蘇洞門


天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
写真
感想
年一回は大きな山でクライミングがしたいので、今年は剱岳の源次郎尾根の成城大ルートを企画したが台風で天気が怪しくなる。
様々な媒体から情報を集めて検討すると、感覚的には晴れと雨の割合が五分五分な感じ。
迷ったが、高額なアルペンルートを使ってもし雨だったら、、と考えたら確実に晴れる予報の西に移動しようと話になった。
3日間の日程を取っていたので、1日目は移動+ジムボルダー、2日目は蘇洞門でDWS、3日目は泳ぎ系の沢に行こうと言うことに。
パートナーは3段クライマーかつ山屋さんなので、大体の事ができるので柔軟に計画変更出来るのがありがたい。
結果的に時間を無駄に使わずに夏のど真ん中を思う存分楽しめた。
1日目は朝8:00に集合してゆっくりスタート。
剱岳だったら5:00スタートとかだったのでだいぶ気が楽だ。東名に乗って西を目指す。
SAに寄ったりしつつドライブしているとあっと言う間に名古屋に。
以前名古屋に行った時に楽しかったプレイマウンテン名古屋で登る。
壁が高くて広々として楽しい。
3時間くらい登って彦根へ移動して居酒屋で呑んでゲストハウスで就寝、ご当地居酒屋行くと一気に「コレコレ...!」感が出ますね。
明朝下道で2時間ほど移動して福井県は若狭湾にある蘇洞門へ。
福井と言えば東尋坊が有名だが、蘇洞門もリアス式海岸の一旦。海岸線に崖が聳え立っている。
ロクスノなどでトポが公開されているが、日本ではあまり聞かないDWSが楽しめる岩場だ。
アクセスは、観光船も出ているがそれだと長時間滞在は出来ないので1:30ほどの登山道を歩いてアプローチ。
遊び道具万歳の50ℓザックが重かった。
汗だくでアプローチをこなすと、いきなり開けた海岸へ出る。
景勝地の景色の感動。
さっそく水着に着替えて登ろうとするが、多すぎるフナムシに面食らった。
だが、やはり人間は慣れる生き物。最初は気持ち悪かったが一緒にいる時間が長くなればなるほど気にならなくなった。
クラックにたくさん住んでたって構わずジャムっちゃうもんね。
DWSは初めてやったけど、感覚的にはランナウトとかハイボールに近いが、比較的安全は担保されてるかな。
とは言え落ち方や高度(10m越えて変な態勢で落ちると相当痛い)によっては怪我の可能性もある。リスクをある程度管理しながら確実性の低いムーブを除外して、少しずつ高度を上げて行くのはドーパミンが出て何とも言えない気持ちになる。
ロープやら登攀具を着けないで自然のままの岩を登ると言う行為も非常に気持ち良かった。
真夏に楽しむクライミング。
たまにはこういうのもアリですね。
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