毛敷生川からホロホロ湿原へ
- GPS
- 06:13
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 360m
- 下り
- 360m
コースタイム
11:20ホロホロ湿原-11:38幻の沼11:42-12:10ホロホロ湿原
-毛敷生橋14:45
天候 | ガス後晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
白老町の大昭和製紙で国道から離れ、目当ての林道を 探し長い林道を1時間近く走ります。 毛敷生橋の手前2kmぐらいまでは快適な林道です。 |
写真
感想
室内壁仲間のオッキーさんより、沢登りのお誘い!
黒松内の重滝を直登する方達なので、ちと緊張気味に
ご一緒させていただきましたが、とっても楽しかったです。
毛敷生川の沢登りで、目指すのはホロホロ山の南東部にある
ホロホロ湿原です。(長径700m、最広部450m、最狭部100m、周囲2キロ)
その湿原に幻の沼があるそうです。見れるのかワクワクです。
前日までの、雨続きでどうなるかと思ったのですが、天気予報通り
土曜日はとりあえず雨はないようです。待ち合わせして高速で
白老へ向かいます。太平洋側が近づくとガスです(@_@;)
白老から林道を毛敷生川目指して進みます。長い林道走行ですが
概ね道路状況は良いです。入渓地点の毛敷生橋の2kmぐらい前から、
RV車でないと苦しいかも。毛敷生橋の奥で支度。
橋の横から入渓です。雨が続いたせいか、少し川に濁りがあるかな。
ガスは晴れ、お日様も出てます♪ 巨岩帯と言えなくもない川を進みます。
そこそこで小滝が現れ、ワクワクと進みます。
小滝と言えども、釜は以外と深く、慎重にへつったり
直登したりで楽しい。あまり記録のない沢ですが、
15mの大滝があると聞いていたので、ちと緊張して進みます。
15m大滝、出てきましたね。水量が多いので、なかなかの迫力。
J子さんが直登してロープを出す予定でしたが、上での支点がなく
J子さんも上の途中で巻いたそうで、下から巻いて登るように指示。
ものすごい急斜面を笹につかまり登ります。降り口が
足が届かず微妙。下で支えてもらいながらズリおりました。
ここの帰りは、下でやはり足場を支えてもらい登り、上からのシュリンゲを
頼りに登りました。ここがこの沢の核心でしたね。
その後も小滝が現れるも、変化が少ないゴーロ帯というか
巨岩帯が辛かったです。650m二股をすぎ小滝が二つほど。
その後は極端に水が消え、湿原近くまで伏流でした。
だんだん先が明るくなると、水も現れ穏やかな小川を歩くと
湿原です。背の低い笹原に上がると目の前が広い!
帰りに降り口が分かるようにデポ旗を縛り付けて、沼探しです。
チングルマの綿毛・タチギボウシ・ワタスゲとお花は少ない。
草原のような湿原を沼を探して歩きます。J子さんが奥に
沼を見つけました。(長径20m、短径15m、水深0.5mほど)
沼には白い花が咲いて、なかなかの雰囲気です。静かな人気のない湿原。
時々ガスが流れ、なんとも言えない自然の静寂。
でも、お昼時で昼食タイムのおしゃべりタイムに。
沢の後半は滝もなくナメもなく、文句タラタラだったメンバーも
この広々した静かな湿原に、頑張った甲斐があったと満足です。
30分ほど休憩して、下りです。巨岩帯で大股で歩いたせいか
モモの後ろが攣りそうになり、休憩してエネルギー補給。
それでも登りよりは若干早く降りれました。
幻の沼と言われているようですが、人跡は結構ありましたね。
知る人ぞ知る湿原と沼なのかな。ピークを目指さない冒険的な
沢登りは、なかなか面白かったです。
コメント
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marikkaさん、こんにちは。yuki@埼玉です。
ホロホロ湿原と沼、素敵なところですね。沢も面白そう。私も夏は沢をやっていますが、きっかけは湿原探訪でした。ここは2年ほど前にHYML(裏)のやりとりで話題になり、行ってみたいと思っていたところでした。
ここ数年、夏の北海道はお休みしていますが……。でも冬は来シーズンも行く予定です。
では……
yukiさんも、夏は沢登りしているんですね!
そのきっかけが湿原探訪とは。
HYMLでのやり取り、全然知らなかったです。
私は一昨年(2008年)から沢を始めたので、それ以前の
沢情報は読まずに捨てていました(@_@;)
今思えば素晴らしい情報をもったいないことしてました。
この沢、前半は滝もあり、そこそこ楽しいですが
後半は、巨岩帯と言うかゴーロ帯の歩きが長く
沢の渓相としては、ちょっと変化が少ないですね。
その分、湿原が最高の演出をしてくれます。
雲が多く、ホロホロ湿原の名前の主、ホロホロ山が
見えなかったのがチト悲しかったです。
yukiさん、冬だけじゃなく、また夏の北海道に湿原探訪にいらしてください。
HYMLの仲間も、喜んでお付き合いすると思いますよ。
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