子ノ権現〜伊豆ヶ岳

2001年07月20日(金) [日帰り]

• GPS: 10:57
• 距離: 12.6km
• 登り: 1,128m
• 下り: 1,068m

コースタイム

西吾野　　　0832
森坂峠手前　1010
子の権現　　1110
見晴休憩所　1125
　　　　　　1200
天目指峠　　1248
　　　　　　1307
高畑山　　　1406
　　　　　　1418
古御岳　　　1458
　　　　　　1402
伊豆ヶ岳　　1530
　　　　　　1551
道迷い
五輪山引返し1640
五輪山発　　1730
正丸駅　　　1900

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車

西吾野発
正丸駅着

コース状況／危険箇所等

森坂峠へのアクセスは、西吾野方面からだと杉の植林の倒壊で道が崩落しており通行不可能。
西吾野駅から国道299号を左折し、道右側にあるガソリンスタンドを少し通り過ぎたあたりで、橋があり、橋の奥にゲートがあるのでそこが森坂峠への入り口。
「この先工事中」の立て看板あり、道を整備している様子で、整備中の砂利道をさらに進むと植林が倒壊しており、進めなくなった。

正丸駅から伊豆ヶ岳へ向かう途中、登山道に入ったところでハチに刺されたという人がこの日だけでも4人はいた模様。
刺された人はみな黒っぽいサポートタイツを着用していたとのこと。
(黒い服装で素早く動くとハチに狙われやすいらしい。黄色もNG。タイツだと服表面から肌までの距離が近いため針が刺さる可能性が高い)


五輪山から正丸駅へのルートは尾根上の道から左に90°方向の急な下り坂となるため目に入りにくい。
道を見落として尾根通しでいくと隣の山に入ってしまうので注意が必要。

写真

8:35 西吾野駅周辺から本陣山。駅に降り立つと平地より涼しい〜

9:00 森坂峠手前、植林が倒れているのをさらに進んだところで道を見失いました。東尾根は止めて子ノ権現に向かいます。

9:50 イワタバコ。小床にて。

11:10 子ノ権現

アジサイがきれいでした。

この時点で12:00、伊豆ヶ岳に向かうにはちょっと遅い時間・・・引き返すべきだったかも。

13:35 中ノ沢頭

14:35 名郷分岐

15:00 古御岳

15:25 伊豆ヶ岳　ふえ〜やっっと到着。

夏草が生い茂って前回3月に来た時の冬枯れとは様子が全く違う・・・

15:30 これから休憩とって下山。日が長くて良かった。ゆとりを持たせた計画と判断、重要ですね。

感想

mitch

近々予定していた北アルプスに向け新しく買った靴を慣らすことが主な目的だったこの山行は、以前訪れたことはあるものの実は初めての単独行でもあった。
当初、計画では森坂峠から下久通に出て、琴平神社裏から伊豆ヶ岳東尾根(山と高原地図にはルートの記載なし)に乗る予定だったが、森坂峠手前で道が崩壊していたため予定を変更し、子ノ権現を経て伊豆ヶ岳に至ることとした。

梅雨明け直後の晴天だったためか、多くのハイカーの人達とすれ違い、道中いろいろなことを教えていただき、また先の道の状況について多くの情報を得ることができた。伊豆ヶ岳から子ノ権現に至るこの道は累積標高差が2000m以上あり、北アルプスを縦走予定の人が歩荷トレーニングに使うこともあるそうだ。小床から子ノ権現までご一緒させていただいたお二人のご年配の方にはノミツバ、マタタビ、タマアジサイ、イワタバコといろんな野草のことを教えていただき、お昼もご一緒させていただいてとても楽しいひとときを過ごすことができた。また、天目指峠で休憩中にご一緒した方が、両足膝をハチに刺されたとおっしゃっていたので驚いた。「大丈夫ですか?!」と伺ったところ、薬を持っておらず刺された箇所が焼けるように熱いとのことだった。その方はキュロットの下に黒っぽいサポートタイツをはいており、タイツのうえから両膝を刺されたそうだ。実はこの日ハチに刺されたのは彼女だけでなく、彼女が伊豆ヶ岳山頂にたどり着いた際、ハチに刺されたと言っている人が他に3人も山頂上にいたそうだ。しかも刺された人は皆黒っぽい色のサポートタイツを着用していたとのことだった。黒い服装で素早く動くとハチに狙われやすいそうだが、足や腕は歩けば動かす場所なので狙われやすく、おまけにタイツは皮膚に密着するので針が服より刺さりやすかったのではないかと思う。
黒い色は確実にハチに狙われると分かったので、ハチの出る時期は黒っぽい服は絶対に避けようと思った。

また、すれ違う方の中に古御岳南側(子ノ権現側)の斜面で転んだという方が何人かいた。梅雨明けで道がぬかるんでいたということもあるが、他の記録でも同じ箇所で転んで数メートル落ちたという方もいるようなので注意が必要そう。
幸い自分は今回は登りだったが、逆周りの場合は気をつけようと思う。