加江田渓谷散策


天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
感想
勤め人が、好きな事(趣味)にさける時間というのは、
積極的に作らないと、なかなかむつかしいもので。
仕事で疲れて、家でゴロゴロするのも時には必要。でも、
いつまでもそれでは、好きな事に夢中になる喜びは得られないままだ。
とはいえ、貧乏ひまなし。
欲張って、複数の趣味が重なると、
必然、休みの日に、優先準にそれぞれをこなさないといけなくなる。
…それもまた、楽しいのですけれどね。
愛車ジムニーのエンジンが、オイル漏れで修理工場へ。
代車のダイハツムーブでは、林道走りには不安だなあ。
別の趣味で、午前中は、二か所でボランティア活動をこなす。
で、加江田渓谷の丸野駐車場に到着したのは、
…12時前です。
予定では、加江田渓谷遊歩道でキバナノホトトギスを勧つつ、
平成登山道から赤松展望に上がり、(軟弱な己にムチを!)
クンパチ山頂でお昼食べようと思ってましたが、
この時間からだと、昼飯は三時になりそう。
すでにスタートの時点で、グー。腹の虫たちは反乱寸前です。
きっぱりと、予定変更だす!
という訳で、時間も行程も気にせず、
じっくりと遊歩道のお花見道中です。
家族連れ、夫婦、カップル、一人山ガール、一人山オッサン(俺と同類)。
心なしか、いつもより遊歩道は賑やかです。
キバナノホトトギスは、最盛期はまだみたいで、
バッと咲き誇る風景とはいきませんでしたが、
それでも、そこここに、黄色い可憐な花をつけた姿に、
何度も立ち止まって魅入ってしまいました。
歩きだして二キロほどで、硫黄谷の休憩場です。
ここの奥から双石山へと上がれます。きれいなトイレと、テーブルがあり
もうすでに、お弁当を広げているグループがいました。
ここから一キロほど進むと、広河原の休憩場です。
河原におりて、石つたいに対岸へと渡ると、クンパチ山への最短コースです。
ここのテーブルで、コンビニ弁当を広げます。
目の前を、何組もハイカー達が通り過ぎていくのを見つつ、
お昼にありつきました。それはもう、至福の時でございます。
いきなり重低音が耳元をかすめたかと思うと、
目の前30センチに、…一匹のスズメバチ!
近くに巣があるのか?
俺さまの…弁当の上を、徘徊しております。
動くに動けず、石になったまま
緊迫の時を(30秒ほどか)すごしました。
幸い、のり弁の白身魚フライを奪われる事もなく、
ヤツはどこかへ去っていきました。
この日は、山に登らず汗もかかない、ノンビリした日だったのに、
ちがう汗に見舞われてしまいました。
久しぶりの緊張でした。
広河原の先には、多目的広場(旧キャンプ場)があり、
その先には平成登山道への分岐、さらに一キロほどすすむと
あかご渕(花切山への分岐)という具合に、
この遊歩道は散策にも、徳蘇山系の登山口にもなる、
加江田渓谷を楽しみつくす、起点のメインストリートです。
季節の花、猿、イノシシといった自然の王国です。
子どもの頃は、日向ラインと呼んでおり、自転車で泳ぎに行ったり、
山岳部の姉に連れられ、半ば強制的に?登山したりと、
とても想い出も多い場所です。
もっと多くの人達に楽しんでもらいたいと思います。
(※ただし、地域おこしの観点で人をよぶと、かならず自然は壊されていくのではと危惧しています。最近は、トレラン大会なども行われはじめましたが、私個人的には懐疑的でありますね。)
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