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Yamareco

記録ID: 74387
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ハイキング
甲斐駒・北岳

鳳凰山(地蔵岳-心の折れた日)

2010年08月15日(日) 〜 2010年08月16日(月)
 - 拍手
GPS
28:00
距離
11.9km
登り
1,697m
下り
1,709m

コースタイム

1日目
7:30青木鉱泉-9:51南精進ノ滝分岐-12:30白糸の滝-13:39五色の滝-15:00鳳凰小屋
2日目
4:15鳳凰小屋-5:21地蔵岳山頂5:41-6:28鳳凰小屋7:15-12:47青木鉱泉

(メタボタイムです。途中でばててますので参考になりません)
天候 1日目 くもり 2日目 快晴
過去天気図(気象庁) 2010年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
青木鉱泉 駐車場(有料 1日750円)
アクセスである砂利の林道が長いので夜などは注意。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はありませんが、南精進の滝から五色の滝までの
急登はいつまで続くのか?と思うぐらい長いです。

鳳凰小屋(テント1日500円)
ジュースは350円(アルミ缶)飲み終わったあと持っていくと
つぶして捨ててくれます。
トイレがポットンで、バイオではなく扉も不安定なので
女性は気を使うかもしれません。
紙がないので必ずもって行きましょう。
テント場は石がないのでペグが必須です。

水場の沢水が冷たくてとてもおいしいです。(飲み放題!w)
2010年08月15日 07:45撮影 by  FinePix J150W , FUJIFILM
8/15 7:45
2010年08月15日 10:56撮影 by  FinePix J150W , FUJIFILM
8/15 10:56
2010年08月15日 14:31撮影 by  FinePix J150W , FUJIFILM
8/15 14:31
鳳凰小屋
たくさんの人がいます。
2010年08月15日 16:04撮影 by  FinePix J150W , FUJIFILM
8/15 16:04
鳳凰小屋
たくさんの人がいます。
鳳凰小屋の水場
冷たくておいしい。
2010年08月15日 16:04撮影 by  FinePix J150W , FUJIFILM
8/15 16:04
鳳凰小屋の水場
冷たくておいしい。
鳳凰小屋のテン場
細かい砂利ですごしやすいです。
2010年08月15日 16:05撮影 by  FinePix J150W , FUJIFILM
8/15 16:05
鳳凰小屋のテン場
細かい砂利ですごしやすいです。
朝日がでてきた
2010年08月16日 05:03撮影 by  FinePix J150W , FUJIFILM
8/16 5:03
朝日がでてきた
朝日を浴びるオベリスク
2010年08月16日 05:10撮影 by  FinePix J150W , FUJIFILM
8/16 5:10
朝日を浴びるオベリスク
2010年08月16日 05:38撮影 by  FinePix J150W , FUJIFILM
8/16 5:38
2010年08月16日 05:56撮影 by  FinePix J150W , FUJIFILM
8/16 5:56
さよなら。また次回。
2010年08月16日 07:28撮影 by  FinePix J150W , FUJIFILM
8/16 7:28
さよなら。また次回。
白糸の滝
心が折れた場所
2010年08月16日 08:33撮影 by  FinePix J150W , FUJIFILM
8/16 8:33
白糸の滝
心が折れた場所
青木鉱泉
2010年08月16日 12:47撮影 by  FinePix J150W , FUJIFILM
8/16 12:47
青木鉱泉
撮影機器:

感想

はっきり言ってなめていた。
実は、アルプスは初めてで、テントをしょってどこに行こうかと
悩んでいた1週間前。

ふと見た『山と渓谷』の表紙に鳳凰山のオベリスクの写真がのっており
一人で『ここに決めた!』と・・・・
さっそく地図を見て、青木鉱泉から鳳凰小屋に1泊し、地蔵岳、観音岳
薬師岳の3山を周り中道で下山する計画をたてた。

長い砂利の林道を走り、青木鉱泉に車を駐車し歩き出す。
ドンドコ沢。なだらかな道が続き、一瞬の急登りが終わると
南精進の滝の登り口に着く。気温が高いのか、荷物が重いのか
体重が重すぎるのか。。すでにすごい量の汗だ。
分岐のベンチに腰を降ろし、すでに心のどこかで
『もう引き返そう』『テントをしょってなんて無理だったんだ』

と、弱い自分が出始めている。
いや、がんばれ 俺!さぁ登ろう!
歩みが遅いが1歩1歩前へ歩けばいずれ目的地につく!

