逆川

天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://www.nononkoko.com/timetabel/okutama_bus.html |
写真
感想
いつものメンバー、NさんとO君とともに久しぶりの逆川へ行った。
朝は4時半に出発して奥多摩行きの始発に乗る。睡眠時間は3時間ほど。山へ行く前日は基本的に寝不足だが、行き帰りの電車の中でたっぷり4時間眠るのでちょうどよい。
川乗谷の林道を15分ほど歩き、入渓ポイントの少し前に、上智大学探検部の慰霊碑がある。NさんとO君は上智探検部出身だ。何十年も前に洞窟の探検で行方不明になった部員がいるらしい。地底湖の水を抜いて捜索しても、遺体は見つからなかったそうだ。
今回はカメラの三脚を持参した。天気は曇りで、昼間だというのに沢の中は夕暮れのように暗かった。しかし三脚のおかげでぶれずにきれいに撮れる。これは非常に素晴らしい。いきなり写真の専門家になった気分だ。カメラで遊んでいるあいだに2人に離される。写真を撮っては走って追いかける。
先週の雨の影響でか、以前来たときより水量が多い気がした。淵に飛び込んで泳いだり、シャワークライミングをしたり、気持ちがいい。逆川は遊びどころが多い沢だと思う。
最近、サーフィンやダイビング用品の店でラッシュ素材のウェア上下を買い、沢でもっぱら着用している。これはなかなか優れものだ。着心地はひんやりとしているが、濡れてもすぐに乾燥し寒くならない。山道具屋さんで売っている高機能ウェアよりも安い。山以外のアウトドアのための道具でも探してみると良いものが見つかるものだと思う。
10mの大滝ははじめリードしてみようと試みるが、残置ハーケンやちょうどよいリスが見つからず諦める。一旦左から巻き、トップロープをセットして一人一回ずつ登った。意外と簡単。残置は中段のバンドにあった。後続パーティーも追いついてきたので、終了。弁当を食べて鳩ノ巣駅へ下山した。
日帰りで半日沢遊びを楽しんだ。写真を撮って遊んだり、泳いだり、自然との出会いを大事にしながらゆっくり歩く。沢登りというより、いわば「沢ハイキング」だ。こんな山の楽しみ方も悪くないと思う。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する