ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 69559
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

JR福知山線旧線 廃線跡ハイク

2010年05月05日(水) [日帰り]
 - 拍手
ちろる その他1人

コースタイム

10:00生瀬駅到着⇒(コンビニで買物)⇒10:15生瀬駅出発

10:15生瀬駅⇒10:30廃線跡入口付近(道迷)10:50⇒11:40第二武庫川橋梁⇒12:25武田尾駅

12:45生瀬バス停12:50⇒13:50有馬温泉
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
コース状況/
危険箇所等
■道の状況■
・特に危険箇所はありませんが、落石注意の看板があちこちに(これでもかっ!というくらい)立てかけられています。
子供連れで気軽なハイキングが楽しめるコースですが、一応自己責任でお願いします。
・またトンネルが幾つも出てきます。
 本当に真っ暗闇なのでヘッドランプは必須です。

■トイレ■
・コース内にトイレは簡易トイレが一箇所(武田尾駅に近いところ)のみです。
 生瀬側から行く時には先に済ませておいたほうが良いと思います。
 生瀬駅構内と武田尾駅のトイレを利用。

■温泉■
・有馬温泉へ行きました。
 武田尾駅から電車で1駅『西宮名塩駅』からバスで行けます。
※今回バスルート知らなかったので、わざわざ遠い生瀬まで戻ってしまい失敗しました。

 

