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Yamareco

記録ID: 6845726
全員に公開
ハイキング
近畿

三国峠〜若丹国境の無名峰へ

2024年05月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:58
距離
4.5km
登り
418m
下り
428m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:02
休憩
0:57
合計
2:59
10:39
35
スタート地点
11:14
11:15
37
11:52
12:48
30
ca810mピークj
13:18
20
13:38
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三国峠の登山口に
コース状況/
危険箇所等
若丹国境尾根は明瞭な登山道はないが、特に危険箇所なし
針畑川に沿って生杉を目指して北上
古屋の橋の上から
2024年05月25日 10:17撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 10:17
針畑川に沿って生杉を目指して北上
古屋の橋の上から
三国峠の登山口に広がる谷の壮麗な雰囲気
2024年05月25日 10:37撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/25 10:37
三国峠の登山口に広がる谷の壮麗な雰囲気
すぐにもブナの大樹が現れる
2024年05月25日 10:47撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
5/25 10:47
すぐにもブナの大樹が現れる
大樹を見上げて
2024年05月25日 10:48撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/25 10:48
大樹を見上げて
次々と現れるブナの大樹
2024年05月25日 10:51撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/25 10:51
次々と現れるブナの大樹
2024年05月25日 10:54撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/25 10:54
三国峠の手前より百里ヶ岳を展望して
2024年05月25日 11:02撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 11:02
三国峠の手前より百里ヶ岳を展望して
三国峠の山頂の直下
湿地と化した長池の跡
2024年05月25日 11:11撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/25 11:11
三国峠の山頂の直下
湿地と化した長池の跡
三国峠山頂
2024年05月25日 11:13撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/25 11:13
三国峠山頂
山頂から西に伸びる若丹国境尾根へ
2024年05月25日 11:16撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/25 11:16
山頂から西に伸びる若丹国境尾根へ
下生のない楓の疎林に
2024年05月25日 11:27撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/25 11:27
下生のない楓の疎林に
木漏れ日と新緑の透過光
2024年05月25日 11:29撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/25 11:29
木漏れ日と新緑の透過光
快適な森が続く
2024年05月25日 11:32撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/25 11:32
快適な森が続く
ca810m峰にて
ノンアルコール・ビールで乾杯
2024年05月25日 12:00撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
4
5/25 12:00
ca810m峰にて
ノンアルコール・ビールで乾杯
この日はバラ肉と椎茸をバターで炒めてピラフに
2024年05月25日 12:09撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/25 12:09
この日はバラ肉と椎茸をバターで炒めてピラフに
ピークからの芦生演習林の眺望
2024年05月25日 12:19撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 12:19
ピークからの芦生演習林の眺望
コーヒーを淹れてきんつばと共に
2024年05月25日 12:33撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/25 12:33
コーヒーを淹れてきんつばと共に
ピーク近くの展望地より
左は地蔵谷山、右に蛇谷ヶ峰
2024年05月25日 12:46撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
5/25 12:46
ピーク近くの展望地より
左は地蔵谷山、右に蛇谷ヶ峰
再び美しい疎林に
2024年05月25日 13:00撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/25 13:00
再び美しい疎林に
2024年05月25日 13:01撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/25 13:01
復路は国境稜線の北側斜面を逍遥
2024年05月25日 13:07撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/25 13:07
復路は国境稜線の北側斜面を逍遥
2024年05月25日 13:14撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/25 13:14
岩姫蕨の繁茂する三国峠の北側斜面
2024年05月25日 13:15撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/25 13:15
岩姫蕨の繁茂する三国峠の北側斜面
ギンリョウソウが顔を出していた
2024年05月25日 13:23撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/25 13:23
ギンリョウソウが顔を出していた
三国峠から東の展望地より
再び百里ヶ岳を望んで
2024年05月25日 13:24撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
5/25 13:24
三国峠から東の展望地より
再び百里ヶ岳を望んで
ブナの原生林を下降
2024年05月25日 13:30撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/25 13:30
ブナの原生林を下降
生杉の日吉神社に参詣
2024年05月25日 13:54撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/25 13:54
生杉の日吉神社に参詣
京都への帰路に
再び針畑川沿いの古屋にて
2024年05月25日 13:58撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/25 13:58
京都への帰路に
再び針畑川沿いの古屋にて
撮影機器:

