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Yamareco

記録ID: 72601
全員に公開
沢登り
支笏・洞爺

毛敷生川からホロホロ湿原へ

2010年07月31日(土) [日帰り]
 - 拍手
marikka その他4人
GPS
06:13
距離
6.8km
登り
360m
下り
360m

コースタイム

8:32毛敷生(モウシキウ)橋入渓-9:12毛敷生滝(15m)9:22-9:56co650m分岐
11:20ホロホロ湿原-11:38幻の沼11:42-12:10ホロホロ湿原
-毛敷生橋14:45
天候 ガス後晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2010年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
白老町の大昭和製紙で国道から離れ、目当ての林道を
探し長い林道を1時間近く走ります。
毛敷生橋の手前2kmぐらいまでは快適な林道です。
入渓地点の毛敷生橋を越した退避帯に駐車して準備(8:26)
入渓地点の毛敷生橋を越した退避帯に駐車して準備(8:26)
橋の横から入渓(8:31)
橋の横から入渓(8:31)
岩が大きな沢です(8:35)
岩が大きな沢です(8:35)
小滝が現れました(8:41)
小滝が現れました(8:41)
なかなか素敵な渓相ですね(8:51)
なかなか素敵な渓相ですね(8:51)
ここは右岸ぎりぎりを直登(9:02)
ここは右岸ぎりぎりを直登(9:02)
釜が深い(9:06)
これが15mの毛敷生滝のようです(9:09)
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これが15mの毛敷生滝のようです(9:09)
しばし直登ルートを探しますが無理。右岸を高巻きました(9:10)
しばし直登ルートを探しますが無理。右岸を高巻きました(9:10)
高巻いて滝上に降りるところが微妙。足が届かない。帰りは手で足の置き場を作って登りました(9:22)
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高巻いて滝上に降りるところが微妙。足が届かない。帰りは手で足の置き場を作って登りました(9:22)
滝のない単調な歩きが続く(9:45)
滝のない単調な歩きが続く(9:45)
co650mの二股。右股へ進みます(9;56)
co650mの二股。右股へ進みます(9;56)
少し霧が流れてきました。小滝が出た(10:16)
少し霧が流れてきました。小滝が出た(10:16)
簡単に登れます(10:21)
簡単に登れます(10:21)
水量は多目ですが楽しい(10:22)
水量は多目ですが楽しい(10:22)
チョットだけ滑(10:38)
チョットだけ滑(10:38)
水が伏流になる(10:58)
水が伏流になる(10:58)
ゴーロ帯がつづく(11:02)
ゴーロ帯がつづく(11:02)
進む先が開けてきました(11:16)
進む先が開けてきました(11:16)
水が静かに流れてます(11:18)
水が静かに流れてます(11:18)
湿原に出ました。背の低い笹原です(11:24)
湿原に出ました。背の低い笹原です(11:24)
これが幻の沼な分けないよね(11:31)
これが幻の沼な分けないよね(11:31)
沼はどこじゃーっ(11:34)
沼はどこじゃーっ(11:34)
沼、見っけ!!!(11:38)
沼、見っけ!!!(11:38)
水深は1mないです。あの山の奥にホロホロ山が見えるはずなんですが(11:38)
水深は1mないです。あの山の奥にホロホロ山が見えるはずなんですが(11:38)
ガスが流れてきて幻想的な湿原(12:00)
ガスが流れてきて幻想的な湿原(12:00)
帰りましょう。(12:10)
帰りましょう。(12:10)
この浅い川が以外と足にきます(12:12)
この浅い川が以外と足にきます(12:12)
15mの毛敷生滝。左の笹薮を巻いて降りてます(14:09)
15mの毛敷生滝。左の笹薮を巻いて降りてます(14:09)
登りより下りが難しい(14:33)
登りより下りが難しい(14:33)
やっと入渓地点の橋が見えた(14:43)
やっと入渓地点の橋が見えた(14:43)

感想

室内壁仲間のオッキーさんより、沢登りのお誘い!
黒松内の重滝を直登する方達なので、ちと緊張気味に
ご一緒させていただきましたが、とっても楽しかったです。

毛敷生川の沢登りで、目指すのはホロホロ山の南東部にある
ホロホロ湿原です。(長径700m、最広部450m、最狭部100m、周囲2キロ)

