三つ峠

過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
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計画書
(更新時刻:2013/07/16 13:55) |
感想
hitomimiです。
初三ツ峠。
初マルチ。
初外岩リードデビュー。
Yさん、Sさん、Mさん、Kさん、ありがとうございました!
みんなが三ツ峠に行って何をやっているのかようやく理解しました。
年末からリードはぱったりやっていなかったですが、
BRにてムーブをshimogさんに教えてもらい、また登る面白さを思い出す。
ここ最近多忙で行けてなかったのでさらに緊張。
外岩は楽しい。
つい、そこに岩があると登りたくなってしまう。
怖いけど。
ピッチを切る楽しさ、ジムには最初からあるホールドを自分で見つけて乗ってみる楽しさが、怖いという気持ちよりも勝った1日でした。(高いところは苦手なのでガスってなにも見えなくてよかった)
4ピッチshimogさんオールリードで、自分とABさんはフォローで登り、2ピッチ目どこに進むかをSさん、Mさんで話してる。どこどこ行ってみよっかーとSさん、Mさんはうーん、難しいと思いますよとやりとりしてるものの、自分にはよくわからず。
あとちょっとで支点というところの手前の核心部分で、ホールド探すも手も足もない。
「ここ何にもないんですけどー」
と言ってみるも、上から無邪気な笑顔で
「5.8だよー」
という返答。
「これ絶対8じゃないですよー」
と返してみるも、にこにこ笑顔で
「8だよー」
としか返ってこない。
一体足はどこに置けばいいんだろうかshimogさん。。。
とはいえ8かー、ジムで8って簡単だしな。これ登れないって絶対悔しい。
と安定した場所で身体を休めて左の垂直の壁を足で蹴って(確か右足は小さい割れ目に乗せて?)一気に登る。登れた!
後から核心部でのうちらの苦戦する姿を見ていた先代パーティに初めてでクーロワール登ったの!?
とたくさん褒めてもらい、なかなか難しいルートだということを知る。
最後少し時間が余って1ピッチリードで登らせてもらいました。やりたい!と言ったはいいものの、ロープつけてみると2本。あ、フリーじゃなかった。とその時に気がつく。
ロープをクロスさせないようにどうヌンチャクをどうかけるかとか、外岩で初めてリードで登る緊張感とともに、頭を使いまくった1ピッチでした。
登る前に支点作って確認いただき、ビレイのシステムも確認いただきそれから開始。
で、登るまではよかったものの、その後支点つくってフォローのビレイをするのが本気で大変!
ロープが重い。重すぎて必死。2人登ってくるので一人ひとりのロープをまったく下の状態が見えないまま、2本引きあげたり、1本ずつ引き上げたり。もうそれだけで息が切れました。
これは使った既製のクイックドローを60cmのアルパインヌンチャクにしてかけるともっと楽になるとのこと。
最初の4ピッチをオールリードで登り、こんな大変なことをさらっとこなしていたshimogさん、Mさんに本気で感謝の念を抱きました。(もちろんいつも抱いてます)
相反して、岩場の危険もとても感じた1日でした。
うちのパーティもだし、他のパーティも落石やギアを落とすなど、今まで経験した日和田とか湯河原幕岩とは比べ物にならないくらい上から物がたくさん落ちてくる。
本当気をつけないと。たまたまですが、誰も怪我をしなくて、させなくてよかったです。
ギアは落としたらパクられてしまうという恐れがあるということも知りました。
山は全て自己責任。
岩は特に、システム、確認、何か漏れると事故に直結する。
でも楽しい。
やるならおんぶにだっこではだめ。他のジャンルも。
山を総合的に見るにはやっぱり縦走できるだけの知識じゃ足りない。岩、沢、雪の技術、知識があってはじめて”山”ってものが理解できるのかもとふと思った1日でした。
それがちょっと見えたら、ついていく、ではなくてつれてける、に変わる気がする。無雪期ですけども。。
ダブル手に入れたし、シングルロープ購入してジムにて練習しまーす。
ひとみ
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