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Yamareco

記録ID: 696728
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ハイキング
大峰山脈

釈迦ヶ岳〜孔雀岳 ピストン縦走

2015年08月12日(水) [日帰り]
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GPS
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距離
11.7km
登り
939m
下り
937m

コースタイム

日帰り
山行
6:18
休憩
0:56
合計
7:14
5:05
35
5:40
5:40
66
旧登山口分岐
6:46
6:46
8
前鬼方面分岐
6:54
7:05
75
8:20
8:56
81
10:17
10:26
6
10:32
10:32
75
前鬼方面分岐
11:47
11:47
32
旧登山口分岐
12:19
太尾登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
太尾登山口駐車場(無料)
駐車場にトイレあり
コース状況/
危険箇所等
道はよく踏まれており明瞭
釈迦ヶ岳〜孔雀岳の間に鎖場数ヶ所あり
その他周辺情報 大塔温泉(ふれあい交流館)夢乃湯(600円)
登山口の前は10台くらい停められる駐車場になっている。トイレもある
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登山口の前は10台くらい停められる駐車場になっている。トイレもある
序盤は下草もなく、傾斜もゆるやかで、快適な尾根歩きです
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序盤は下草もなく、傾斜もゆるやかで、快適な尾根歩きです
ご来光を拝めました。ありがたや、ありがたや
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ご来光を拝めました。ありがたや、ありがたや
尾根の中盤あたりから足元は笹だらけになります。この笹がくせもので、朝露の付いた笹が、ズボンの裾と登山靴を容赦なく濡らしていきます。ずぶ濡れ。
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尾根の中盤あたりから足元は笹だらけになります。この笹がくせもので、朝露の付いた笹が、ズボンの裾と登山靴を容赦なく濡らしていきます。ずぶ濡れ。
足元の笹にズボンの裾と靴をずぶ濡れにされながら、小ピークをいくつか越えて行きます。靴は中まで水浸しになってしまいました
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足元の笹にズボンの裾と靴をずぶ濡れにされながら、小ピークをいくつか越えて行きます。靴は中まで水浸しになってしまいました
尾根歩きなので、空は明るくて開放的です。靴のことは忘れることにしました
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尾根歩きなので、空は明るくて開放的です。靴のことは忘れることにしました
立ち枯れた木々が、荒涼とした雰囲気を醸し出しています。大台ケ原の牛石ヶ原を少し思い出す
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立ち枯れた木々が、荒涼とした雰囲気を醸し出しています。大台ケ原の牛石ヶ原を少し思い出す
頂上の少し手前に水場がありますが、そのまま飲めるのかどうかは不明
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頂上の少し手前に水場がありますが、そのまま飲めるのかどうかは不明
道標。文字が消えかかっていて、少し読みにくい
道標。文字が消えかかっていて、少し読みにくい
頂上(釈迦が岳)に着きました
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頂上(釈迦が岳)に着きました
頂上(釈迦が岳)からの眺め。果てしなく山、山、山
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頂上(釈迦が岳)からの眺め。果てしなく山、山、山
小休止をとったら、歩を先に進めます
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小休止をとったら、歩を先に進めます
釈迦ヶ岳から先は、高低差の少ない楽な稜線歩きと思っていたら…これはまずい。ミスの許されへん道や
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釈迦ヶ岳から先は、高低差の少ない楽な稜線歩きと思っていたら…これはまずい。ミスの許されへん道や
めっちゃ切り立ってるやん…
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めっちゃ切り立ってるやん…
子槍まで立っとるやん…
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子槍まで立っとるやん…
足を踏み外したら間違いなく命無いやん…
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足を踏み外したら間違いなく命無いやん…
あまりの高度感に、精神力をガリガリ削られます。足はもう生まれたての小鹿のように震えています
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あまりの高度感に、精神力をガリガリ削られます。足はもう生まれたての小鹿のように震えています
険しい道にびびりながら何とか来ました、孔雀岳
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険しい道にびびりながら何とか来ました、孔雀岳
でも孔雀岳からの眺めは素晴らしかった。人が居なくてとても静か
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でも孔雀岳からの眺めは素晴らしかった。人が居なくてとても静か
釈迦ヶ岳へ、来た道を登り返します。落ちたら死ぬ場所がいっぱいあるので慎重に
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釈迦ヶ岳へ、来た道を登り返します。落ちたら死ぬ場所がいっぱいあるので慎重に
釈迦ヶ岳まで戻ってきました。ここまで戻ればとりあえずひと安心
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釈迦ヶ岳まで戻ってきました。ここまで戻ればとりあえずひと安心
あとはなだらかな稜線を下るのみです
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あとはなだらかな稜線を下るのみです
稜線の下のほうでは野いちごの花がたくさん咲いていました
稜線の下のほうでは野いちごの花がたくさん咲いていました
無事、登山口まで戻ってきました
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無事、登山口まで戻ってきました

