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Yamareco

記録ID: 7042
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無雪期ピークハント/縦走
ヨーロッパ

スノードン山日帰りPH

2013年08月16日(金) [日帰り]
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コースタイム

登り約3時間。下りは山肌を巻く長いルートを選択で約3時間。
天候 晴れのち頂上のみ曇り
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス ランベリスから徒歩で登山電車の駅へ。登山口はそのすぐ横からです。
登山電車を夏に利用したい場合は、当日だと切符がなかなか買えないらしく
ネットで事前予約をした方が良いようです。http://www.snowdonrailway.co.uk/
コース状況/
危険箇所等
もっとも多くの人が歩くLlanberis Pathは、晴天なら迷いようのない整備された道です。途中から入ったThe Llanberis Ridgeというルートは、崖沿いの柵に沿って登るルートで、うっすらとした草の踏み跡や岩場をたどる、ややきついコース。
下りに使ったSnowdon Via Moel Eilio→Snowdon From The Snowdon Rangerは道は明瞭です。
ファイル
非公開 7042.xls
計画書
(更新時刻:2013/08/11 13:55)
スノードン登山鉄道駅。
2013年08月16日 22:00撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/16 22:00
スノードン登山鉄道駅。
かわいいロゴマーク。ディーゼルの鉄道の創業は1896年。
2013年08月16日 22:00撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/16 22:00
かわいいロゴマーク。ディーゼルの鉄道の創業は1896年。
ウェールズにはウェールズ語という、英語とは違ったケルト系の言葉があり、標識も二重表記。
2013年08月21日 04:34撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/21 4:34
ウェールズにはウェールズ語という、英語とは違ったケルト系の言葉があり、標識も二重表記。
一般道から登山道に入る、趣のある標識。
2013年08月16日 22:19撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/16 22:19
一般道から登山道に入る、趣のある標識。
よく整備された歩きやすい道が続きます。
2013年08月16日 22:19撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/16 22:19
よく整備された歩きやすい道が続きます。
馬に乗った人が…。ナルニア国物語の世界のようです。
2013年08月16日 22:21撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/16 22:21
馬に乗った人が…。ナルニア国物語の世界のようです。
イギリスの山は標高が低いためか、犬ラブなお国だからか、犬連れのハイカーがやたらとたくさんいました。
2013年08月16日 22:32撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/16 22:32
イギリスの山は標高が低いためか、犬ラブなお国だからか、犬連れのハイカーがやたらとたくさんいました。
途中から山の崖沿いのふちを歩くルートへ。人が全くいない。転落防止の柵に沿って歩きます。
2013年08月16日 23:03撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/16 23:03
途中から山の崖沿いのふちを歩くルートへ。人が全くいない。転落防止の柵に沿って歩きます。
なだらかに続くうっすらとした踏み跡。ワイルドな道ではないが、人のいないルートを一人で歩くのはいつでも楽しい。
2013年08月16日 23:09撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/16 23:09
なだらかに続くうっすらとした踏み跡。ワイルドな道ではないが、人のいないルートを一人で歩くのはいつでも楽しい。
柵から突き出すように設置されたベンチ?
2013年08月21日 04:34撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/21 4:34
柵から突き出すように設置されたベンチ?
大好物のマンゴーでエネルギー補給。
2013年08月16日 23:34撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/16 23:34
大好物のマンゴーでエネルギー補給。
のどかな景色広がる柵の向こうは、崖になっています。
2013年08月16日 23:43撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/16 23:43
のどかな景色広がる柵の向こうは、崖になっています。
山肌をのどかに走る登山鉄道。
2013年08月16日 23:46撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/16 23:46
山肌をのどかに走る登山鉄道。
懐かしい感じの車輛。
2013年08月16日 23:47撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/16 23:47
懐かしい感じの車輛。
崖沿いの草地で、まったりくつろぐ羊たち。クライミングシューズを履かなくても、結構な岩場もスイスイです。
2013年08月21日 04:50撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/21 4:50
崖沿いの草地で、まったりくつろぐ羊たち。クライミングシューズを履かなくても、結構な岩場もスイスイです。
雄大に広がる風景。
2013年08月17日 00:32撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/17 0:32
雄大に広がる風景。
向こうに見えるのがスノードン山の山頂。あまりビジュアル的には冴えない…。
2013年08月17日 00:42撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/17 0:42
向こうに見えるのがスノードン山の山頂。あまりビジュアル的には冴えない…。
海も割と近いので、海鳥もいました。かもめ?
2013年08月17日 00:51撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/17 0:51
海も割と近いので、海鳥もいました。かもめ?
山頂の羅針盤から見下ろす。三角点らしきものは発見できず。
2013年08月21日 04:42撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/21 4:42
山頂の羅針盤から見下ろす。三角点らしきものは発見できず。
山頂から違った角度で見下ろす。
2013年08月17日 01:01撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/17 1:01
山頂から違った角度で見下ろす。
下山路から振り返ったスノードンの山頂は、あっという間に雲に包まれていました。
2013年08月17日 02:09撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/17 2:09
下山路から振り返ったスノードンの山頂は、あっという間に雲に包まれていました。
イギリスのフットパス(自然歩道)によくある柵。ゲートを開けて通るもよし、はしごで越えるのもよし。
2013年08月17日 02:15撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/17 2:15
イギリスのフットパス(自然歩道)によくある柵。ゲートを開けて通るもよし、はしごで越えるのもよし。
道中、ほとんどなかった標識。たまに出てくるとホッとします。
2013年08月21日 04:42撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/21 4:42
道中、ほとんどなかった標識。たまに出てくるとホッとします。
お馬さんのいる牧場の横を歩きました。
2013年08月17日 03:16撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/17 3:16
お馬さんのいる牧場の横を歩きました。
イギリスの田舎らしい、のどかだけどちょっと荒涼とした景色。このあと延々と歩いて町に戻りました。
2013年08月17日 03:29撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/17 3:29
イギリスの田舎らしい、のどかだけどちょっと荒涼とした景色。このあと延々と歩いて町に戻りました。
撮影機器:

感想

イングランドとウェールズでの最高峰であるスノードン山。
(標高1088m.ランベリスからの標高差は1000m弱。)

8月頭にクライミングに来た時から、
登ってみたいと思いつつ、いつも見上げると
山頂だけ雲に包まれていた山。

今回、めったにない晴天に恵まれて
日帰りピークハントへ。

大勢のハイカー、犬、馬、かもめ、羊、ヤギ、牛、
そしてレトロな登山電車を眺めながらのハイキングは
おとぎ話の中に迷い込んだような世界でした。

印象に残ったのは、メインのルートは
これ以上ないくらい整備されていますが
ちょっと外れたマイナールートは、
ほとんど人が歩いてなく、また全体的に標識がとても少ない。
そのため、管理された自然の中でありながら
過剰な人の気配のない、適度に心地よい時間を
過ごすことができるよう配慮されているように感じた。

クライミングのルートにも共通して言えることですが
イギリスの登山道には、今回見た限り
鎖・ロープなどが一切ありませんでした。

おそらくは、そのままの自然を極力尊重しながら
どんな危険なところであっても、
登る行為についてはすべて自己責任、
ということなのでしょう。

過剰な保護や干渉をしない代わりに
個人の自主性が尊重され、
自己責任と引き換えに、様々なレベルでの冒険を
それぞれが楽しめる余地がある。

ニュージーランドの登山道でよく目にした標識。
「Safety is your responsibility.」
(安全は自己責任)

スポート・クライミングのルート以外は
一切のルートにボルトがないことを含め、
自由の代償には自己責任が伴うのが当然、
その自己責任の対象となる範囲が
日本に比べてかなり幅広い…そんな印象を受けました。

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