
2005年
アメリカ
94min.
ジャンル:SF
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まだ監督としてのスキルがまったく不足していた。
クリス・ナオン 「ラスト・ブラッド」(R15) ☆ (7/11初見)
2008年
香港・フランス
91min.
ジャンル:SF
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トホホホホ…。
スタンリー・キューブリック 「スパルタカス」 ★★☆ (7/11再見2回目)
1960年
アメリカ
197min.
ジャンル:戦争
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3作連続スカだったため順番を入れ替えて37年ぶりに鑑賞。
しかし☆は3つ減ってしまった…。
さすがに「ベン・ハー」「十戒」同様、古臭すぎた。
ジャニック・ファイジエフ 「オーガストウォーズ」 ★★ (7/12初見)
2012年
ロシア
132min.
ジャンル:戦争
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悲しくなるほど人間ドラマの設定が非現実的でショボイ。
とにかく映像的にド派手で劇的なシーンを魅せたかったのは伝わってくるが、ドラマがチープすぎて登場人物に思い入れできないためドラマチックが空回り。
映像センスは相当にあるので、監督の将来性へ☆ひとつ加点した。
パトリス・シェロー 「王妃マルゴ」 ★ (7/12初見)
1994年
フランス
144min.
ジャンル:戦争
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残念な映画がつづいているため順番を入れ替えて鑑賞したのだが…。
史劇・宗教戦争・どろどろの人間ドラマ、と思いっきりストライクなテーマながら、内容的にはスカだった。
アップと寄りばかりで引きがほとんどないためスケールに乏しく、舞台以上に芝居的に撮影編集している。
展開もシーンばかりが慌しく通り過ぎてゆき、タメがまったくない。
これだけの役者を揃えて、超勿体ないお化け。
悪夢のごとき悲劇を描いているはずなのだが、涙どころか痛みを感じることさえなかった。
この監督の作品はもう観なくていいかもしれない。
キム・ハンミン 「神弓」(PG12) ★★ (7/12初見)
2011年
韓国
122min.
ジャンル:戦争
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思いっきり卑屈で、そのくせおしつけがましく、自己中な男が主人公だったため、感情移入できなかった。
くだんの事件から急に性格が激変するので絵空事にしか感じられなかった。
メル・ギブソン 「アポカリプト」(R15) ★★★★☆ (7/13初見)
2006年
アメリカ
138min.
ジャンル:戦争
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終盤の展開があまりにも予定調和で超ガッカリしたことを除けばすばらしかった。
グザヴィエ・ヴォーヴォワ 「神々と男たち」(PG12) ★★★ (7/13初見)
2010年
フランス
120min.
ジャンル:戦争
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フランスの支配から独立するも傷跡が化膿したまま立ち直れないアルジェリアの悲劇の一頁を、キリスト教の立場から絞って描いたのは花丸。
個人としてなら彼らの行為は賞賛に値するがフランスとキリスト教会を背負っているのだから我侭言わずに撤退するのが道理。
結局、予想通り、ゲリラのアイテムとなり、足手まといに成り下がる。
個人的なボランティアなら自己責任ですむが団体を背負う以上はルールを護らないと多大な迷惑かけてしまう、ということがとても解りやすく描かれている。
キム・テギュン 「クロッシング」 ★★★ (7/13初見)
2008年
韓国
106min.
ジャンル:人間ドラマ
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南側視点での北のドラマ。
犬を食ったときと母が亡くなったとき、主人公の少年がドアを開けた瞬間に理解しているのがあまりにも不自然。
ほかにも不可解なシーンが頻繁で、つまるところ映画偏差値は相当に低い。
少年と父親の演技があまりにも芝居臭い。
少女の傷口に蛆が湧いたとき、とってあげない少年の態度に絶望を感じた。
映画としてまったく思い入れできないが、貧困が無知を産み無知が悲劇を拡大する負の連鎖は、痛いほど伝わってくる。
少女の演技力が神業だった。
G指定だがせめてPG12にしてほしい。
それにしても、北はここまで悲惨なのだろうか…。
マーティン・スコセッシ 「クンドゥン」 ★★ (7/13初見)
1997年
アメリカ
129min.
ジャンル:戦争と人間
ツタヤでレンタル。
いかにもハリウッド的なエンタメで、歴史の表側を軽くなぞっただけであった。
チベット仏教をまったく理解しておらず、だんだん腹がたってきた。
映像が花丸的にすばらしい。
(2015.7.14記・2015.8.25ヤマレコ登録)
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