装備

個人装備
真水2L アクエリアス500cc 行動食 ガスバーナー
備考 帽子(ハットタイプ)をかぶっていても首筋が結構日焼けしてしまったので、日焼け止めを持っていけばよかった

感想

登山口までは車で何度か行ったことがある釈迦ヶ岳に登ってきた。

当初のもくろみでは、釈迦ヶ岳→孔雀岳→仏生嶽まで縦走するつもりでいたが、釈迦ヶ岳から先が予想していたよりも険しい道でびびってしまい、孔雀岳に着いた時点で早めの撤退を決意。要するに縦走失敗(敗退)。

釈迦ヶ岳から先が「高低差の少ない楽な稜線歩き」と地図だけ見て勝手に思っていたので(←あほですね)、予想を超える険しい道に精神力をガリガリと削られ、疲労による低血糖もあいまって、脚が生まれたての小鹿のように震えだす始末。
「これはいかん」とばかりに急いで塩飴で糖分を補給する。
身体が「もうこれ以上行くな」と言っているのだ。でも、ここまで来たからにはとりあえず孔雀岳のピークまでは行ってみたい。さいわい道は比較的なだらかになっており、歩は進められそうだ。(←たぶんこれ、遭難する人の思考パターンでしょうね)
「ここから孔雀岳のピークまでに難所があったら、そこであきらめて引き返そう」
そう思ってやや無理をおして、孔雀岳まではたどり着けた。

しかし「こんな状態で無事に登山口まで戻れるのかしら…無理をしてここまで来るんじゃなかった…」帰りの道のりのことを考えると不安が募るばかりで、苦労してたどり着いた孔雀岳でとった昼食のカップラーメンも、あまり食べた気がしなかった。
それと、周りにまったく人気が無いのもかえって不安要素になって、正直山が怖いと思った。
「こんな人気の無いところで(携帯の電波も圏外)何かあったらただでは済まないな…」

しかしお腹に物を詰め込むと元気が出てきて、折り返しの難所はすべて集中して難なくクリアできた。食事の固形物は大事ですね。
折り返しの釈迦ヶ岳頂上にたどり着いたときは、ほっとした。
まだまだ技量も体力も経験も足りないなあ。

笹:
足元の笹が朝露に濡れていて、ズボンの裾と登山靴を容赦なく水浸しにしてくれました。濡れるのが嫌な人はゲイターや靴カバーなどの防水対策が必要ですね。
あと、生い茂った笹は足元の地面の状態を隠すので、段差で足を踏み外したり、石や枝を踏んで足首を挫く可能性があり、油断できない。

テント泊:
千丈平か、深仙ノ宿あたりで、テント泊をしてみるのも面白そうだと思った。

行動食:
飴の類は、即効性はあるが、舐め終えるとあっという間に燃え尽きる印象。飴と一緒に、固形物(ナッツ、おかきなど)を摂っておくと効果的。

備考:
今回消費した水量:真水約1250cc、アクエリアス500cc。
真水2L携帯したが、途中に給水地が無いことを考えると、適量だったと思う。

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