谷川連峰 白毛門沢
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- GPS
- --:--
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 1,089m
- 下り
- 1,085m
コースタイム
町田0407〜0430生田〜調布IC0449〜0636水上IC〜0653白毛門登山口駐車場
白毛門登山口駐車場1408〜水上IC1503〜1637八王子本線〜調布IC〜1807町田
[コースタイム]
白毛門登山口駐車場0715〜0739ハナゲの滝〜0754白毛門沢出合〜0819白毛門沢出合〜090812m滝〜大滝タラタラのセン〜1004大ナメ滝20m〜1009大岩〜1105沢装備解除〜1202白毛門山頂1240〜1356白毛門登山口駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
写真付きの感想は、ブログ「週末は歩きing」をご覧ください。
http://tosyjp.blog.fc2.com/blog-entry-75.html
Kさんと谷川連峰の白毛門沢の沢登りに行ってきました。
白毛門登山口駐車場に6時53分に到着。
気温は12度と沢に入るには少し肌寒い感じですが、日が昇るとすぐに暑くなるよね、ということで出発。
駐車場からほとんどアプローチなしで入渓できます。
すぐにナメ滝がでてきました。なかなかいい感じです。
続いてハナゲの滝が。
なんとなく鼻の形はわかりますが、どこが鼻毛? 笑
入渓して1時間で白毛門沢出合に。
白毛門沢は左ですが、ここで一旦右に入って東黒沢の様子を見に行くことにしました。
東黒沢は東向きなので、ちょうど朝日が沢に入りキラキラ輝いていました。
ブナの緑と水面に反射した光のコントラストが。
流れが緩やか水面に木漏れ日が揺らいでいました。
この後さらに先へ進んで白毛門沢出合へ折り返す際に、ちょうど東黒沢から丸山沢経由で峠を越えて広河原へ向かう2人パーティの方とすれ違い「さっきの陽の入り具合は良かったね〜」と共感。
白毛門出会まで戻り、白毛門沢に入ると12mの滝が出てきました。
ここは左岸を巻くのが正解のようですが、右岸を高巻いてしまい、藪漕ぎ後タラタラのセンの巻き道へ合流。
結局、ここからタラタラのセン上部まで高巻いてしまいました。
高巻き中の大滝タラタラのセン。
大ナメ滝20m。結構急な迫力があるナメ滝です。
Kさんは大ナメ滝左岸を攻略中です。
大ナメ滝を過ぎると大岩が。
どう見ても初代林家三平師匠です 笑
大岩を過ぎると稜線上に白毛門が見えてきました。
最後の詰めはかなり傾斜があるのがここからでも分かります。
右に沢があり水量はそちらの方が多めですが、左を詰めていきます。
11時5分 1,462mで沢装備を解除。
アプローチシューズに履き替え、スラブ状の岩を登っていきますが、
どんどん傾斜が急になり、源頭部はハンパじゃない斜度となります。
振り返ると下が切れ落ちて見えません。。よくロープもなしに登ってきたな、という感じです。
ホールドが乏しいところがあり、また濡れているところは滑るので一瞬たりとも気が抜けません。
このように写真が撮れるところはホッと一息つける瞬間です。
詰めの最後は草付きとなり、藪漕ぎすることもなくドンピシャリ白毛門頂上に出ました。
山頂は一般登山道から登ってきた方々で賑わっていました。
正面には谷川連峰が。
トマノ耳、オキノ耳、一ノ倉沢、あと写真左側に途中までしか写っていませんが西黒尾根が目の前に見えます。
谷川連峰の馬蹄形の山脈がよくわかります。
ここ白毛門山頂から、写真中央の笠ヶ岳、右側の朝日岳、そして写真左奥の清水峠から谷川岳へと縦走できるそうです。
山頂で、赤城山の麓から来られた夫妻やトレランで2時間を切って登られてきたご夫妻と会話を楽しんでいるとあっという間に時が経ち、12時40分に下山開始。
登ってくるときに小さく見えていたジジ岩、ババ岩が目の前に。
少し下がって、ジジ岩から白毛門頂上を俯瞰します。
ジジ岩の左から詰めるルートもあるそうなので良く見ておきます。
途中、登ってきた白毛門沢が見えました。
大滝タラタラのセンが見えます。思ったよりも低い位置にあります。
白毛門沢は詰めで相当高度を稼いでいますね。すごい傾斜だった訳が分かりました。
下山はあっという間で、1時間15分で下りてきました。
帰り道、土合踏切にカメラを構えた鉄ちゃんが。
水上駅ではSLみなかみ号(D51)が給水のメンテナンスをしていました。
皆さん、このSLに乗って水上まで来られて、15時20発の折り返しで高崎駅まで戻られるのでしょうか。
白毛門沢は何拍子もそろった素晴らしい沢でした。
・アプローチ不要で入渓でき、下山も登山道を利用できるアクセス性
・ブナの森に覆われたナメと豪快な連瀑の両方が楽しめる沢本来の魅力
・白い雲と青空の白毛門を目指しながら、クライミング要素満点のスラブ状の岩をよじ登る爽快さ
・藪漕ぎ不要でドンピシャリ山頂に詰められるスッキリ感
また、気をつけたい点として、
・ラバーの沢靴はコケの部分が良く滑るので慎重に
・12mの滝、大滝タラタラのセンの高巻き道は、皆さん迷われているみたいで、あちこちに踏み跡があり藪漕ぎ覚悟で
ここのところ台風が続き久しぶりの青空のもと、一級の沢登りを堪能した一日となりました。
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