JR福知山線旧線 廃線跡ハイク
コースタイム
10:15生瀬駅⇒10:30廃線跡入口付近(道迷)10:50⇒11:40第二武庫川橋梁⇒12:25武田尾駅
12:45生瀬バス停12:50⇒13:50有馬温泉
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■道の状況■ ・特に危険箇所はありませんが、落石注意の看板があちこちに(これでもかっ!というくらい)立てかけられています。 子供連れで気軽なハイキングが楽しめるコースですが、一応自己責任でお願いします。 ・またトンネルが幾つも出てきます。 本当に真っ暗闇なのでヘッドランプは必須です。 ■トイレ■ ・コース内にトイレは簡易トイレが一箇所(武田尾駅に近いところ)のみです。 生瀬側から行く時には先に済ませておいたほうが良いと思います。 生瀬駅構内と武田尾駅のトイレを利用。 ■温泉■ ・有馬温泉へ行きました。 武田尾駅から電車で1駅『西宮名塩駅』からバスで行けます。 ※今回バスルート知らなかったので、わざわざ遠い生瀬まで戻ってしまい失敗しました。 |
写真
感想
GWもいよいよ最終日。
夕方には東京に帰るので、この日は近場の廃線跡や有馬温泉に行くことにしました。
先ずは三宮から尼崎まで移動し、そこから福知山線で廃線跡入り口のある生瀬駅へ。
尼崎駅から電車が出発すると、すぐに感じる違和感
・・・なんか電車の速度、めちゃくちゃ遅くね!?
そして幾度目かのカーブの後、ふと進行方向右側の窓を見ると、何やら既視感のある風景が見えて、5年前に脱線事故のあったマンションの横を通過。
「あ、そういえばJR福知山線…だから速度遅かったんだ」と、ここでやっと納得。
まさか当時のまま現場が残ってるとは思わなかったので、マンションの柱や壁に事故の傷跡が今でも生々しく残ってる様子を目の当たりにして少しショックでした。
そして宝塚駅を過ぎ、10:00頃に生瀬駅に到着。
駅のホームにはハイキング姿の家族連れやカップルが沢山!
この廃線跡はハイキングコースとしても有名らしいことは知っていたけど、ここまでメジャーだったとは知らなかった。
とにかくこの日は快晴!
真夏のような陽射しのなか廃線跡へと足を踏み込むと、まずは新緑に覆われた直線路がお出迎え。
道端には速度制限標識や見張り台(?)等の遺構が次々と現れ、廃線跡らしい光景が目を楽しませてくれました。
そして枕木の残る道をスタンド・バイ・ミー気分で歩いていくと・・・
いよいよトンネルが現れた。
・・・が、ここで最大のミス!・・・ヘッドランプを忘れてきてしまった
この廃線跡はヘッドランプ必須ということは分かっていたのですが、昨日コインロッカーに荷物と一緒に預けてしまった。
しかし幸いな事にこの日はハイカーが大勢いたので、さり気なく前の人に付いていくという荒業でなんとかミスを挽回
だけど本当にここのトンネルは怖かった
トンネルは全部で大小6〜7箇所位あったと思うのですが、やはり一番長い『北山第二トンネル』の全長413m区間はかなりスリリング!
平衡感覚が無くなるくらいの深い闇のなかを文字通り手探り状態で歩いたんだけど、天井から水は垂れてくるし、足元には時々水たまりがあるし、もう何が何だか・・・
前を歩く人の、蛍の光のような懐中電灯の淡い光を頼りに歩くには、このトンネルは暗すぎて今自分がどこをどう歩いてるのかすら分からなかった。
そんなトンネルを幾つか潜りつつ歩いていくと、そのトンネルの闇の先に、ひときわ目立つ赤いトラスの『武庫川第2橋梁』が現れた。
もう、トンネル内の漆黒の闇と、明るい日差しに映える赤いトラスのコントラストが最高!!
この橋がこの廃線跡最大の見せ場・・・クライマックスと言っても過言ではないと思う。
そしてここを過ぎると、ハイキングコースもいよいよ残り僅か・・・
途中渓谷のほとりでお弁当を食べたりとハイキングらしい事をしつつ、お昼過ぎに目的地の武田尾駅に到着。
この廃線跡はずっと武庫川の渓谷沿いに続いているので、その渓谷美を眺めながらの約2時間は本当に気持ちよかった。
因みにハイキングコースとして有名なこのコースですが、廃線跡の入り口には落石注意を呼びかける看板が・・・
そしてコースの途中にもしつこい位にJR西日本の警告看板が設置されています。
もう、どんだけ責任取りたくないんだよ!とツッコミたくなるくらいに(笑)
危険な場所は特に無い感じでしたが、あくまでも自己責任でお願いします。
さて、その後は一度電車で生瀬駅に戻り、そこからバスで有馬温泉へ。
有馬温泉に着くと、さっそく公共浴場の『金の湯』へ。
ここの温泉には『金の湯』と『銀の湯』という2つの成分の温泉があるのですが、今回は時間が無いので黄金色に濁ったお湯が珍しい『金の湯』に入ることにしました。
この日は『こどもの日』ということもあって『菖蒲湯』も用意されていてなんだか得した気分。
ちょうどお昼時でお風呂が空いていたこともあり、のんびりお湯に浸かれて最高でした。
その後は湯上りに温泉街を散策したりして、再びバスで神戸へ。
そして新神戸のコインロッカーで荷物を回収し、夕方の新幹線で東京まで一直線に帰京!
もう往路の高速バスの遅さに比べたら・・・信じられないスピードでどんどん東京に近づいていく!
そんな新幹線の車窓からは、去年のGWに登った伊吹山が見えて、1年前の事なのに凄く懐かしい気分になりました。
これで前日泊込みで5泊5日のGW旅行は終了!
最後の最後まで怒涛のようなスケジュールだったけど、全力で遊び倒した5日間は凄く濃密で楽しかった。もう大満足です
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