【二百名山 神室山】西ノ又コースから周回（花が見頃です）

2024年05月22日(水) [日帰り]

• GPS: 07:35
• 距離: 14.6km
• 登り: 1,271m
• 下り: 1,264m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:00
• 休憩: 1:34
• 合計: 7:34

7:14 神室山パノラマコース登山口
7:29 7:29 神室山西ノ又コース登山口
7:37 7:37 西ノ又川第１渡渉点
7:51 7:51 西ノ又川第２渡渉点
8:38 8:38 西ノ又川第３渡渉点
8:39 8:46 三十三尋の滝
8:49 8:59 神室山 不動明王
9:06 9:06 神室山 胸突八丁坂
10:02 10:02 神室山 御田の神
10:27 10:28 神室山前神室山分岐
10:40 10:53 神室山
10:56 11:29 神室山避難小屋
11:33 11:40 神室山
11:59 12:02 神室山前神室山分岐
12:04 12:07 レリーフピーク
12:13 12:21 有屋口分岐
12:51 12:52 神室山 水晶森分岐
12:56 13:03 前神室山
13:14 13:14 第三ピーク
13:46 13:46 第二ピーク
13:56 13:56 神室山 パノラマコース第一ピーク
14:31 14:32 神室山 パノラマコースいっぷく平
14:48 神室山パノラマコース登山口

天候

快晴！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

★自宅から登山口までの移動
　自宅　0:45発（国道349号〜矢吹中央IC〜東北道〜古川IC〜国道108号）西ノ又登山口駐車場　7:00頃着（移動距離　約370km）
　※西ノ又林道はすれ違い困難な狭い道なので、下山してきた対向車が通行する時間帯は要注意。
★登山ルート
　登りは西ノ又コースを歩いて山頂へ。避難小屋で昼食休憩後、下山は前神室山を経由して稜線を縦走するパノラマコースで歩きました。

コース状況／危険箇所等

・　第一渡渉点と第二渡渉点の吊橋には，橋板が戻されており，通行に支障はありません。第三渡渉点までは，ブナの新緑の中，西ノ又沢沿いの気持ち良いハイキングを楽しめます。ただし「老いて猶かむろの道に汗流る」の看板の手前は，登山道が左側に傾斜しているので，転倒転落しないよう，注意が必要です。
・　第三渡渉点は雪融け水で水量が多く，岩伝いでは渡渉できません。ロングスパッツを装着していたので，左足だけ一瞬水没させて渡渉しました（靴への浸水はせずに済みました）。また，岩がとても滑りやすいので，転倒しないよう注意が必要です。
・　不動明王から先は急登が続くので，ダブルストックで登りました。途中で残雪が出てきますが，登りなのでツボ足で問題なしです。
・　山頂稜線は「パノラマコース」の名にふさわしく，とても展望の良い尾根歩きが満喫できます。また，雪融け後の花の開花期だったので，カタクリやシラネアオイ，ミヤマキンバイ，ミツバオウレンなど様々な花が楽しめました。

その他周辺情報

下山後の入浴は，鶴岡市に向かう途中，登山口から40kmほどのところにあるに「まむろ川温泉　梅里苑」を利用しました。入浴料金は400円。露天風呂はありませんが，空いていて，サウナや展望の良い屋内風呂で快適に入浴できました。宿泊・食事もでき，キャンプ場やコテージがあるのでキャンプ利用も良さそうです。
　https://bairien.yamagata.jp/day-trip.php

