三ノ沢岳、宝剣岳

コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
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コース状況/ 危険箇所等 |
三ノ沢岳往復は特に危険な場所無し、宝剣岳はクサリの連続する岩場で危険場所 多々有り。 ロープーウェイでの下山は、この時期は2時間待ちの覚悟が必要。 |
写真
感想
夏休みの週末の名神高速はやはり車が多いと感じました。
駒ヶ根サービスエリアでの宿泊は車の出入りが多く賑やかでした。
気温は涼しく、関西の蒸し暑さがうそのようでした。
翌日はリーダーの手配のタクシー&ロープーウェイであっと言う間に1662mの高み千畳平敷駅まで順調に到着しました。
早朝だったので、混雑を気にする事はありませんでしたが、やはり人気のエリアだけあて続々と人が押し寄せています。
スピーカで帰りは2時間待ちの予告が何回も繰り替えされていましたが、気持ちはもう圧倒する千畳敷カールと青空に蛾蛾とそびえる宝剣岳の稜線の景色とこれから出会えるお花達へ〜
極楽平へのコースは人気ルートから外れて比較的静かです。
まず出あった花は白い大柄な花です。マリリンさんが「カラマツソウだけれど、葉っぱがもみじの形だからモミジカラマツ」と説明してくれて、花の登山の始まりです。コイワカガミ、チングルマ、ウサギギク、アオノツガザクラ、ダイコンソウ、イワツメクサ,ミヤマオトコヨモギ、ヨツバシオガマ、エゾシオガマ、ミヤマハハコ、ヒメウスユキソウ、ゴゼンタチバナ、ツマトリソウ、キバナノコマノツメ、コケモモ、ミヤマキンバイ、シナノオトギリ・・・etc
ゆっくり植物観察をしながら主稜線の極楽平着。
なだらかに北へ辿って、目の前に宝剣岳への岩場が迫って来て三ノ沢岳分岐着。
ここから200mの大下りをして、二つのピークを乗り越したり巻いたりしながら最後に150mの登りで尾根を南に回りこむと三の沢岳のお花畑がパーッと目の前に登場しました。
ハクサンイチゲの白とコイワカガミのピンク、ミヤマキンポウゲ、シナノキンバイの黄色が綺麗です。
チシマギキョウ、ハクサンチドリ、ネバリノギラン等の新顔も登場して賑やかな風景です。
山頂は岩稜地帯で、やけにノッポの三角点が出迎えてくれました。
360度の大パノラマで昼食です。先に到着していた男性方がお湯の用意をしていてくれて美味しいコーヒーでもてなしてくれました。
静かで贅沢な至福のひと時をゆっくり楽しみました。
中央アルプスの主稜線を西方から捕えたアングルに大満足でした。
三ノ沢岳は思ったよりきつい山だと言う評判は、戻りの方が標高差がある事で・・・成る程と納得しました。
縦走路へ戻り、メンバーの希望と時間が早い事もあって、宝剣岳経由で下山する事となりました。
宝剣岳はしっかりした足場とクサリで確保されています。しかし一歩間違えば重篤な事態となるコースでしたが、我がメンバーは楽々とクリアーして、駒が岳分岐の天狗山荘へ下りました。ここからは一気に人が増えます。
下山の千畳敷カールはタカネグンナイフウロ、クルマユリ、メタカラコウ、ミソガワソウ、ミヤマコウゾリナ、ホソバトリカブト、アカバナ・・etcが加わりました。
千畳敷駅は団体観光客も加わってうんざりする賑わいです。
朝の予告通り2時間待ちしてロープーウェイで下山して、待機していたバスに乗り、駒ケ池まで戻りました。
「こまくさの湯」に立ち寄り、時間が無いので、夕食は外食に切り替えて、リーダーが下調べしてくれていた、天竜川沿いの丸塚緑地公園で小宴会の後、快適な眠りに着きました。
色々と手配下さったCLの鈴北さん、先頭で頑張ってくれたマリリンさんお世話になりました。ひーさん、みかんさんお疲れ様でした。。
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