西仙:渓谷ルート→那岐山→滝山往復→東仙ルート下山


- GPS
- 07:37
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,084m
- 下り
- 1,081m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 7:35
天候 | 曇り時々晴れたり小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
西仙:渓谷ルート:道は細く沢沿い。途中から石ゴロゴロもあるが、馬ノ背小屋までは危険箇所は特になし。 増水していたり、登山靴を履いていない場合は引き返した方が良いと思う。 馬ノ背小屋から6合目くらいまで、急登。 鎖が張られている箇所も一部あるが、濡れているとかなり怖い。 自動的にドングリころころの歌が脳内で始まるレベルには怖かった。 恐ろしくて下りに利用する気にはなれない。 そこ以外は、岡山側のB・Cコースよりも良いと思ったのだけど。 東仙:噂に違わぬ階段地獄。7、8割は階段だと思う。 伯耆大山の夏山登山道とどっちがしんどいだろうと呑気に考えていたが、往復するなら東仙ルートの方が断然キツい。 東仙ルートの階段は高さがまちまちで、段差がかなり高いものも多かった。 以前の大山よりも酷いかも。 濡れている上に長い急階段もあって、下りでもウンザリした。 他の違いとしては、休日の大山は人が多く、かつ頂上付近の道が狭いために頻繁に待ちが発生するが、東仙ルートはほぼ人がいない。 今回は時間帯が遅かったこともあり、誰にも出くわさず、暗い木立の中を黙々と降りた。 初級ぼっちの結論:西仙ルートの尾根コースは気になるけど、鳥取ルートはもういいや。 |
その他周辺情報 | 鳥取ルートには登山口付近に駐車場やトイレなし。 頂上小屋復活。トイレも使用可能だけど、無茶苦茶臭いです… 虫も飛びまくり! |
写真
感想
そろそろ秦の郷スタンプラリー開催、ということで、ツーリングサポーターに加入。
暖かいうちに一度は原付で行こうと考えていた那岐山へ。
当初は岡山側から登るつもりにしていたけれど、公共交通機関利用だとなかなかしんどい鳥取側から登ってみる良い機会では?と気付いた。
前泊したホテルからナビの通りに原付を走らせ、那岐山の見えるところまで出たら、すっぽり雲を被って山頂が見えない。
嘘じゃろ…となりながらも、行くまでに晴れることを祈るが、小雨も降り始めた。
登れないほどではなかったので、登山口に原付を停めて準備をしていると、五人くらいのグループがやって来て、少しだけ話す。
一人で、初の鳥取ルートだと告げたところ、一緒に行きますか?と誘っていただいたが、自分のノロノロペースにお付き合いいただくのも申し訳ないので、遠慮した。
西は途中で渓流ルートと尾根ルートに分かれているけれど、今回は渓流ルートを選択。
増水していて難しければ引き返すつもりだったが、幸い、その必要はなかった。
岡山側の大神岩ルートに比べると人はかなり少ないものの、山歩きしている感じはこちらの方が強い。
足元も悪くないし、公共交通機関だと厳しいけれど、鳥取側ルートの方がいいかも、と機嫌よく進み、尾根ルートと合流する馬ノ背小屋に到着。
その先も歩きやすい道が続いていると思っていたら、じきに急登が。
鎖があるところはまだいいけれど、濡れ落ち葉かつ急でロープもなく、足を滑らせたら多分そのまま滑落して終了、と言う道は物凄く怖かった。
こんなとこ、下りではとても使えない。
と言うか、登りでも二度とごめんだ。
登山口で同行を申し出て下さったのも道理だ、と一人納得。
こんなルートをクソデカ荷物に単独、しかも初めて来たって、傍目にも怖すぎるわ。
四つん這いになったりしながらも、どうにか滑即終なエリアを抜けた。
道の両側に地面があるって素晴らしい。
単独な限り、二度と来ないだろう鳥取ルートなので出来れば景色も堪能したかったけれど、ほぼ霧で何も見えなかったのは残念だった。
トイレ脇に出て、すでに疲れていたため、当初予定していた滝山往復は諦めるべきか悩む。
無理なら途中で引き返そう、と決めて滝山を目指すことにした。
滝山、遠かった。
歩いても歩いても着かない。
あと少し、と思いながらヨタヨタ進むうち、ようやく賑やかな話し声が聞こえてきて、一踏ん張りする。
滝山の展望台では五人かそこらのグループが休憩中だったため、写真だけ撮って引き返した。
かなりのノロノロペースだったけれど、後ろから追い抜かれることは無かったので、おそらく広戸仙方向に向かわれたのだろう。
時間も遅くなってきて、天気もあまり良くない中、那岐山までの長い道を戻る。
原付を置いている以上は岡山側に降りるわけにもいかず、西仙ルートでの下山は論外なので、東仙ルートへ行くしかない。
フラフラ状態で那岐山に戻った時には、人影はほとんどなかった。
山頂まで辿り着くと、確か二組ほどが休憩していた記憶。
自分も休みたい気持ちはあったが、初ルートでこれ以上遅くなるのはまずいので、下山開始。
階段地獄らしいが、西よりは怖くないだろうと踏んでいた。
実際に歩いてみると、確かにほぼ階段。
しかも人影皆無。
天気と時間と木立のせいで薄暗い。
階段は高さも幅もまちまちで、膝にくる。
急坂エリアでは段の幅が狭い上に濡れているため、滑りそうで怖い。
ここも足を滑らせたらタダでは済まなさそうだった。
登山口に着くのは下手したら5時近くになるかも、と覚悟していたけれど、幸い、真っ暗になる前に無事に降りることが出来た。
ホッとしたのも束の間、ツーリングサポーターでホテルまでのルートを検索しようとしたら、ネット未接続のため検索不可、のメッセージが。
いやいや、なんのためにプレミアム契約したと思ってんだよ!!!
何度やってもダメなので、仕方なくうろ覚えで原付を走らせた。
53号線に出たまでは良かった。
ところが、行きは結構な山道とトンネルだったはずだが、平坦な道が続く。
でも見覚えのある道な気もするし…
けれども、かなり走っても山道に出ないし、道標も鳥取県だけで奈義町や岡山県の文字が出てこない。
流石におかしい、と道端に停まってマップをみると、反対方向だったと言うオチ。
その後も何度もマップを確認する羽目になったが、どうにかホテルに戻ることが出来た。
後日、会社の人が同じ週末に那岐山に行っていたことが判明。
滝山までフラフラ往復したんですよ、と話したら、山登りを始めた時期は同じくらいのはずなのに、富士登山や吉備路縦走も完遂済みの、体力段違いのその人に、「那岐山にフラフラになるようなところあったっけ?」と言われてしまい、ちょっと遠い目になった。
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