外部講師によるクライミング講習会

過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
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感想
当初は、受講資格がなく、人気があるだろうとおもっていたので、自分は受講できないのだろうなと思っていましたが、受講できることになって嬉しかったです。しかし、岩CLにも、岩Bメンバにも、全く需要がなかったようで、開催も危ぶまれ…、最終的には何とか開催してもらおうと手あたり次第に声をかけてしまいました。泣きつかれて参加してくださった皆様ありがとうございました。
クライミング技術というと、登る技術のことを想像しがちですが、登ることはただの体重移動であり、他のスポーツでもあることだが、登ることではなく、クライミングでしか使用しない特殊な技術、ビレイやロープワークなどのことであるというお話がありました。危険なスポーツだからこそ、正しい知識と正しい技術が必要であり、登ることよりも、命を預かるビレイが大変大事であると教わりました。海外では、初心者は、登ることよりもビレイを学ぶし、ビレイデバイスも、チューバタイプではなく、オートロックビレイデバイスをということで、日本は遅れているのだと教わりました。また、マルチピッチクライミングやセルフレスキューなどで使用するロープワークも、目的に対して、組み合わせるロープワークは何通りもあって、数学のように一つだけの正解にはなりませんが、基準以下でダメなのは勿論だが、TooMatchでもダメであるということをおっしゃっておられました。様々なやり方があるし、新しい器具、新しい方法がでてくるので、定期的にバージョンアップが必要だと思いました。
初心者にも、経験者にも、学びの多い講習だったと思います。当初の目的のように岩CLをするは勿論、初心者にも、お勧めしたいです。やはり、初心者からハイレベルの方にまで教えておられる奥村さんの講習はさすがだなと思いました。楽しそうに良い顔で話してくださる姿が印象的でした。
希望者が多ければ、初心者は1日目だけとか、レベルに応じて開催するのも良いと思ました。経験者も、それぞれ自分ができていなかったことを発見していました。動画を取って見直したり、指摘しあったりすることも、良い振り返りになりました。次は、セルフレスキューや、登り方、岩場での講習も、ぜひ受けたいと思いました。
1日目:ハーネス、ビレイ器、カラビナなど機器について特徴や注意点の講義。その後、上級者/初心者の2チームに分かれトップロープビレイの実践。8の字からポジショニング、callなど教わる。(私は初心者チーム)
2日目:前日同様2チームに分かれリードビレイと墜落(をカウンターウェイトで止める)の実践。前日と異なり先生が登る墜落する。仮固定の説明と結び方。今日の講習、私には難しい。
ド素人ですが参加させて頂きました。実践でも根拠や実体験を交えながらわかりやすく説明してくださいました。初日で頭がパンクしそうになりましたが、先生の"ビレイヤーは墜落を止めるデザイナー"との言葉が重く印象的でした。クライミングは観察力と想像力を要するスポーツだと知りました。楽しめるようになりたい、まずはトップロープのビレイ操作を目標にしたいと思います。
琵琶湖のゲストハウスは大人の合宿みたいで新鮮でした。
2日間ありがとうございました。
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