そういい聞かせて重い腰と荷物を上げる。

ここから1時間30分で白糸の滝だ。
まずは、そこまでがんばろう。

そう思っていたが1時間30分でなんて着かないです。
表示タイムの訂正をお願いします。
何人かに抜かされ、降りてくる人には
『この坂はいつまで続きますか?』と聞く自分

『まだまだですよ』との答えに

(ああ・・まだですか・・)と心が折れそうになってきた。

白糸の滝まで2時間30分。表示タイムのプラス1時間。

ポキッ 何かが折れた音がした。
うん。3山はやめて。テントを小屋において荷物を軽くして
地蔵岳にしよっと。

弱い。弱い。重い重い。

もっと体力をつけること。体重を落とすこと。
ここだなと、テントの中で反省する。

朝、まだ暗い中、空身に近い状態で朝日を見ながら
地蔵岳の山頂に。

『来てよかった』

感動を覚えながら、山小屋でテントを回収し
同じコースを降りる。

そして、心の折れたあの白糸の滝付近の坂道ですれ違う
これから登っていく人たちに

『この坂道はいつまで続きますか?』と聞かれる


『まだまだですよ』






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コメント

おそらく被ってますね・・・
metabonさん

はじめまして。honsamaと申します。
8/15に日帰りで同じコースを辿った者です。
私は大寝坊して朝9時前に青木鉱泉発、オベリスクには14時ごろ着、鳳凰小屋には15時前後に降りました。小屋前のベンチは結構な人数で、僕は残り時間もなくそそくさと下山してしまいましたが、おそらくあの場所ではご一緒だった可能性大かと思います。
鳳凰小屋のトイレ、匂いもなかなか芳しかったですが、テン場は大丈夫でしたか?(今後の参考にさせていただきたく…)
いずれにせよ…なかなかキツいコースでしたね。。。
お疲れ様でした。
2010/8/17 12:44
すごい
はじめまして。honsamaさん。
コメントありがとうございます。
あの日どこかですれ違ってるかもしれませんね。
あのコースを日帰りで行くなんてとてもとても・・

私は1泊2日で鳳凰三山を周る計画でしたが
白糸の滝を登ってるときに心が折れ、
地蔵岳のみにしました^^;

テン場ですが普段の平日は人も少なく静かなようです。
私が泊まった日(honsamaが降りた日)は、テントは
10張り程度だったんですが、大学生の山岳部と外人の
登山客がちょっと騒がしい感じでした。
細かい砂利のテン場でペグもききやすく平坦だったので
とてもすごしやすかったです。

また、どこかの山で会うこともあるかもしれません。
今後ともよろしくお願いします。
2010/8/17 22:21
白糸の滝までは確かにキツいですね・・・
metabonさん

おー、なるほど!「心が折れた」というタイトルの意味、理解しました。
自身の記録にも書きましたが、あの区間は一番急勾配な箇所だと思いました。実際、あのコースは日帰りには厳しいと思いますので一泊が順当かと。。。
なお、テン場のご回答ありがとうございます。
実は近々会社の自称「ワンゲル部」で南アルプス行き(一泊)を計画中なのですが、その候補として下見を兼ねた山行でした。昨年は同じメンツで北岳に無事登りましたが小屋泊まりだったので、今年はテント泊を・・・という発想です。「過ごしやすい」とのコメントで安心しました(トイレは覚悟しないといけないようですが)。ここを行く場合には三山回ろうと思います。
気になったのは「大学生の山岳部」と「外人」さん。
いずれも僕の下りですれ違った4〜5名と2名パーティですよね?
前者はオレンジのアウターがお揃いなのと異様にデカいザック、後者はちょっと遅すぎる時間(多分、鳳凰小屋着が17時くらい?白糸の滝のちょい上ですれ違いましたので)と妙な軽装が記憶に残っています。
鳳凰小屋ではたくさんの登山客がいましたがヤマレコユーザーは少ないんですねえ。
これも何かのご縁かと思いますので、今後とも宜しくお願いしたいと思います。
2010/8/17 23:24
いいですねー
会社のワンゲル部いいですねー
うちの会社の仲間は、先日、遭難騒ぎを起こしてしまい
山には行きにくい状況で^^;

ヘリを2台飛ばしました^^;

そうそう。まさにhonsamaさんがすれ違ったその
パーティーです。よく覚えてらっしゃいますね。
特に外人さんのほうが、メジャーリーガーのように
唾?痰?をペッそこら中に出してたのが
すごい嫌でした。

こちらこそよろしくお願いします。
2010/8/18 22:11
プロフィール画像
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