【10:00 JR生瀬駅 到着】
駅前にコンビニ(ミニスーパー?)が1件あるので、まずはそこでおやつ&お弁当や飲料水を調達。
小さな子供連れの家族ハイカーも多く、すっかりピクニック気分で駅前を出発した。
【10:00 JR生瀬駅 到着】
駅前にコンビニ(ミニスーパー?)が1件あるので、まずはそこでおやつ&お弁当や飲料水を調達。
小さな子供連れの家族ハイカーも多く、すっかりピクニック気分で駅前を出発した。
駅から右方向へと進み、線路の高架を潜ったところで現れた交差点を左折。
そこからは国道176号線沿いに狭い歩行者用歩道を延々を歩いて行った。
駅から右方向へと進み、線路の高架を潜ったところで現れた交差点を左折。
そこからは国道176号線沿いに狭い歩行者用歩道を延々を歩いて行った。
15分程歩いて行くと、行く先に中国自動車道の高架が見えてきた。
事前調査によると、あのあたりから廃線跡が始まるらしい。
15分程歩いて行くと、行く先に中国自動車道の高架が見えてきた。
事前調査によると、あのあたりから廃線跡が始まるらしい。
【10:30〜50頃】
駅から約30分で高架下に到着。
しかし、コースが何処から始まっているのか分からず、しばらくうろうろ……
この辺りは最近まで工事が行われていたので、事前調査でアテにしてた様子と色々と状況が変わってしまっていた。
【10:30〜50頃】
駅から約30分で高架下に到着。
しかし、コースが何処から始まっているのか分からず、しばらくうろうろ……
この辺りは最近まで工事が行われていたので、事前調査でアテにしてた様子と色々と状況が変わってしまっていた。
で、結局先程のポストの場所から道路を渡ったあたり(はす向かい)から、ハイキングコースへ下りれるようになっていた。
←写真奥の茶色いガードレール付近からスロープを下っていく。
で、結局先程のポストの場所から道路を渡ったあたり(はす向かい)から、ハイキングコースへ下りれるようになっていた。
←写真奥の茶色いガードレール付近からスロープを下っていく。
【10:50 ハイキングコース到着】
20分ばかりうろうろして、ようやくコースに到着。
←目の前には「いかにも廃線跡!」といった風情の直線路が伸びている。
【10:50 ハイキングコース到着】
20分ばかりうろうろして、ようやくコースに到着。
←目の前には「いかにも廃線跡!」といった風情の直線路が伸びている。
【10:55頃】
そして5分も歩くと目の前に看板が……
あ、ハイキングコースじゃないんですね。
スミマセン……
【10:55頃】
そして5分も歩くと目の前に看板が……
あ、ハイキングコースじゃないんですね。
スミマセン……
さて、此処から先は自己責任。
ということで、看板の先の橋を渡ります。
さて、此処から先は自己責任。
ということで、看板の先の橋を渡ります。
←廃線跡の右手には武庫川渓谷
←廃線跡の右手には武庫川渓谷
←足元には枕木の跡
←足元には枕木の跡
←マニアではないのでよく分からないけど、何かの遺構
←マニアではないのでよく分からないけど、何かの遺構
←見張り台?もあったりして…
←見張り台?もあったりして…
なかなかいい雰囲気です。
なかなかいい雰囲気です。
その後も続々と遺構が現れます。
その後も続々と遺構が現れます。
←渓谷の対岸に見えた鉄の足場
一体何に使われたんだろう…
←渓谷の対岸に見えた鉄の足場
一体何に使われたんだろう…
←柵で覆われたトンネル?待避所?
←柵で覆われたトンネル?待避所?
そしていよいよ最初のトンネルへ!
ヘッドランプ忘れて中は真っ暗…メッチャ怖かった!!
そしていよいよ最初のトンネルへ!
ヘッドランプ忘れて中は真っ暗…メッチャ怖かった!!
←木製の電柱
←かなりキレイに枕木が残存している区間
←かなりキレイに枕木が残存している区間
←この辺りは落石が多いらしいです。注意!
←この辺りは落石が多いらしいです。注意!
←速度制限標識
←あちこちに残っています
←あちこちに残っています
そして2個目のトンネルへ…
そして2個目のトンネルへ…
←トンネル入口
中には枕木や資材などが無造作に置かれているので足元に注意!
←トンネル入口
中には枕木や資材などが無造作に置かれているので足元に注意!
←トンネル内部の様子
枕木が壁に立てかけてあったりします。
ホント、ここはヘッドランプ必須です。
←トンネル内部の様子
枕木が壁に立てかけてあったりします。
ホント、ここはヘッドランプ必須です。
←線路脇の通路?
ここも枕木がキレイに残ってました。
ここも枕木がキレイに残ってました。
←ロックシェッド?
←ロックシェッド?
←錆びた鉄の感じが堪りません
←錆びた鉄の感じが堪りません
←線路は続くよどこまでもぉ〜♪
と歌いたくなります
←線路は続くよどこまでもぉ〜♪
と歌いたくなります
←草むらにひっそりと距離標識
←草むらにひっそりと距離標識
そ・し・て
 そ・し・て……
そ・し・て
 そ・し・て……
待ってました!第二武庫川橋梁!!
これが見たくて此処に来たと言っても過言ではない。
待ってました!第二武庫川橋梁!!
これが見たくて此処に来たと言っても過言ではない。
←第二武庫川橋梁から眼下の流れを見下ろす
←第二武庫川橋梁から眼下の流れを見下ろす
←犬走りの様子
←トラス越しに見た線路の様子
←トラス越しに見た線路の様子
その後もトンネルが幾つか出てきます
その後もトンネルが幾つか出てきます
枕木が残る道
短いトンネルもあります
短いトンネルもあります
そしてトンネルを抜けたところで昼食。
丁度良い岩があったので、そこに腰掛けてコンビニで買ったお弁当でお昼。
そしてトンネルを抜けたところで昼食。
丁度良い岩があったので、そこに腰掛けてコンビニで買ったお弁当でお昼。
廃線探索コースもそろそろ終わり。
←道路に架けられた歩道橋も廃橋梁の名残
廃線探索コースもそろそろ終わり。
←道路に架けられた歩道橋も廃橋梁の名残
廃線跡から車道へ下りてここから武田尾駅まで少し歩きます。
廃線跡から車道へ下りてここから武田尾駅まで少し歩きます。
【12:25 武田尾駅到着】
ちょうど電車が来たので急いで乗り込み、出発地の生瀬駅まで戻ります。
【12:25 武田尾駅到着】
ちょうど電車が来たので急いで乗り込み、出発地の生瀬駅まで戻ります。
【12:45〜50 生瀬バス停】
そして再び生瀬。
今朝通ったばかりの国道176号線の交差点にあるバス停から阪急バスで有馬温泉へ移動。
後で知ったことだけど、このバスは武田尾の隣駅である西宮名塩駅を経由していくので、生瀬まで2駅も戻る必要はなかったようです。
【12:45〜50 生瀬バス停】
そして再び生瀬。
今朝通ったばかりの国道176号線の交差点にあるバス停から阪急バスで有馬温泉へ移動。
後で知ったことだけど、このバスは武田尾の隣駅である西宮名塩駅を経由していくので、生瀬まで2駅も戻る必要はなかったようです。
【12:50 有馬温泉到着】
約1時間で有馬温泉に到着。
←温泉街っぽい街並み
【12:50 有馬温泉到着】
約1時間で有馬温泉に到着。
←温泉街っぽい街並み
そして温泉は、公衆浴場の『金の湯』へGO!
そして温泉は、公衆浴場の『金の湯』へGO!
温泉の後は近場を散策。
←温泉が湧いている公園
温泉の後は近場を散策。
←温泉が湧いている公園
←温泉の源泉
そろそろ神戸へ戻らないといけない時間。
ここからバスで新神戸へ向かいます。
←バスは太閤橋の先から出ています
そろそろ神戸へ戻らないといけない時間。
ここからバスで新神戸へ向かいます。
←バスは太閤橋の先から出ています
その後は新神戸から新幹線で東京まで一直線!
往路の高速道路の大渋滞を考えると、あっという間に東京に着いた気がします。
←有馬温泉街にあるお土産物屋
建物とそれに絡まる藤の花とハナミズキ…そして丸い郵便ポストがなんかいい感じ♪
その後は新神戸から新幹線で東京まで一直線!
往路の高速道路の大渋滞を考えると、あっという間に東京に着いた気がします。
←有馬温泉街にあるお土産物屋
建物とそれに絡まる藤の花とハナミズキ…そして丸い郵便ポストがなんかいい感じ♪

