野猿峠・長沼公園のクロヤツシロラン＋α

2024年10月13日(日) [日帰り]

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

〇野猿峠・長沼公園
京王線南大沢駅から野猿峠バス停(往復)
〇小山内裏公園
京王線多摩境駅から徒歩で往復

コース状況／危険箇所等

危険箇所はなかったです。

写真

《野猿峠のクロヤツシロラン》
10日前に訪れたときには、まもなく開花しそうな株が幾つもありましたので、再訪しました。

《野猿峠のクロヤツシロラン》
薄暗い竹林のなかに、クロヤツシロランがひっそりと佇んでいました。

《野猿峠のクロヤツシロラン》
わずかに差し込む光を背中に受けています。

《野猿峠のクロヤツシロラン》
今年は当たり年のようで、30株以上を確認できました。

《野猿峠のクロヤツシロラン》
闇夜を思わせるなかで、花は艶めいていました。

《野猿峠のクロヤツシロラン》
目立たぬ姿ながらも、神秘的な色と形です。

《野猿峠のクロヤツシロラン》
竹林の守り神のようにも見えました。

《野猿峠のクロヤツシロラン》
まさに妖艶です。

《野猿峠のアキザキヤツシロラン》
クロヤツシロランよりも背が高く、見つけやすいです。

《野猿峠のアキザキヤツシロラン》
通常のランがもつ華やかさとは対極にあります。

《野猿峠のアキザキヤツシロラン》
とにかく地味です。

《野猿峠のアキザキヤツシロラン》
まったく目立ちません。目を凝らしてようやく気づくほど控えめです。

《野猿峠のアキザキヤツシロラン》
内をのぞき込んでみました。

ヨウシュヤマゴボウ

吉田類さんの酒場放浪記でも紹介されたようです。

ミズヒキ

「野猿の尾根道」を行きます。

キバナコスモス

キバナアキギリが緑に映えて鮮やかでした。

風に揺れるたびに軽やかに踊っていました。

《長沼公園のクロヤツシロラン》
派手さの代わりに、じっくりと染み込むような美しさです。

《長沼公園のクロヤツシロラン》
自然と同化した佇まいです。

《長沼公園のクロヤツシロラン》
花弁に秘められた茶褐色の陰影が、妙に心を惹きつけます。

《長沼公園のクロヤツシロラン》
竹林にひっそりと息づく、まさに秘密の花です。

《長沼公園のクロヤツシロラン》

《長沼公園のクロヤツシロラン》

《長沼公園のクロヤツシロラン》

細長い茎からぶら下がるツリフネソウは、釣り船の形に似た独特のフォルムをしています。

紫がかったピンク色が、緑豊かな葉の間で鮮やかに浮かび上がっていました。

ここにもキバナコスモスが咲き乱れていました。

ミゾソバ

「殿ケ谷の道」をたどりました。

《小山内裏公園》
コシオガマは、深い緑色で鋸歯状の葉に対比して、花の柔らかさが素敵です。

《小山内裏公園》
全体の姿は控えめでありながら、淡いピンクが優美です。

《小山内裏公園》
ツクバトリカブトの深い青紫色は、冷たさと高貴さを同時に感じさせます。

《小山内裏公園》
神秘的な魅力です。

《小山内裏公園》
カリガネソウ

《小山内裏公園》
ジョウシュウカモメヅル

《小山内裏公園》
タヌキマメ

《小山内裏公園》
東展望広場への道を行きます。

御岳渓谷では既に見ましたが、多摩丘陵でのアケボノソウは初見でした。

感想

OLTA

10月2日に「野猿峠のアキザキヤツシロランとクロヤシロラン」を鑑賞した際、これから開花しそうな株がたくさんありましたので、野猿峠に再訪することとし、併せて長沼公園のクロヤシロランも鑑賞することにしました。
〇10月2日の記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7308586.html

野猿峠と長沼公園でヤツシロランを十分に堪能したのち、時間が余りましたので小山内裏公園のコシオガマ、ツクバトリカブトも併せて鑑賞することにしました。
また、多摩丘陵のとある場所でアケボノソウにも出逢えました。地元の方によると、以前は3株あったが、盗掘されてこの1株だけが残っているとのことでした。