写真

5/22 7:14

西ノ又登山口駐車場（パノラマコース登山口）にクルマを駐車して，ここから登山スタート。西ノ又沿いに林道を歩いて行きます。

5/22 7:26

10分ほどで西ノ又コース登山口に到着。左右の駐車スペースにそれぞれ2台ほど駐車可能です。

5/22 7:28

沢沿いを歩いて行きます。

5/22 7:30

最初の渡渉箇所。岩が滑るので，ドボンしそうになりました。

5/22 7:35

第一渡渉点の吊橋に到着。橋板が戻されていて，問題なく通行できました。

5/22 7:39

ここは左上に登って行きます。

5/22 7:40

クサリがあって安心です。

5/22 7:50

第二渡渉点の吊橋に到着。こちらも問題なく通行できました。

5/22 7:55

沢から離れて，新緑のブナの森を登って行きます。

5/22 8:01

上空を見上げると，ブナの新緑がきれい。

5/22 8:14

この付近は登山道が傾斜しているので，左側へ転倒転落しないよう，注意が必要です。

5/22 8:15

「老いて猶かむろの道に汗流る」の看板がありました。これを見てみたかったのです。

5/22 8:35

三十三尋の滝が見えました。

5/22 8:39

マーカーを頼りに沢沿いを進みますが，岩が滑るので転倒注意です。

5/22 8:42

ここを渡渉。雪融け水で水量が多く，岩伝いでは渡渉できません。ロングスパッツを装着していたので，左足だけ一瞬水没させて渡渉しました。靴への浸水はせずに済みました。

5/22 8:49

不動明王に到着。ここでオニギリ休憩。

5/22 8:59

不動明王をアップで。

5/22 9:01

不動明王から少し登っていくと，水場がありました。最後の水場とのこと。

5/22 9:35

ブナの若葉が輝いていました。

5/22 9:35

前神室山が見えました。

5/22 9:36

ムラサキヤシオの花が鮮やか。

5/22 9:41

カタクリの花。このあと次々に現れます。

5/22 9:45

残雪が出てきましたが，ツボ足で問題なし。

5/22 9:48

キクザキイチゲが咲いていました。

5/22 9:49

キクザキイチゲのアップ。

5/22 9:52

ショウジョウバカマ。

5/22 9:57

シラネアオイ。

5/22 10:01

御田の神を通過。

5/22 10:05

雪渓の上を歩いて行きます。

5/22 10:15

歩いてきたルートを振り返る。

5/22 10:17

山頂が見えましたが，まだ遠いです。

5/22 10:20

山頂へは右手のピークを越えていく。

5/22 10:30

神室山の山頂と避難小屋を望む。

5/22 10:41

神室山の山頂に到着。

5/22 10:41

山頂にある小さな祠。

5/22 10:46

証拠写真を自撮り。

5/22 10:51

尾根の先に前神室山を望む。左奥には残雪で真っ白な鳥海山。

5/22 10:50

ズームアップ。

5/22 10:51

南側の眺め。右下に避難小屋。

5/22 10:53

東側の眺め。奥は栗駒山。

5/22 10:56

避難小屋にて昼食休憩。

5/22 10:57

玄関を開けたところ。

5/22 11:01

玄関左手にバイオトイレがあります。

5/22 11:09

毛布やマットが備えられていて，安心です。

5/22 11:35

山頂近くで咲いていたミネザクラ。

5/22 11:37

それでは山頂から前神室へと歩き出します。

5/22 11:45

シラネアオイの花。

5/22 11:46

ロープの設置された岩場を通過。

5/22 11:47

正面が前神室。

5/22 11:49

ミツバオウレン

5/22 11:51

東側の眺め。虎毛山と奥に栗駒山を望む。

5/22 11:52

ミヤマキンバイ

5/22 11:53

シラネアオイ

5/22 11:55

オオバキスミレ

5/22 11:56

コイワカガミ

5/22 11:57

神室山を振り返る。

5/22 11:59

白いキクザキイチゲ

5/22 12:00

登山道沿いに咲くカタクリの花。

5/22 12:02

西ノ又コース分岐を通過。

5/22 12:06

気持ちの良い稜線歩きです。

5/22 12:10

ミツバオウレン

5/22 12:15

前神室山と鳥海山。

5/22 12:23

ショウジョウバカマ

5/22 12:26

ミヤマキンバイ

5/22 12:28

ツバメオモト

5/22 12:29

ミネザクラと前神室山。

5/22 12:33

そこかしこにカタクリの群生

5/22 12:41

イワハタザオ

5/22 12:49

山頂が近くなってきた。

5/22 12:57

前神室山の山頂に到着。

5/22 13:00

証拠写真。

5/22 13:01

前神室山の山頂から望む神室山。

5/22 13:14

第3ピークを通過。

5/22 13:15

あの尾根を下る。

5/22 13:19

大きなタムシバの花。

5/22 13:24

残雪を踏みしめて下る。

5/22 13:25

青空に白いタムシバの花。

5/22 13:28

ツバメオモト

5/22 13:28

オオカメノキ

5/22 13:33

ざんげ坂の標識。この先は急坂。

5/22 13:34

コミヤマカタバミ

5/22 13:46

第2ピークを通過。

5/22 13:55

第1ピークを通過。

5/22 14:29

いっぷく平に到着。

5/22 14:41

途中から杉木立の中の下りとなります。

5/22 14:46

タニウツギの花。

5/22 14:47

ラショウモンカズラの花。

5/22 14:48

西ノ又登山口駐車場に戻りました。結局この日は誰にも会わず，静かな登山を満喫しました。

撮影機器：

PowerShot G5 X Mark II CANON

OM SYSTEM OM-5 ボディ OMデジタルソリューションズ

感想

りきまる

・　仕事のスケジュールが空いたので，平日に2日ほど休みを取り，「東北アルプス」の異名を持つ二百名山の神室山と，ブナの原生林や岩峰を連ねる特異な景観で有名な三百名山の摩耶山に登って来ました。
・　初日に登ったのは神室山。西ノ又の沢沿いを渡渉しながら山頂へと登り詰めますが，前半はブナの新緑の下，涼しげな沢音を聞きながらの軽快なハイキング。その先，標高を上げていくと，カタクリやシラネアオイの花が咲き誇り，さらに山頂稜線上ではミヤマキンバイ，ミツバオウレン，ツバメオモト，イワハタザオなどの花も見られて驚きました。こんなに花々が咲き誇っているなんて知りませんでした。
・　また「東北アルプス」の名のとおり，稜線からの眺めも素晴らしかったです。残雪がまだら模様を織りなしていて，まさにミニアルプスの景観が楽しめました。紅葉の秋も素晴らしいようなので，次回は紅葉を楽しみに訪れてみたいと思いました。