その湿原に幻の沼があるそうです。見れるのかワクワクです。
前日までの、雨続きでどうなるかと思ったのですが、天気予報通り
土曜日はとりあえず雨はないようです。待ち合わせして高速で
白老へ向かいます。太平洋側が近づくとガスです(@_@;)
白老から林道を毛敷生川目指して進みます。長い林道走行ですが
概ね道路状況は良いです。入渓地点の毛敷生橋の2kmぐらい前から、
RV車でないと苦しいかも。毛敷生橋の奥で支度。
橋の横から入渓です。雨が続いたせいか、少し川に濁りがあるかな。

ガスは晴れ、お日様も出てます♪ 巨岩帯と言えなくもない川を進みます。
そこそこで小滝が現れ、ワクワクと進みます。
小滝と言えども、釜は以外と深く、慎重にへつったり
直登したりで楽しい。あまり記録のない沢ですが、
15mの大滝があると聞いていたので、ちと緊張して進みます。

15m大滝、出てきましたね。水量が多いので、なかなかの迫力。
J子さんが直登してロープを出す予定でしたが、上での支点がなく
J子さんも上の途中で巻いたそうで、下から巻いて登るように指示。
ものすごい急斜面を笹につかまり登ります。降り口が
足が届かず微妙。下で支えてもらいながらズリおりました。
ここの帰りは、下でやはり足場を支えてもらい登り、上からのシュリンゲを
頼りに登りました。ここがこの沢の核心でしたね。

その後も小滝が現れるも、変化が少ないゴーロ帯というか
巨岩帯が辛かったです。650m二股をすぎ小滝が二つほど。
その後は極端に水が消え、湿原近くまで伏流でした。
だんだん先が明るくなると、水も現れ穏やかな小川を歩くと
湿原です。背の低い笹原に上がると目の前が広い!
帰りに降り口が分かるようにデポ旗を縛り付けて、沼探しです。

チングルマの綿毛・タチギボウシ・ワタスゲとお花は少ない。
草原のような湿原を沼を探して歩きます。J子さんが奥に
沼を見つけました。(長径20m、短径15m、水深0.5mほど)
沼には白い花が咲いて、なかなかの雰囲気です。静かな人気のない湿原。
時々ガスが流れ、なんとも言えない自然の静寂。

でも、お昼時で昼食タイムのおしゃべりタイムに。
沢の後半は滝もなくナメもなく、文句タラタラだったメンバーも
この広々した静かな湿原に、頑張った甲斐があったと満足です。
30分ほど休憩して、下りです。巨岩帯で大股で歩いたせいか
モモの後ろが攣りそうになり、休憩してエネルギー補給。

それでも登りよりは若干早く降りれました。
幻の沼と言われているようですが、人跡は結構ありましたね。
知る人ぞ知る湿原と沼なのかな。ピークを目指さない冒険的な
沢登りは、なかなか面白かったです。






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コメント

行ってみたい!
marikkaさん、こんにちは。yuki@埼玉です。
ホロホロ湿原と沼、素敵なところですね。沢も面白そう。私も夏は沢をやっていますが、きっかけは湿原探訪でした。ここは2年ほど前にHYML(裏)のやりとりで話題になり、行ってみたいと思っていたところでした。
ここ数年、夏の北海道はお休みしていますが……。でも冬は来シーズンも行く予定です。
では……
2010/8/3 11:31
Yukiさん
yukiさんも、夏は沢登りしているんですね!
そのきっかけが湿原探訪とは。
HYMLでのやり取り、全然知らなかったです。
私は一昨年(2008年)から沢を始めたので、それ以前の
沢情報は読まずに捨てていました(@_@;)
今思えば素晴らしい情報をもったいないことしてました。

この沢、前半は滝もあり、そこそこ楽しいですが
後半は、巨岩帯と言うかゴーロ帯の歩きが長く
沢の渓相としては、ちょっと変化が少ないですね。
その分、湿原が最高の演出をしてくれます。
雲が多く、ホロホロ湿原の名前の主、ホロホロ山が
見えなかったのがチト悲しかったです。

yukiさん、冬だけじゃなく、また夏の北海道に湿原探訪にいらしてください。
HYMLの仲間も、喜んでお付き合いすると思いますよ。
2010/8/5 11:53
プロフィール画像
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