八甲田山（酸ヶ湯〜大岳）

2015年09月20日(日) [日帰り]

• GPS: 06:39
• 距離: 9.1km
• 登り: 708m
• 下り: 689m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:15
• 休憩: 0:21
• 合計: 6:36

9:26 酸ヶ湯温泉
9:55 9:55 城ヶ倉分岐
10:34 10:35 下毛無岱休憩所
10:42 10:42 毛無岱の階段
10:56 10:57 上毛無岱休憩所
11:06 11:07 毛無岱分岐
12:02 12:03 大岳鞍部避難小屋
12:06 12:07 大岳避難小屋前分岐
12:46 12:49 八甲田大岳
13:03 13:04 鏡沼
13:24 13:26 八甲田大岳森林限界
13:48 13:49 桜沼
13:54 13:55 八甲田大岳・小岳・仙人岱 分岐
14:07 14:09 仙人岱（八甲田清水）
14:27 14:27 銚子の首
14:36 14:38 地獄湯ノ沢
14:42 14:43 南八甲田展望所
15:02 15:04 残雪期道迷い注意地点
15:57 15:58 日本山脈縦走起点
16:02 酸ヶ湯温泉

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

満車状態の酸ヶ湯温泉の駐車場で，しばらく待って出て行く車と入れ違いに駐車しましたが，もう少し行けばもう一つの公共駐車場がありました。こちらの方が比較的空いてそうです。

コース状況／危険箇所等

危険な場所はありませんが，前夜に雨が降ったのか，道はかなりぬかるんでいて，水たまりもそこかしこにできていました。湿原の木道の上にも水が流れていたりするので，足元は濡れる前提で考えた方が楽です。

その他周辺情報

登山後は酸ヶ湯温泉に入ってきました。時間がなかったので名物の千人風呂だけ利用しました（６００円。午後６時まで）。洗い場はないので，身体を洗いたい場合は玉の湯（千人風呂とセットで１０００円。午後５時まで）も利用した方が良さそうです。

写真

今年初めての紅葉観賞です。もうしっかりと紅葉していますね。

ちょっとした徒渉もあります。濡れずに渡ることができますが。

下毛無岱はすっかり色づいていました。空が曇っているのが残念！

カラマツ（でしょうか）も黄色く色づき始めています。

色づいた草原の中に延びる木道。
写真では分かりにくいですが，木道の上を結構な量の水が流れていて，ちょっとした沢歩きのようになっています。

下毛無岱から上毛無岱に行く道中に200段くらいの木製階段があります。これが結構しんどい。

「危険！足元に注意！」の横の木道は一方の釘が外れてシーソー状態でした。しかも，木道の上は水が流れる川状態。確かに危険です。

上毛無岱も黄金の草原状態。
なんだか風の谷のナウシカの一場面を思い出しました。

でも太陽はこんな状態です。

丸沼も色づいています。

再び沢歩き状態。

ようやく大岳ヒュッテに到着。

ナンテンでしょうか。赤い実も目を楽しませてくれます。

山頂に到着！
周囲はガスに包まれて何も見えませんでした。

山頂から少し仙人岱の方に進むと，小さな祠がありました。

地獄湯ノ沢では硫黄の臭いが立ちこめます。八甲田山も火山だということを思い出させてくれます。

地獄湯ノ沢の向こうに建物が見えます。酸ヶ湯でしょうか。案外と近いな…と思ったのですが，ここからが長かった。

所々で色づいた木々を楽しみます…が，実はこの辺りの道が悪くて歩くのが疲れました。

入浴した後に酸ヶ湯の建物をパチリ。

感想

rebble

運動神経も体力もないので，普段は片道2時間程度の山にしかハイキングに行かないのです。でも，八甲田山は一度は登ってみたい。仙人岱からの登りなら標準時間で片道2時間程度のようだし…。ということで挑戦してみました。
天候はあいにくの曇り。仙人岱からの登りに比べて時間がかかりそうですが，歩いているうちに少しは空が晴れるのではないかと淡い期待を抱いて毛無岱回りで登ることにしました。
毛無岱はすっかり色づいていて楽しく歩くことができました。200段以上あるのではないかという階段はしんどかったですが，その後に上毛無岱を歩いていると疲れも癒やされる感じです。そのまま勢いで山頂まで踏破！
しかし，仙人岱回りの帰りが大変でした。既に3時間以上歩いて，私的には体力の限界を超えているにもかかわらず，予想外にぼこぼこ石が飛び出ていて水もたまっているような歩きにくい道が続きます。やっぱり反時計回りの周回の方がよかったのかなぁ。
酸ヶ湯のお湯は，そんな疲れ切った身体をしっかりと癒やしてくれました。