感想

GWもいよいよ最終日。
夕方には東京に帰るので、この日は近場の廃線跡や有馬温泉に行くことにしました。

先ずは三宮から尼崎まで移動し、そこから福知山線で廃線跡入り口のある生瀬駅へ。
尼崎駅から電車が出発すると、すぐに感じる違和感
・・・なんか電車の速度、めちゃくちゃ遅くね!?
そして幾度目かのカーブの後、ふと進行方向右側の窓を見ると、何やら既視感のある風景が見えて、5年前に脱線事故のあったマンションの横を通過。
「あ、そういえばJR福知山線…だから速度遅かったんだ」と、ここでやっと納得。
まさか当時のまま現場が残ってるとは思わなかったので、マンションの柱や壁に事故の傷跡が今でも生々しく残ってる様子を目の当たりにして少しショックでした。

そして宝塚駅を過ぎ、10:00頃に生瀬駅に到着。

駅のホームにはハイキング姿の家族連れやカップルが沢山!
この廃線跡はハイキングコースとしても有名らしいことは知っていたけど、ここまでメジャーだったとは知らなかった。

とにかくこの日は快晴!
真夏のような陽射しのなか廃線跡へと足を踏み込むと、まずは新緑に覆われた直線路がお出迎え。

道端には速度制限標識や見張り台(?)等の遺構が次々と現れ、廃線跡らしい光景が目を楽しませてくれました。
そして枕木の残る道をスタンド・バイ・ミー気分で歩いていくと・・・

いよいよトンネルが現れた。

・・・が、ここで最大のミス!・・・ヘッドランプを忘れてきてしまった

この廃線跡はヘッドランプ必須ということは分かっていたのですが、昨日コインロッカーに荷物と一緒に預けてしまった。
しかし幸いな事にこの日はハイカーが大勢いたので、さり気なく前の人に付いていくという荒業でなんとかミスを挽回

だけど本当にここのトンネルは怖かった
トンネルは全部で大小6〜7箇所位あったと思うのですが、やはり一番長い『北山第二トンネル』の全長413m区間はかなりスリリング!
平衡感覚が無くなるくらいの深い闇のなかを文字通り手探り状態で歩いたんだけど、天井から水は垂れてくるし、足元には時々水たまりがあるし、もう何が何だか・・・
前を歩く人の、蛍の光のような懐中電灯の淡い光を頼りに歩くには、このトンネルは暗すぎて今自分がどこをどう歩いてるのかすら分からなかった。

そんなトンネルを幾つか潜りつつ歩いていくと、そのトンネルの闇の先に、ひときわ目立つ赤いトラスの『武庫川第2橋梁』が現れた。
もう、トンネル内の漆黒の闇と、明るい日差しに映える赤いトラスのコントラストが最高!!

この橋がこの廃線跡最大の見せ場・・・クライマックスと言っても過言ではないと思う。

そしてここを過ぎると、ハイキングコースもいよいよ残り僅か・・・
途中渓谷のほとりでお弁当を食べたりとハイキングらしい事をしつつ、お昼過ぎに目的地の武田尾駅に到着。

この廃線跡はずっと武庫川の渓谷沿いに続いているので、その渓谷美を眺めながらの約2時間は本当に気持ちよかった。

因みにハイキングコースとして有名なこのコースですが、廃線跡の入り口には落石注意を呼びかける看板が・・・
そしてコースの途中にもしつこい位にJR西日本の警告看板が設置されています。
もう、どんだけ責任取りたくないんだよ!とツッコミたくなるくらいに(笑)
危険な場所は特に無い感じでしたが、あくまでも自己責任でお願いします。

さて、その後は一度電車で生瀬駅に戻り、そこからバスで有馬温泉へ。
有馬温泉に着くと、さっそく公共浴場の『金の湯』へ。
ここの温泉には『金の湯』と『銀の湯』という2つの成分の温泉があるのですが、今回は時間が無いので黄金色に濁ったお湯が珍しい『金の湯』に入ることにしました。

この日は『こどもの日』ということもあって『菖蒲湯』も用意されていてなんだか得した気分。
ちょうどお昼時でお風呂が空いていたこともあり、のんびりお湯に浸かれて最高でした。

その後は湯上りに温泉街を散策したりして、再びバスで神戸へ。
そして新神戸のコインロッカーで荷物を回収し、夕方の新幹線で東京まで一直線に帰京!
もう往路の高速バスの遅さに比べたら・・・信じられないスピードでどんどん東京に近づいていく!
そんな新幹線の車窓からは、去年のGWに登った伊吹山が見えて、1年前の事なのに凄く懐かしい気分になりました。
これで前日泊込みで5泊5日のGW旅行は終了!
最後の最後まで怒涛のようなスケジュールだったけど、全力で遊び倒した5日間は凄く濃密で楽しかった。もう大満足です

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1904人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら