備前片上の里山〜富田松山

2010年08月14日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 3.9km
• 登り: 212m
• 下り: 209m

コースタイム

13:30　備前片上
14:02　東の出丸
14:08　本丸(富田松山城跡)　14:25
14:35　雨乞い跡
14:43　峠の分岐
15:05　備前片上

天候

快晴

アクセス

備前片上駅より登り口まで約5分

コース状況／危険箇所等

コースはよく整備されており、表示版も多く迷うことはありません。
木組みの階段の木が一部朽ちかけています。崩壊しやすいので注意が必要です。

写真

右手に見えるのが富田松山です。頂上には城跡があります。

登山口の富田松山城の案内。

野球グランドの西側入り口の反対側に登山口があります。実はこのグラウンド、元阪神の赤星が自主トレに使っていました。

カニさんのお出迎え。ここらには、沢山いるらしいです。サワガニとはまた違うらしいのですが、詳しいことは分かりません。

右手から昇り、正面から下山してきました。

道はよく整備されていて歩きやすいです。

本丸跡まであと500メートルの標識があらわれました!

鞍部を西に100メートルほど行くと、東の出丸です。

ご丁寧に、土塁跡の説明がありますが、私はよく分かりませんでした。

片上湾の眺めがすばらしいです。

東の出丸を少し下り、登り返すと本丸(富田松山頂上)は、すぐそこ。頂上を南側に巻いている搦手筋を行きます。

裏門をパスし、大手曲輪へ。裏門のほうが道はよいです。

ここをかきわければ、頂上です。

ひっろー。ベンチも沢山あります。キャッチボールなんて、余裕でできます。

城跡の掲示。

尾根線上、常に見晴らしがききますが、本丸からの眺めは、さすがに格別です。

5、6羽のとんびが、富田松山上空をくるくると回っていました。しばらく見とれてました。

本丸から少し東に行くと、三の丸跡。ここにはトイレがあります。ぼっとん式、蜘蛛の巣の扉付きです。門番は、でっかい蜘蛛さんです。

下っていると、踏んでいた木の階段が崩壊しました。それくらいでこけるほど、私はやわではありません。

東の出丸の少し東にある小さなピークが雨乞い跡です。

手をあわせて、下山しました。

雨乞い跡近くに共同アンテナ。沖浦の集落に電波を供給しているいようです。ケーブルが降りる道は、足場はそれほどよくないですが、行けないことはなさそうです。

木の階段の崩壊、2度目。不覚にも、左手を少しついてしまいまいた。

東方向の200メートルピーク。直下に共同アンテナが見えます。今日はここには、いきません。

200メートルピークへの道は続いているようです。北に道を折れ、下山します。

道の中心が雨水で削られ、ごろごろと岩がむき出しになっています。山に慣れていない方、子供さんは浮石、すべりに注意が必要です。

鹿の食事あとと、思われます。人家近くにも、よく遊びに来るらしいです。

感想

jalan2

以前から気になっていた嫁さんの実家の眼前の山、富田松山に出かけてきました。
里山の何てことはない低山ですが、ルートなどの情報に乏しいので、最寄の備前片上から行ったと想定して、ルート、時間は登録しています。

山頂には、17世紀まであったという富田松山城跡があります。広々とした山頂には、たくさんのベンチが置かれていて、子供連れのちょっとしたハイキングにはうってつけ。片上湾から瀬戸内海にかけての眺望も最高で、もう少し涼しくなったら、昼寝するには最高でしょうね。凧揚げも余裕でできそうです。正月帰ったときには、子供連れで、是非凧揚げに出かけたいと思います(笑)。

富田松山城については、以下のサイトが詳しいです。
http://homepage2.nifty.com/OTIBO_PAGE/oshiro/bizen/wake/todamatu1.htm

富田松山から下山路の峠を挟んで西側には、200メートルピーク、前山、向山があります。200メートルピークの頂上直下には、共同アンテナが見え、峠からの道も続いていたので登れそうです。
また義父によると、前山には随分昔登ったことがあるとのこと。向山に道が続いているかどうかは情報がありませんので、今度歩いてみたいと思います。向山の南には地図上に神社の印がありますので、難田のほうに降りれそうな気もします。25000分の1の地図を携行しましたが、地図にある近辺の山道はいまは、踏み跡さえほとんどないだろうということでした。