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Yamareco

記録ID: 734063
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

天目山(三ツドッケ)

2015年10月04日(日) [日帰り]
 - 拍手
Ichibay その他5人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:26
距離
12.3km
登り
1,127m
下り
1,120m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:38
休憩
0:41
合計
5:19
9:19
79
10:38
10:38
17
10:55
10:55
37
11:32
11:35
28
12:03
12:34
39
13:13
13:13
20
13:33
13:34
57
14:31
14:37
1
14:38
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往き:JR奥多摩駅で下車し、東日原行バスに乗車、終点の東日原で下車
ホリデー快速おくたま1号で行くと、奥多摩駅に8時21分に到着、東日原行バスは、8時35分です。
コース状況/
危険箇所等
登山口は、東日原バス停から東に60m戻った坂道に表示板があります。この坂を登ると、民家の裏手を登る細い道に入ります。
登り始めからおよそ標高差500mほどは、急こう配が続きます。最初は、植林帯の中をジグザクに登ります。ジグザグターンは、数えてみると、10回ありました。その後、石灰採石場の脇を登り、さらに急登を行くと、道が尾根の右側を巻くようになります。しばらくすると、前方が明るくなって、小広い場所にNHKの何かのアンテナが立っている地点に到達します。ここは、滝入ノ峰から南南東に延びる尾根を越す地点です。この辺りに来れば、急な登りも一段落といったところです。
しかし、この先、右側の谷が急に落ち込んでいるところを通ります。ここで、万一転んで落ちたら、途中で止まることなく、おそらく谷底まで落下してしまうように感じられます。注意が必要です。
この道をさらに進むと、痩せ尾根の上をいくぶんアップダウンしながら、ヨコスズ山1289mのピークの左を巻いて進んで行きます。しかし、ヨコズズヤマへかすかに踏み跡があるように感じられたので、直登してみました。すると、ピークには、「よこすずやま1289m」と標識板が掲げられていました。
さらに尾根を辿ると、道は1388mのピークの左を巻きますが、ここでも、ピークへ直登してみました。しかし、頂上はヤブになっているだけで、とりたててどうということもありません。そのまま進んで、正規のルートに合流します。
この後は、一杯水避難小屋の手前までは、わりとのんびりと深山の雰囲気を楽しみながら歩けますが、避難小屋手前は少々急な登りになります。しかし、急登もさほど長くは続かずすぐに、避難小屋の赤い屋根が見えてきました。
避難小屋からは、天目山南南東にあるピークに直登する道があります。テーブルとベンチがある休憩所から避難小屋に向かって進み、小屋の右脇を進むと、踏み跡があります。踏み跡入口に「三ツドッケ入口」の小さな表示があります。100m弱の標高差を頑張って15分程度登れば、南南東の峰です。標高は何メートルか不明ですが、地図では1540m以上はあります。
この尾根を北西に辿れば天目山(三ツドッケ)です。若干下った後に、最後に50mほどの急登があります。ここを一頑張りすれば山頂1576mです。
天目山の頂上からの展望はたいへん素晴らしいです。雲取山方面から、石尾根、御前山、大岳山、川苔山と奥多摩の主要な山々が一望できます。
下りは、酉谷山方面へしばらく下り、長沢背稜縦走路の合流地点から、一杯水避難小屋の方向に進みます。なだらかな巻き道です。避難小屋からは、登りと同じルートです。
東日原バス停
2015年10月04日 09:12撮影 by  Canon IXY 140, Canon
1
10/4 9:12
東日原バス停
登山口
2015年10月04日 09:14撮影 by  Canon IXY 140, Canon
10/4 9:14
登山口
2015年10月04日 09:20撮影 by  Canon IXY 140, Canon
10/4 9:20
2015年10月04日 09:22撮影 by  Canon IXY 140, Canon
10/4 9:22
2015年10月04日 09:54撮影 by  Canon IXY 140, Canon
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10/4 9:54
2015年10月04日 10:33撮影 by  Canon IXY 140, Canon
10/4 10:33
滝入ノ峰から南南東に延びる尾根を越える地点にNHKのアンテナがあります。
2015年10月04日 10:34撮影 by  Canon IXY 140, Canon
10/4 10:34
滝入ノ峰から南南東に延びる尾根を越える地点にNHKのアンテナがあります。
右側の谷がとても深く急で危険です。
2015年10月04日 10:43撮影 by  Canon IXY 140, Canon
10/4 10:43
右側の谷がとても深く急で危険です。
やせ尾根を行きます。
2015年10月04日 10:45撮影 by  Canon IXY 140, Canon
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10/4 10:45
やせ尾根を行きます。
2015年10月04日 10:45撮影 by  Canon IXY 140, Canon
10/4 10:45
長沢背稜見えてきました。
2015年10月04日 10:46撮影 by  Canon IXY 140, Canon
10/4 10:46
長沢背稜見えてきました。
ヨコスズ山の左を巻く道ですが、尾根を外さずに辿るとヨコスズ山のピークに行けます。
2015年10月04日 10:50撮影 by  Canon IXY 140, Canon
10/4 10:50
ヨコスズ山の左を巻く道ですが、尾根を外さずに辿るとヨコスズ山のピークに行けます。
ヨコスズ山のピークです。
2015年10月04日 10:53撮影 by  Canon IXY 140, Canon
10/4 10:53
ヨコスズ山のピークです。
「よこすずやま1289m」の標識板を発見したので、記念撮影。
2015年10月04日 10:54撮影 by  Canon IXY 140, Canon
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10/4 10:54
「よこすずやま1289m」の標識板を発見したので、記念撮影。
ここがヨコスズ山です!
2015年10月04日 10:55撮影 by  Canon IXY 140, Canon
10/4 10:55
ここがヨコスズ山です!
1388mのピークへの登りは、かなり急斜面。
2015年10月04日 11:11撮影 by  Canon IXY 140, Canon