感想

この週末は暑くなるとの予報ではあったが、京都の市内では朝から涼しい風が吹いている。週末に自宅での作業の予定もあるので、長時間の山行は難しいのだが、折角の好天なので短い山行を考え、三国峠に出かけることにする。山の上では暑くなることを見越して、保冷袋に凍らせたお茶と共にノン・アルコール・ビールを入れる。ついでにバターも少々入れる。

R367を葛川の梅ノ木で左折し、久多方面に向かうと、前に数台の車が連ねっている。後部座席にはキャンプ用具が見えるので、明らかにキャンプに向かう人達だろう。久多から県道を北上すると、先行の車はいずれも案の定、久多のキャンプ場へと入っていった。針畑川では釣り糸を垂れている釣り客の姿をちらほらと散見するが、対向車もほとんどなく、針畑川流域の長閑な景色を眺めながら上流へと向かう。

三国峠の生杉側の登山口は私自身は何度も訪れているところではあるが、家内は初めてのようだ。ピークのかなり近くまで車で入ることが出来るだけでなく、この山奥にしては驚くほど瀟洒なトイレまである。登山口の左手に広がる谷はトチノキの高木が聳え、その壮麗さに圧倒されそうになる。木製階段の整備された登山道を登って行くとすぐにもブナの大樹が次々と現れる。

三国峠から東に伸びる尾根まではさほど時間はかからない。尾根を緩やかに乗るとユズリハの下生もなくなり、林床の広い快適な自然林となる。かつては長池という池のあった湿地から三国峠のピークに登る。無雪期は山頂からは眺望はなく、山名標を確認するとこの三国峠から始まる京都との福井の県境稜線、すなわち若丹国境稜線を西に向かう。

県境稜線に入るとアップダウンの少ない広い尾根にはブナやカエデの美林が広がる。ca?のピークを過ぎると、西側の小さな谷に下降する。昨年の秋にここを訪れた時にはカエデの紅葉が見事であったが、青紅葉も綺麗である。雲が時折、気まぐれに陽光を遮るが、林の中には新緑の鮮やかな透過光が消えるものの、緑の深さを感じることになる。

再び尾根に乗り、新緑のプロムナードを歩いてca810mのピークに到着する。標高点すらない無名峰ではあるが、このあたりでは最も標高の高いピークであり、ピークの西側には由良川の源流の谷を挟んでシンコボ、傘峠など芦生演習林のピークが一望のもとだ。ここを訪れるのは五回目だが、すっかりランチの定位置となっている。この日は山の上で風がそれなりにあり、肌寒いほどだ。ブナの樹の根元で椎茸と豚バラのチャーシューのバター・ピラフを調理する。食後にコーヒーを淹れて、きんつばと楽しむと若丹国境稜線を引き返す。

帰路はca767から三国峠の北側の緩斜面に降りる。ここも樹高の高い広葉樹の疎林が広がっており、林床には下生の草木がないこともあり、大聖堂のような壮麗さを感じさせる森となっている。三国峠の北側から湿地と化した長池の跡地に至り、再びブナの原生林へと下降する。斜度がきついせいもあるが、登山口まではかなり短く感じられる。

登山口に着地し、時間を確認するとca820mのピークで1時間近く、ランチ休憩をしていたが、歩いたのは2時間ほどの行程であった。この短時間の山行でこれだけの美林を堪能することが出来るような山は他には思い出すことが出来ないのであった。

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コメント

山猫さん、yamaizuさん、こんばんは。
新緑の季節、グリーンがホントに綺麗ですね。
ご夫妻のレコには癒されます。。

京都には静かで山深いところがいくつもありますね。
先月は、初めて雲取山と桟敷が岳を歩きましたが
なんとも言えない美しい沢や森に精霊が宿ってそうで感動しっぱなしでした。
2024/6/5 23:30
ゆっきーさん
レス返がすっかり遅くなってしまい、失礼いたしました。
この三国峠の西側のエリアはhanaさん達と「いつかゆっきーさんもご一緒に」とお話ししていたところです。また機会があればご案内させて頂きますので。桟敷ヶ岳は山芍薬の季節にでも、雲取山は紅葉の季節がいいかも・・・です。
2024/6/19 12:49
いいねいいね
1
山猫さん 
はい、またご都合あいますときに
ぜひご一緒させてください😊
2024/6/20 8:19
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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