Markha Valley - チベット(インド)


- GPS
- 50:58
- 距離
- 54.3km
- 登り
- 1,306m
- 下り
- 736m
コースタイム
- 山行
- 6:47
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:47
- 山行
- 7:38
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:38
- 山行
- 4:02
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:02
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
|
ファイル |
(更新時刻:2024/07/27 21:46)
|
写真
感想
GWにインドのチベット圏のLehで有名なトレッキングルートの一つ、Markha Valleyを友人と二人で歩きました(ツアー利用は無し、全て個人手配)。
当初はChilling⇒Skiu⇒Sara⇒Markha⇒Umlung⇒Hankar⇒Tachungtse⇒Nimaling⇒Kongmaru La⇒Chogdo⇒Shang Sumdo⇒Hemis と80kmを歩く予定でした。
最高地点のKongmaru La峠(標高5,200m)は春夏は残雪は無いのですがGWの時期はどうなのかと思い、地元の旅行代理店のウェブサイトを見たところ5月中旬頃からのツアーがありました。
ただ私たちの日程(開催開始日の2週間前)ではツアーは無かったため1カ月ほど前にメールで問い合わせたところ、「今年は冬が来るのが早かったから問題ないと思う。」とのことでしので今回の旅程を組みました。
現地に着いてから道中どのような状況なのか確認をしようと思いその旅行代理店を訪れましたが2日連続で閉まっていました。
そのため他の代理店を何件か当たりましたがいずれもわからないと言われました。
情報がありませんでしたが予定通り出発することとし、峠越えが難しそうであれば引き返すつもりでした。
<2024.4.30 (1日目)>
Lehの街の中心のタクシースタンドで手配したタクシーでChilling(標高3,200m)まで行き(所要時間2h、料金INR3,300≒6,200円)、そこからトレッキング開始。
Chillingから8km先のSkiuまでタクシーで行けると言われましたが割高だったため歩くことに。
7hかけて23km歩き、Chalukという村でおばあちゃんが一人で住んでいる宿にホームステイさせてもらいました。寝床は簡易マットレスです。
●料金:2人で2000円
●夕飯/朝飯:ダルカレー、米、チャイ、ピーナッツクリームを塗ったチャパティ
全体的に薄味で塩っ気がなかったため、あまり喉を通りませんでした。
●電気〇、ネット×、水無料
●標高3,600m
<2024.5.1 (2日目)>
Hankarという村まで7.5hかけて21km歩きホームステイ。こちらは50代くらいの夫婦+その母親が住んでおり、テレビもありました。
この日は南インドから来ている女性と地元のガイド2人が宿泊していました。彼らは私たちがこれから行こうとしているKongmaru La峠(標高5,200m)を越える予定で、アイゼン含む完全な雪山装備でした。
詳しく聞くと今年は2カ月程冬が来るのが遅かったため1mくらい雪が積もっていると。旅行代理店にメールで聞いた内容とは真逆でした。私たちはトレランシューズで来ていて雪山装備はもちろん持ち合わせていなかったため、ここで引き返すことにしました。
●料金:2人で2000円
●夕飯/朝飯:ダルカレー、米、チャイ、ジャガイモとニンジンのカレーのようなもの
こちらは塩があったため大量にかけて塩分摂取しました。
●電気〇、ネット×、水無料
●標高4,000m
<2024.5.2 (3日目)>
タクシーで来たChillingまで引き返すつもりでしたが、宿泊しているHankarまでLehから迎えに来てくれると教えてもらいました。確かに道中、重機やトラックと何度かすれ違っていたので一応来れるようでした。
2日間歩いて同じような景色に飽きており、また塩っ気のある美味しいご飯を食べたかったということもあり、もう少し歩いて終わりにしようと思い11km引き返したところにあるMarkhaまでガイドの携帯で呼んでもらいました。
道中、Tacha Monasteryという僧院に立ち寄りました。トレッキングルートから急な階段を80m登った崖の上に立っており登るのに体力を要しましたが、ここからの眺めは圧巻で今回のトレッキングで一番でした。
トータルで4hかけて歩いてMarkhaまで行き、迎えに来てくれたタクシーに乗りました。ちなみにMarkhaの小さな僧院にはWiFiが飛んでおり、たまたま近くを歩いていた工事のおっちゃんにパスワードを教えてもらい接続できました。
タクシーは小さなバンで、Chillingまではほとんどが凸凹道だったため30kmの距離を1.5hかけて揺れながら移動し、さらにそこからLehまで2hかけて帰りました。費用は行きとほぼ同じで6,000円ほどでした。
<感想・Tips>
トレッキングルートは非常に乾燥しており、唇は割れ血が出て、喉は痛く声が枯れてしまいました。リップクリーム必須です。
緑は無くだだっ広い荒野といった感じでした。夏に来ると草木が生い茂っているようなので夏に来た方が綺麗かと思いました。
ルート上にはいくつか村がありますが、売店などは一切なくそのうちのホームステイをしている宿に飛び込みで泊めてもらうスタイルでした。
食料はLehのスーパーでパンやチョコレートを事前に買っていきました。
また道中大量の積まれたマニ石(チベット仏教のお経が彫られた石)を見ました。
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