10/4 11:11
1388mのピークへの登りは、かなり急斜面。
1388ピークは、薮になっていて、特筆することもありませんでした。
2015年10月04日 11:15撮影 by  Canon IXY 140, Canon
10/4 11:15
1388ピークは、薮になっていて、特筆することもありませんでした。
一杯水避難小屋
2015年10月04日 11:33撮影 by  Canon IXY 140, Canon
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10/4 11:33
一杯水避難小屋
避難小屋の右脇へ回り込み、
2015年10月04日 11:37撮影 by  Canon IXY 140, Canon
10/4 11:37
避難小屋の右脇へ回り込み、
脇を進むと、
2015年10月04日 11:37撮影 by  Canon IXY 140, Canon
10/4 11:37
脇を進むと、
何か書いてあります。
2015年10月04日 11:38撮影 by  Canon IXY 140, Canon
10/4 11:38
何か書いてあります。
「三ツドッケ入口」とあります。ここから、踏み跡が続いています。
2015年10月04日 11:38撮影 by  Canon IXY 140, Canon
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10/4 11:38
「三ツドッケ入口」とあります。ここから、踏み跡が続いています。
かなりな急登
2015年10月04日 11:39撮影 by  Canon IXY 140, Canon
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10/4 11:39
かなりな急登
2015年10月04日 11:51撮影 by  Canon IXY 140, Canon
10/4 11:51
2015年10月04日 11:52撮影 by  Canon IXY 140, Canon
10/4 11:52
これが三ツドッケの一つ目のドッケ(峰)となるのか?
2015年10月04日 11:52撮影 by  Canon IXY 140, Canon
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10/4 11:52
これが三ツドッケの一つ目のドッケ(峰)となるのか?
2015年10月04日 11:53撮影 by  Canon IXY 140, Canon
10/4 11:53
2015年10月04日 11:54撮影 by  Canon IXY 140, Canon
10/4 11:54
最後の高低差50m
2015年10月04日 11:58撮影 by  Canon IXY 140, Canon
10/4 11:58
最後の高低差50m
天目山の頂上が、二つ目の峰ということになるのか?
2015年10月04日 12:04撮影 by  Canon IXY 140, Canon
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10/4 12:04
天目山の頂上が、二つ目の峰ということになるのか?
雲取山方面
2015年10月04日 12:05撮影 by  Canon IXY 140, Canon
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雲取山方面
鷹ノ巣山方面
2015年10月04日 12:05撮影 by  Canon IXY 140, Canon
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鷹ノ巣山方面
石尾根の向こうに頭をだしているのは三頭山かな。
2015年10月04日 12:05撮影 by  Canon IXY 140, Canon
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10/4 12:05
石尾根の向こうに頭をだしているのは三頭山かな。
右が御前山、左が大岳山
2015年10月04日 12:05撮影 by  Canon IXY 140, Canon
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右が御前山、左が大岳山
右が川苔山、左が蕎麦粒山
2015年10月04日 12:06撮影 by  Canon IXY 140, Canon
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10/4 12:06
右が川苔山、左が蕎麦粒山
左の岩峰が三つ目の峰ということか?
2015年10月04日 12:07撮影 by  Canon IXY 140, Canon
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10/4 12:07
左の岩峰が三つ目の峰ということか?
かすかだが、富士山も見えるではないか!
2015年10月04日 12:15撮影 by  Canon IXY 140, Canon
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10/4 12:15
かすかだが、富士山も見えるではないか!
2015年10月04日 12:35撮影 by  Canon IXY 140, Canon
10/4 12:35
2015年10月04日 12:35撮影 by  Canon IXY 140, Canon
10/4 12:35
2015年10月04日 12:45撮影 by  Canon IXY 140, Canon
10/4 12:45
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図(ブック) 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

天目山は、以前は、展望もたいして得られず、日原の地味な山の一つ程度の認識でしたが、例の「山頂の樹を無断で伐ってしまった事件」について、ネット上のブログなどの書込みを読み、今では奥多摩随一の展望を誇る山になったのだという情報を入手してしまったので、これはぜひ一度行ってみたいなと思っておりました。
最初、東日原から登り、天目山から蕎麦粒山まで歩いて、鳥屋戸尾根を笙ノ岩山を経て川乗橋に下りるコース、あるいはその逆コースを考えたが、今回は、遠くからくる仲間もおり、いつもより遅めのバスになるため、軽く東日原と天目山を往復するコースにしました。
日原の山は、谷が深く険しいという印象があります。この山も最初から急な登りとなりましたが、訪れる人は多くはなく、深山幽谷の趣を十分堪能できました。
秋空の下のやせ尾根歩き、歩くと脚に触れる、枯れかかった草が、干し草のように匂い、落ち葉がかさかさと鳴り、どことなく侘しい感じで、いくぶん感傷的な気分に浸れるというところがいいですね。


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