天然記念物・春採太郎

2024年08月03日(土) [日帰り]

• GPS: 00:32
• 距離: 1.4km
• 登り: 7m
• 下り: 7m

コースタイム

日帰り

• 山行: 0:27
• 休憩: 0:06
• 合計: 0:33

距離 1.4km 登り 7m 下り 7m

8:29 スタート地点
8:42 春採大滝
8:44 8:48 春採太郎
8:50 8:52 春採大滝
9:02 ゴール地点

もう少しかかるかと思っていたけど、30分で行けちゃうんだな。。

天候

晴れ曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

興津小学校近くに駐車し、川を渡って海岸に出る。

コース状況／危険箇所等

大潮の前後の日なら干潮時に歩いて行けます。
ネット情報だと、大潮の程度によってはほぼ海に入らずに済むこともあるようですが、この日は膝くらいまでは浸かりました（気象庁発表の干潮時（8：37）の潮位は11cm）。
8月20日（-1cm）には劣りますが、数か月先まで見てもかなり低い方の潮位予測でした。

興津岬付近は昆布だらけの海中をザブザブ進みますが、滑るわ、海藻が足にまとわりつくわで、歩きづらいです。アマモの上は滑りづらいので、アマモを踏んでいくと比較的歩きやすいかも。

写真

8/3 8:29

興津小学校の西側辺りから出発。

8/3 8:31

メマツヨイグサ？

8/3 8:31

すぐに海岸に出ます。

8/3 8:32

東側は浜がずっと続いて綺麗ですが、

8/3 8:32

目的地は西側。ブロックを越えて進みます。

8/3 8:33

昆布やペットボトルが散乱しています。

8/3 8:35

岸壁に空けられた穴。戦時のトーチカだったそうです。

8/3 8:35

コース上の難所、興津岬。

8/3 8:36

海中をよく見ながら慎重に通過。

8/3 8:38

昆布が滑るし足にまとわりきます。アマモを踏むと比較的歩きやすい。

8/3 8:40

岬を越えると、春採大滝が現れます。

8/3 8:41

春採大滝。天然の川・滝ではなく、炭鉱からポンプで排出された人口の川・滝とのこと。

8/3 8:42

普段は海に直接流れ落ちているんでしょうね。

8/3 8:42

曇り予報でしたが、晴れて何より。

8/3 8:43

崖壁にも緑の海草がへばりつき、水が滴っていました。海が満ちると水位がここまで来るのかー。。

8/3 8:43

さすが大潮、波が高いです。

8/3 8:44

春採太郎に到着。

8/3 8:45

4000万年ほど前の地殻変動により、海底の地層の亀裂に砂が入って固まったものが隆起したそうです。

8/3 8:46

境目のアップ。

8/3 8:47

こんなに大きいのは日本トップクラスの規模だとか。大きさが判るように、私が羽織っていたオレンジのラッシュガードを太郎の着せてみましたが、伝わりますでしょうか。

8/3 8:49

もっと西の春採次郎に行こうか迷いましたが、潮位上昇が怖いし、足が悪化したらまずいのでサクッと引き返します。

8/3 8:50

滝を横目に

8/3 8:52

イワボウフウ？

8/3 8:53

ヌメヌメの道を帰ります。

8/3 8:55

昆布で地形が全く見えないのが怖い。

8/3 8:58

無事、難所を通過。

8/3 8:59

往路の足跡。

8/3 9:00

往復の足跡。

8/3 9:02

30分の朝の散歩でしたが、お疲れさまでした！

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

UTO2014

ニペソツ山にトライする予定が、足のケガでオジャンになった週末。
とりあえず普通には歩けるようになったから、トレーニングだけするかと思っていたところ、ふと、以前から気になっていた近所の春採太郎に行けないだろうか、と思い調べてみると、ちょうど週末が大潮と判明。
特殊な地形なので、本当ならガイドを頼んで解説してほしかったところですが、市民向けのガイドツアーはコロナ前を最後にやっておらず、観光協会で聞いてみてもガイドはやっていないとのこと。週末と大潮が重なる日もしばらくなさそうだし、沢登りのトレーニングとリハビリがてらに行ってみることに。

幸い、予報に反して天気は良好で、ケガすることもなく無事に見たかった春採太郎を見ることができて良かったです。
せっかくの日本有数の地形なのに釧路市も全然紹介していないので、行きたい人の参考になれば。